2019年取材記事
やりたいことに挑戦できる環境で幅広く薬局運営を学び、将来は自分の薬局を。
次世代を担う薬剤師
あんだち薬局 薬剤師
帝京大学 薬学部卒業 2017年入社
３店舗を経験するＯＪＴ研修で
なりたい薬剤師の姿が明確に
将来は独立して自分の薬局を持ちたいと考えていました。あけぼの関西は、やりたいことに挑戦でき、それを全力でサポートしてくれる環境が整っており、薬局の管理や経営を学び、独立の道に繋がると思い入社を決めました。入社後の導入研修を経て、ＯＪＴ研修として１ヶ月毎に病院門前・クリニック門前・門前を持たない広域店舗の３店舗を経験。特色の異なる３店舗を経験したことで、何をしたいか、どんな薬剤師になりたいかを改めて考えるきっかけになりました。その中で地域の患者さまに最も近いと感じた「門前を持たない広域店舗」で働きたいという思いが強くなり、希望したあんだち薬局に配属されました。
実際に薬局で働き始めると、調剤・鑑査・服薬指導、在宅といった業務の他に、報告書や店舗管理など多岐にわたる業務があることに驚きました。当初は戸惑いましたが、今では様々な業務の大切さに気づき、率先して取り組んでいます。
また、患者さまが来局されるのは、病気・けがによる痛みや不自由さのためと頭では理解していましたが、実際に対応して患者さまの辛さを本当に理解することは難しく、自分の無力さを痛感しました。先輩から、「病気についての勉強はもちろんだけど、患者さまのお話を聞いたり、笑顔で応対することで、患者さまの気持ちが楽になることもある」とアドバイスをいただき、患者さまに少しでも寄り添えるよう、積極的にお話しするように心掛けています。
患者さまや地域の方々に
認知していただき薬局の顔となりたい
入社して３年目、今、取り組んでいるのが漢方喫茶プロジェクトです。事業計画書の作成から導入、患者さまへのアプローチなど先輩方に意見をいただきながら自分で行い立ち上げました。患者さまに認知していただくためのプランも進めており、挑戦する面白さや大きなやりがいを感じています。大変なことも多々ありますが、患者さまから感謝の言葉をいただくと、とてもやりがいを感じます。漢方喫茶をさらに充実させ、地域の方々の健康を今以上にサポートできる健康サポート薬局・薬剤師を目指しています。当社の会社規模はどんどん大きくなっていますが、社員同士がとても近く、どの店舗に行っても知った顔があり、温かく迎えてくれる雰囲気は変わりません。また、しっかりと地域に根ざしてほしいという思いから異動も少なく、アットホームな「かかりつけ薬局」を目指す環境にもあります。今以上に患者さまや地域の方々に私自身を認知していただき、健康について何かあれば「〇〇に聞きに行こう」と思っていただける薬局の顔になりたいと思っています。
TO MY FUTURE
Myタイムカプセル
5・10年後の私
将来は自分で薬局を経営したいと考えています。薬局運営に関わる様々な知識を身につけ、患者さまの健康をサポートできる、患者さまから愛される薬局を作っていきたいと思っています。
ADVICE
学生の皆さんへアドバイス
-
社会人と学生の
違い例えば、学生は学校を休もうと思えば誰に迷惑をかけることなく休めます。社会人は、自分の行動が多くの方に影響を与え、迷惑をかけることになります。自分の行動に責任をもって、まわりの方々と協調して行動することが、学生時代以上に必要となってきます。
-
学生時代にしておけば
よかったこと社会人になると性別も年代も価値観も違う方と接する機会が多くなります。学生時代にもっと様々な人と交流しコミュニケーション能力を高めたり、幅広い価値観を知っておけばよかったと思います。
-
キャリア選択の
アドバイスその会社に入って何をやりたいかを明確にすることは大切ですが、それが出来なかったときの喪失感は大きいと思います。自分のやりたいことを最初から決めつけず、仕事をしながらやりたいことが変化し、新たに見つけられることも理解しておく必要があると思います。
オフタイム
体を動かすことやゲームが好き。
休日は思いっきり楽しんでいます。
