日本調剤株式会社

業種 保険(調剤)薬局
2024年取材記事
病態などを含めた幅広い知識と専門性を持ち 他職種や患者さまから信頼される薬剤師へ。
次世代を担う薬剤師
大阪医科薬科大学薬学部 2019年卒業

総合病院の門前薬局が多いなど
スキルアップできる環境が魅力

 薬局実習で在宅訪問や地域ケア会議で他職種と連携したり、かかりつけ薬剤師として患者さまと継続的に関わったりする姿を目の当たりにして、地域の患者さまに寄り添える薬剤師になりたいという気持ちが強まりました。日本調剤は7割近くが総合病院の門前薬局のため、多くの診療科を経験できることや、認定取得のサポートが手厚いこと、さらに社外ジョブチャレンジ制度もあり、スキルアップに欠かせない環境や体制が整っていると感じ、入社を決めました。
 入社後は、約1カ月にわたる新人研修からスタート。服薬指導演習やグループワーク、ディスカッションに加え、デモ機を活用したインスリンや吸入器の指導法など、実践的な内容が多く、配属後にとても役立ちました。

基幹病院や大学病院の幅広い処方に触れ
資格取得にも意欲

 最初に配属されたのは、30を超える診療科を持つ基幹病院の門前薬局。生活習慣病から難病、HIVウイルス感染症、がんなど、さまざまな処方があり、患者さまから質問されてもすぐに答えられないことも多くありました。それでも焦ることなく、着実に学び、成長できたのは、充実した研修体制と、多くの同期と助け合える環境があったおかげです。また1年目から多くの患者さまの担当をさせてもらい、「あなたの顔を見ると安心する」と言ってもらえたことは大きな自信になりました。
 2年目からは新入社員の教育担当を務め、改めて薬剤師として求められる知識の整理をしたり、一緒に調べたりする中で、共に成長することができました。さらに3年目からは外来がん治療認定薬剤師の取得を目指し、志を同じくするチームに参加。6 年目で晴れて認定を取得しました!がん治療が進化する中で、知識を常にアップデートし、がんで辛い思いをしている患者さまやそのご家族をしっかりサポートできる薬剤師になりたいと考えています。
 現在、私は大学病院の門前薬局に所属しているのですが、処方箋に検査値も記載されているため、検査値の見方や病態への理解を深めようと、毎日1時間を勉強時間と定め、取り組んでいます。他職種や患者さまから信頼される薬剤師を目指し、今後も研鑽を重ねていきたいと思います。

TO MY FUTURE

Myタイムカプセル

5・10年後の私

対物業務から対人業務へと、求められるものが変わっていく中で、患者さまから「選ばれる薬剤師」でありたいと考えています。そのためにはコミュニケーション能力と知識は必須です。入社3年目に認定取得強化チームに参加し、入社6年目になる今年、外来がん治療認定薬剤師を取得しました!がんの知識も深めながら、将来的には複数の資格を取得し、幅広い分野で専門性を高めたいと考えています。

ADVICE

学生の皆さんへアドバイス

  • キャリア選択の
    アドバイス

    自分自身の中で“ぶれない軸”を持つことが大切です。私は仕事をする上で「選ばれる薬局、薬剤師」でありたい、そのためにはどうすべきかと考え、行動しています。就職先を考える時も、自分はどうありたいかを考えることから始めるとよいと思います。

  • 社会人への
    心構え

    医療人としての自覚を持つことが大切です。責任を持って服薬指導をして、患者さまに薬物療法を適切にしてもらえるようにしなければなりません。特に近年ではポリファーマシー削減など、薬剤師は多くの使命を持っています。

  • こういう人と
    働きたい!

    お互いに切磋琢磨できる同僚がいるので、毎日勉強になります。例えば、検査値や体重を確認した上で、疑義照会したほうがよいかを迷った時に、一緒にガイドラインなどを見て考えたり、珍しい症例を教え合ったりしています。

オフタイム

全国の同期とは一緒に旅行したり、遊んだりしています!
コロナ禍で集まることができなかった間も、
定期的に連絡を取り合っていました。
仕事からプライベートまで色々な話をして、
楽しく過ごせるステキな仲間がいます!

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