総合メディカル株式会社(そうごう薬局グループ)

業種 保険(調剤)薬局
2021年取材記事
研鑽を積んで夢を実現し 薬剤師の職域の限界突破へ全力で挑む。
そうごう薬局
薬学部 2006 年卒業
私のCAREER
社内専門薬剤師(在宅分野)

結婚を機に長期的なキャリア形成を視野に、総合メディカルグループに転職。2年半にわたる育休から復職後、最新情報を吸収しようと自己研鑽に励み、様々な資格も取得。これらを活かし、社内外で幅広く活動をしています。

16年のCAREER

  • 1年目

    大手調剤薬局
    派遣薬剤師などを経験

    大手調剤薬局に入社。大学病院前の薬局に配属され、様々な疾患・背景を持つ患者さんの調剤・服薬指導を約2年間にわたり経験した後、退職。派遣薬剤師として、様々なタイプの薬局を経験

  • 5年目

    総合メディカルグループに入社
    薬局長に就任

    結婚を機に、長期的なキャリア形成も視野に入れて総合メディカルへ入社。薬局長になるための研修を受け、翌年に内科クリニック前の店舗の薬局長に就任。在宅医療を推進するチームメンバーとしても積極的に活動

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    ここがPOINT1

    在宅医療推進チームでの経験を活かし、施設在宅を応需。薬の管理や相互作用のチェックなどから始め、次第に入居者さま一人ひとりの状況に基づいた細かな相談もしていただけるように。パートナーとして頼っていただけていると思うとやりがいも大きいです。

  • 13年目

    2年半の育児休暇から復職
    社内専門薬剤師(在宅分野)の資格など取得

    出産後、2年半の育児休暇を取得。育児休暇中に、以前から興味のあった防災士の資格を取得。復職後は、社内専門薬剤師を志望し、14年目には社内専門薬剤師(在宅分野)の資格、および認知症ケア専門士の資格を取得

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    ここがPOINT2

    育休で2年半も実務を離れていたので、知識をアップデートしようと必死に勉強。新たな知識を吸収することに喜びを覚え、社内専門薬剤師(在宅分野)や、認知症ケア専門士の資格まで取得。特に認知症ケア専門士は、多職種が連携する際の「共通言語」的な要素が大きく、円滑なコミュニケーションにつながっています。

  • 15年目

    「ブロック(エリア)内災害対策チーム」
    を設立

    「ブロック(エリア)内災害対策チーム」を設立。また薬局業務に加え、認知症サポーター養成講座、薬剤師の視点を交えた防災啓発、「女性の健康サポートセミナー」の講師など、薬局外での活動にも注力

薬剤師の職域の限界を感じ
模索し続ける

 大学卒業後、大手調剤薬局に就職し、大学病院前の店舗で2年間を過ごしました。その間に様々な疾患・背景を持つ患者さんへの対応を経験、特に幅広い診療科の処方箋を扱うことができたことは大きな自信になりました。一方で、難病指定されている重たい処方の患者さんから、「医師に言って薬を増やしてもらっても状態が改善されない」という訴えに対して、ただ聞くことしかできなかったり、医師への疑義照会も添付文書上の指摘程度で、なかなか提言までは難しい状況があったり…。不安を感じている患者さんの役に立ちたいという強い気持ちがありながら、当時はどうすることもできない自分が歯がゆく、「薬剤師の職域の限界」を感じる場面が多くありました。
 そこで経験値を上げたいと、退職して派遣薬剤師として様々なタイプの薬局で勤務。多様な人と出会い、知識も経験も広がりました。と同時に、薬局長という責任あるポジションも経験したいという思いも芽生えてきました。ちょうどその頃、結婚したのを機に、長期的なビジョンのもと、キャリア形成していくことも視野に入れ、再就職を決意。大学の友人も多く勤める総合メディカルに入社しました。

薬局長という立場と
在宅医療推進チームでの
活動で視野が広がる

 総合メディカルに入社後、配属されたのは、内科クリニック前でありながら、近くに基幹病院もあるため、多様な処方箋、層の広い患者さんへの対応が求められる店舗。薬局長に丁寧に指導いただき、調剤スキルのブラッシュアップはもちろん、在庫管理や医師との関わり方などについても学んでいきました。薬局長になるためのマネジメント研修も受講し、入社から1年後には希望していた薬局長に就任することができました。
 着任当時は、まだ開局して数年しか経っていないこともあって、1日の処方箋応需枚数は10枚に届かないような日もあったのですが、目の前の一人ひとりの患者さんに真摯に向き合い、地道に周知活動をしたことで、私が薬局長になって10年が経過した今は、応需数が増えただけでなく、施設在宅の開始など、ボリュームで言うと10倍近くになっているように感じます。
 多くの人から信頼され、相談していただけるようになったのは、ひとえに患者さんと接する時間を大切にしてきたから。どんな相談にも応えられるよう、薬だけでなく、病態についても深く理解するように努めました。また、在宅医療推進チームの発足メンバーに加わり、施設在宅のスタートの仕方や、他職種との連携のあり方などについても学びました。これがきっかけで、薬局の外にも薬剤師の職能を活用して、地域の皆さんのお役に立てることはまだたくさんあると、一気に視野が広がりました。

