専門性を発揮でき、やりがいも大きい!
感染領域は幅広く、勉強は大変ですが、あらゆる診療科に関連し、薬剤師が専門性を発揮することで、薬剤耐性菌の抑制や、症状の改善につながるケースもあり、やりがいも大きいものです。ぜひ興味を持って多くの人に学んでもらいたいと思います。
感染制御認定薬剤師の認定を申請する者は、以下の資格を満たす必要があります。
(1)薬剤師としての実務経験を3年以上有し、日本病院薬剤師会の会員であること。(2)別に定める学会のいずれかの会員であること。(3)病院または診療所に勤務し、3年以上、かつ、申請時に引き続いて1年以上施設内において、感染制御活動(院内感染防止対策委員会、院内感染対策チーム、抗菌薬適正使用支援チームの一員、委員会・チームと連携した活動など)に従事していること。(4)施設内において、感染制御に貢献した業務内容及び薬剤師としての薬学的介入により実施した対策の内容を20例以上報告できること。(5)日本病院薬剤師会が認定する感染制御領域の講習会、及び別に定める学会が主催する感染制御領域の講習会などを所定の単位(20時間、10単位)以上履修していること、などの条件があります。
※(2)(5)の「別に定める学会」は次の通り。●日本医療薬学会 ●日本薬学会 ●日本臨床薬理学会 ●日本TDM学会 ●ICD制度協議会に加盟している学会・研究会