独立行政法人国立病院機構東海北陸グループ

業種 病院
2021年取材記事
回復期リハビリテーション病棟の薬剤業務の確立や医療安全を高める教育体制の整備に貢献したい。
6年制卒 先輩薬剤師
国立病院機構 東名古屋病院 薬剤部
名城大学 薬学部 2014年卒業

「臨床」「研究」「教育」と
幅広い活躍フィールドが魅力

 医療情報に基づいて患者さんの全体像を把握しやすいことに加え、経過を見守れる環境があることから、病院薬剤師を志望。中でも国立病院機構は「臨床」「研究」「教育」を三本柱としていて、病棟業務や臨床研究、後進指導など幅広い活躍フィールドがあることに惹かれ、入職しました。
 1年目はまずは調剤業務の基本を学んだ後に、神経内科と整形外科の病棟業務を担当。実際に臨床現場に立つと、自分の知識不足を痛感し、より勉強にも身が入るようになりました。疑問に思うことがあれば、すぐに調べたり、医師に聞いたり、また患者さんから教えてもらうことも多く、改めて薬剤師は一生勉強し、成長していける仕事だと実感しました。
 その後、外科を含む一般病棟や呼吸器内科病棟も経験し、6年目からは地域包括ケア病棟を、7年目からは回復期リハビリテーション病棟を担当するなど、ほぼ一通りの病棟業務を経験させてもらいました。特に回復期リハビリテーション病棟では、医師や看護師のほか、管理栄養士やソーシャルワーカー、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士など、多くの専門職種が関わり医療の提供を行っています。その中で、薬剤師として患者さん本人の思いや意向、疾患、使用している薬、退院後の生活環境などをふまえた上で、薬の種類や投与量、剤形、用法などの見直しを行い、よりよい薬物療法が提供できるよう努めています。

研究へのサポートも充実
多様な挑戦が可能に

 研究に対するサポートが充実しているのも当機構の特長の一つです。多施設共同研究を行い、学会発表や論文投稿を行うなど、薬剤師が主体となって新しいエビデンスをつくることができるのは、大きなやりがいです。私もすでに筆頭著者として6本、共著で4本の論文を発表しており、さらに2019年からは大学院での研究もスタートさせ、現在は病院薬剤師と薬学研究科の学生の二足のわらじで頑張っています。
 今後は、地域包括ケアシステムの中で薬剤師が職能を最大限に発揮できるように薬薬連携をはじめとした環境整備や、回復期リハビリテーション病棟での薬剤業務の確立、さらに医療安全のさらなる向上を目指し、薬剤を安心して使える教育体制の整備にも取り組んでいきたいと考えています。

TO MY FUTURE

Myタイムカプセル

5・10年後の私

現在、大学院でインシデントレポートなどの情報から、インシデントが起きやすい原因薬や発生要因を解析しています。この学びを生かし、薬剤を安心して使用できる環境、教育体制の整備に貢献していきたいと思います。

ADVICE

学生の皆さんへアドバイス

  • 社会人と学生の
    違い

    自分の判断が患者さんに多大な影響を与えるため、あいまいな情報では役に立たず、しっかりと勉強することが求められます。しかも、学生のテストでは正解は一つですが、臨床現場では必ずしも答えは一つではないため、何がベストかを考え抜く必要があります。

  • 学生時代にしておけば
    よかったこと

    視野を広げるという意味でも海外旅行や研修をしておけばよかったと思います。固定観念にとらわれず、多文化を受容することは、患者さんの背景にある生活環境や価値観などを理解することにつながり、よりよい薬物療法を実践するポイントにもなります。

  • キャリア選択の
    アドバイス

    まず自分が何をしたいか、何を大切にしたいかを書き出してみるとよいと思います。その上で、その方針や考えに合致する職場を探すとよいのではないでしょうか。大学の卒業生など、その職場に勤める先輩の生の声を聞くことも参考になると思います。

オフタイム

休日は家でのんびり過ごしたり、映画を見に行ったり、
またジョギングで名古屋城を一周したりして
心身ともにリラックスしています。
ジョギング中に見る四季折々の風景を楽しんでいます。

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