育休から復職し
様々な資格取得にも注力

 10年目から2年半にわたって産休・育休を取得し、その間にもともと興味のあった防災士の資格も取得しました。
 復職後は、最新知識を補うため、会社が費用の一部を負担してくれるeラーニングなども活用しながら猛勉強。社内専門薬剤師(在宅分野)取得に向けた勉強にも取り組み、復職から1年後に合格することができました。当社には、在宅のほかにも糖尿病、がん、小児、腎疾患、HIV、プライマリケアの7分野で、それぞれレベルに応じた4階級の資格を設置。資格取得を目指す人たちに向けた集合研修や筆記だけでなく実技試験もあり、知識を総合的に高められるのが魅力です。
 患者さんや地域の皆さんに、いろいろな角度からアプローチし、さらにお役に立てる薬剤師になりたいと自己研鑽を重ね、認知症ケア専門士の資格も取得しました。特に認知症ケア専門士を目指す人は、介護や福祉に携わる人も多く、研修などを通じて他職種の視点を学べたことも、とても参考になりました。

薬剤師としての知見を活かし
活躍できる場を広げたい

 現在では専門薬剤師として店舗業務や若手の育成に力を注ぐと同時に、薬局外での活動にも奔走。認知症キャラバンメイトとして認知症サポーター養成講座や、女性の健康コーディネーターとして「女性の健康サポートセミナー」、防災士の資格を活かして災害用備蓄薬の啓発など薬剤師の視点を交えた出前講座などの講師を務め、さらに自治体の災害対策委員や、薬剤管理を担当している介護施設に対してBCP作成の助言まで、活動は多岐にわたり、非常に充実した日々です。
 また、2020年にはブロック(エリア)内災害対策チームの設立も主導するなど、上司の理解と協力のもと、自分のやりたいことを着々と実現できていると感じています。
 薬剤師として働き始めた頃、高い壁と感じた「薬剤師の職域の限界」も、今では自分の努力と周囲のサポートがあれば、必ずや突破できると確信を持って言えるようになりました。社内の専門薬剤師制度の分野に災害分野を新設するなど、まだまだ叶えたい夢や目標がたくさんあるので、これからも全力で取り組み、薬剤師の職能拡大につなげていきたいと思います。

TO MY FUTURE

Myタイムカプセル

5・10年後の私

ブロック(エリア)内災害対策チームを、いずれは全社規模の災害専門薬剤師チームにしていきたいという夢があります。日常と非日常の境がなく、地域の皆さんの健康をサポートできる体制構築を目標に、医療や介護のスタッフが連携して取り組む状況をつくっていきたいと思います。

これが成功の分岐点

「在宅医療推進チーム」のメンバーに選抜され、
視野が広がった

それまで「薬剤師=薬局の中で働く人」という先入観があったのですが、在宅医療推進チームでの活動を通じて、「薬局の外にも薬剤師が活躍できる場はたくさんある」と気付き、視野が大きく広がりました。その後は、現場薬剤師としてはもちろん、多職種連携、啓発活動、講演活動など、薬剤師としての職能を活かして患者さんや社会に広く貢献することにも力を注ぐようになりました。

私なりの仕事の心掛け

患者さんの命、人生を預かっていることを常に意識し、
処方内容を評価

「目の前の患者さんの状況を少しでも改善させてあげたい」という気持ちが強いです。薬剤師は医師のように直接治療をすることはできませんが、「医薬品の提供」を通じて、患者さんの命や人生を預かっていると肝に銘じて仕事をするようにしています。また、患者さんが使用している薬剤だけを見るのではなく、患者さんの気持ちやバックグラウンドを知った上で、薬剤師の視点から処方内容を評価するように心掛け、必要があれば医師へ相談、提案を行うようにしています。

学生の皆さんへメッセージ

多彩な活躍フィールドがあり
自分のやりたいことを見付けたい人にぴったり

学生のうちにやりたいことが明確でなくても、年齢や経験を重ねる中で見えてくるものがあると思うので、不安に思うことはありません。特に当社は、調剤業務だけでなく、専門性の追求、育成、人事、マネジメントなど、一人ひとりの能力を伸ばし、それを発揮できるフィールドがたくさんあると感じています。また、周囲の人に「自分が何をしたいのか」、などの思いを言葉にして伝え、協力体制をつくることも大切です。業務に真摯に取り組む中で、「自分のやりたいこと」を見付け、実現させてほしいと思います。

オフタイム

医療系や自己啓発本などをよく読むのですが、仕事のことを考えない時間も意識的につくろうと、昨年からフランス語を習い始めました。娘と一緒に通っているため、親子で楽しむ時間にもなっており、よいリフレッシュになっています。
今年から増えたもう1人(?)の家族、デグー(ネズミ)の「そら」も、私にとって癒しの存在。自然と赤ちゃん言葉になってしまうくらい溺愛しています!

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