薬剤師は薬だけでなく、病態に関する知識がなければ、患者さまに寄り添うことはできません。また、医師が検査などの結果に基づいて診断し処方するプロセスを理解していなければ、処方の妥当性を論じることもできません。医師の診断に至ったプロセスや処方意図などが理解できるよう、幅広い知識を養い、患者さまに最適な薬物療法を提供できる薬剤師を目指しています。
研修制度や教育環境が整っていても、能動的に学ぶ姿勢がなければ、十分な知識が得られず、活用することもできません。患者さまの健康を支える専門職としての覚悟を持ち、学ぶ意識や成長意欲を持つことができる職場を選んでほしいと思います。
薬剤師は高い倫理性と使命感を持ち、公共性を発揮することが求められる存在であると思います。医師や看護師などの医療従事者とともに「医療の担い手」としての自覚のもと、患者さまに良質かつ適切な医療を提供できるよう努力し続けることが大切です。
臨床現場では添付文書やインタビューフォームの情報だけでなく、医学論文を読み解き、問題を解決する力が求められています。そのため学生時代から論文に多く触れ、批判的吟味の方法についてもっと学んでおけばよかったと思います。
読書が趣味で、休日に本好きの友人と
オンラインで感想を語り合うのが
一番の気分転換です。旅行も好きで、
青森県の三内丸山遺跡に行ったのを機に、
遺跡の格好よさに目覚め、
静岡県の登呂遺跡にも行くなど、
遺跡めぐりが数年前からのお気に入りです。