化学療法室の専任として、抗がん剤調製・監査、レジメン監査、レジメン管理業務に取り組むほか、薬剤師外来も担当し、支持療法の提案や外用剤の使用方法の説明などを行っています。 また患者さんと医療スタッフや患者さん同士の交流を促進する取り組みにも力を入れています。
●日々の臨床の中で生じたクリニカル・クエスチョンを掘り下げて研究し、学会発表、論文化することで研究結果を発信し、患者さんのよりよい医療につなげていきたいと考えています。
●今後は抗がん剤以外の分野についても知識を深め、後輩からさまざまな面で目標とされる先輩になりたいと思います。
先輩の一言に後押しされ
積極的な言動へシフト
入職してまだ間もない頃に、「遠慮せず、思うように仕事をしたらいい」と先輩薬剤師から声をかけてもらいました。自分に自信が持てず、ついつい消極的になりがちだった私でしたが、この一言で「こうした方がよいのではないか」と積極的に意見を言ったり、行動に移したりするように変わりました。「今の判断はよかったよ」などと言ってもらえることも増え、成長につながりました。
後輩に積極的に話しかけ
風通しのよい職場に
7年目ともなると若手の薬剤師からは話しかけづらい存在になってくると思うので、休憩時間や業務後の時間に仕事以外の話をするなど、話しかけやすい雰囲気づくりを心掛けています。また、後輩の意見には積極的に耳を傾け、よりよい職場づくりに役立てていきたいと考えています。
将来、何がやりたいかを
考えて仕事選びを
まずは、自分が将来、何がやりたいかを考えることが大切です。「やりたいことをやる」という気持ちがあれば、たとえ仕事でうまくいかないことがあったとしても、モチベーションを維持しながら乗り切っていけると思います。まだやりたいことが決まっていない場合は、いろいろな仕事を見て聞いて、自分の長所・短所をわかった上で、やりたいことを探すとよいと思います。
職場の先輩や後輩と飲み会をしたり、学会で訪れた先でおいしいものを食べたり、観光地を訪れたりして、リフレッシュしています。