自分の興味や「やりたいこと」を
実現していく
総合病院前郡山店の薬局長としての業務に加え、昨年より新たに認知症サポーター養成講座の講師役「キャラバンメイト」を務めています。
自分の希望が本部に届き、実現可能な会社ということでサン薬局に入社しましたが、判断はまちがいなかったですね。興味や好奇心を満たせる多くの経験を積め、それらが次の仕事、自分への力になっているように思います。
入社5年目の法隆寺店の立ち上げはその一つです。当社では経営幹部と面接機会が年に一度設けられていますが、「新店の立ち上げを経験してみたい」と伝えていたところ、すぐに法隆寺店の新規開局に経験のない私が抜擢。まずは経験のある薬局長の下で勉強してからと考えていたので、ある意味驚きました。しかし、目標が大きいほど頑張れる性分なので、手探りながら、知識と経験を総動員して準備を進めました。開店後も、近隣ではない病院の処方が予想した以上に流れてくるなど色々な課題と向き合うことになりましたが、あらゆる事態に対応する能力がこの時期一番磨かれたように思います。
キャラバンメイトとして
地域医療にさらに貢献
「認知症サポーター」は、高齢化で増え続ける認知症への対策として厚生労働省が始めた事業で、私はサポーターを養成する講師の役割を担っています。この活動のきっかけも幹部との会話でした。キャラバンメイトも幹部からの紹介でしたが、資格取得をしたいが、大勢の人の前で話すことが苦手と話したところ、キャラバンメイト養成講座とともに「社内講師養成講座」も紹介していただきました。この1年で数回の講座を開講、学会にも参加して活動の裾野を広げています。
地域の皆さまの暮らしを守ることは地域密着型のサン薬局の命題でもあり、認知症の方の応援者となるメンバーを増やすことは大変意義のある取り組みと考えています。認知症についてのまわりの理解を深め、家族の方には公的な援助手段を提示するなど情報を提供。当薬局が相談の窓口となり、地域医療や在宅を支えるいい関係、地域ネットワークを構築していけたらと考えています。
プロフェッショナル、そして
オールラウンダーでありたい
薬剤師として目指すのは、あらゆる事態に対応しアドバイスできるオールラウンダーです。薬のプロフェッショナルであるのは薬剤師なら当然。栄養や運動、政治や法律、生活全般について相談してもらえる環境を創っていきたい。
「○○さんだったら信用できるから」と、以前大量のサプリメントを併用されている患者さまに対し、必要なものはなにか適量を計算して提示。健康器具の購入等についても相談に乗りましたが、患者さまが100人おられたら、100通りの接し方があり、提供する情報の内容も異なります。何を欲しておられるかを適正に判断して都度応えていく。来店していただけて初めて知識や情報を提供できるのですから、信頼され選んでもらえる薬局にまずなること。患者さまと接する機会を増やせないと、薬剤師としての意味がないと私は考えています。
ワクワクする仕事が
できるサン薬局
元来好奇心旺盛で、未知なことが大好きな私にとって、サン薬局は手腕を存分にふるえる職場です。病院業務を経験したいと申し出れば病院研修制度に、また大手薬局のシステムを知りたいと伝えれば見学も叶いました。絶妙なタイミングを見計らって、成長の場を提供してもらえる。これは経営幹部との距離が近いからだと思います。モチベーションをつないでいけるのはありがたいこと。仕事に〝ワクワクする〟気持ちは13年間変わらず継続しています。
薬大生の皆さんの前には多くの選択肢が広がっていると思います。薬剤師として何を目指したいのか、ぜひ見定めてください。そして、個々の想いを大事にして叶えようと努力してくれる会社を選んでほしいと思います。