法人情報詳細

独立行政法人国立病院機構東海北陸グループ

業種 病院

キャリア形成及び教育の考え方

国立病院機構薬剤師能力開発プログラムについて

医療の発展と進歩に伴い、薬剤師も幅広い分野での活躍が期待されています。これに対応するためには、より高度な技術と向上心、倫理観が必要であり、これらを備えた人材を育成することが重要です。また、関連部署との職種横断的な業務に対して柔軟な対応が求められ、個人のスキルや力量のみでは限界もあるため、組織として計画的に人材育成を図ることが強く求められています。国立病院機構では、薬剤師がその使命、役割を果たすために、自分の目標に向かって日々学んでいく際の指針となるよう、薬剤師の本来あるべき姿を示した「国立病院機構薬剤師能力開発プログラム(NHOPAD(PharmacistAbilityDevelopment))」を作成しています。

会社(法人)の魅力

東海北陸国立病院薬剤師会によるコミュニケーションの充実

チーム医療の中で薬剤師が活躍するには、まず薬剤師同士のコミュニケーションを充実させる必要があります。国立病院機構東海北陸グループに所属する薬剤師は東海北陸国立病院薬剤師会の一員として活動します。年1回行われる総会ではグループ内の薬剤師が集い、交流することで情報共有、日々の業務の問題解決の場として利用されます。また、教育研修委員会、業務推進委員会、学術研究委員会に分かれて、自施設のみでは取得できない知識を身につけ、相乗的な知識の増加につながっています。職場の枠を超えた交流もあり、日頃から何でも相談できる風通しの良い風土も、国立病院機構東海北陸グループの特長です。

概要

事業内容 1.医療の提供
2.医療に関する調査及び研究
3.医療に関する技術者の研修
4.前3項に掲げる業務に附帯する業務
診療科目 病院により異なります。詳しくはホームページをご覧ください。
病床数 病院により異なります。詳しくはホームページをご覧ください。
本社所在地 東京都目黒区東が丘2丁目5番21号
設立 2004年4月1日
代表者 理事長 楠岡 英雄
事業所 ■富山県
 富山病院(富山市)
 北陸病院(南砺市)
■石川県
 金沢医療センター(金沢市)
 医王病院(金沢市)
 七尾病院(七尾市)
 石川病院(加賀市)
■岐阜県
 長良医療センター(岐阜市)
■静岡県
 静岡てんかん・神経医療センター(静岡市)
 天竜病院(浜松市)
 静岡医療センター(駿東郡清水町)
■愛知県
 名古屋医療センター(名古屋市中区)
 東名古屋病院(名古屋市名東区)
 東尾張病院(名古屋市守山区)
 豊橋医療センター(豊橋市)
■三重県
 三重病院(津市)
 鈴鹿病院(鈴鹿市)
 三重中央医療センター(津市)
 榊原病院(津市)
■関連施設
 国立駿河療養所(静岡県御殿場市)
 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター(愛知県大府市)
従業員数 約7,100名(東海北陸グループ内 2023年12月1日現在)※法人全体では約63,000名
薬剤師数
(薬学出身者数)
188名(東海北陸グループ内 2023年12月1日現在)
交通機関・アクセス 名古屋市営地下鉄名城線 市役所駅 徒歩1分

先輩インタビュー

出身大学 名城大学
卒業年 平成28年

◆病院薬剤師を選んだ理由・病院薬剤師の魅力

「医師を含め、多職種と気軽に話せる環境」という点が病院薬剤師の魅力であると思います。薬剤師は病院、調剤薬局を問わず、常に処方箋に対して疑問を感じる職種であると言えます。添付文書や参考書を読めば、多少なりとも解答を得ることができますが、本当の意味での解答は、処方医と話すことでしか得られません。薬品の知識で仕事をしている身としては、どれだけ多くの医師と話し、どれだけ多くの解答を見出せるかが重要であると考えています。自分が思う薬剤師は、病院でしか実現できないと感じたため、病院薬剤師を選びました。

◆当院の志望動機

国立病院機構には、転勤があります。個人的にこの転勤は「良い」と捉えています。東海北陸グループに所属する18の病院には、小規模から大規模まで様々な病院があり、1つとして同じ環境はありません。話したことのない医師、新しい勤務体制、初めて目にする薬品などの環境の変化はストレスと感じがちですが、それ以上に大きな成長や貴重な経験を与えてくれます。転勤という環境の変化は薬剤師としての私を常に成長させてくれると感じ、国立病院機構を志望しました。

◆入職してからの仕事の変化・現在の仕事内容

1~2年目までは病棟、調剤室での業務が主でしたが、3年目以降は感染制御チーム(ICT)や抗菌薬適正使用支援チーム(AST)に所属し、チーム医療にも積極的に参加しています。その他、担当病棟の回診や排尿ケアチーム(UCT)にも参加するようになり、薬剤師の業務というよりも、多職種と連携する業務に携わることが多くなってきているように思います。

◆今後の目標

AST、ICTに参加するようになり、感染症に対する興味は日々増しているように思います。感染に携わる身として、感染制御認定薬剤師や抗菌化学療法認定薬剤師といった資格を取得し、より質の高い医療を提供できるよう努力していきたいです。

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