法人情報詳細
学校法人藤田学園 藤田医科大学病院
キャリア形成及び教育の考え方
確立した教育プログラムによりスキルアップしやすい環境です
薬剤部内には学術・臨床研究推進委員会、スキルアップ委員会、新人教育係といった組織があり、スタッフへの様々な教育プログラムを構築しています。
当院に入職した際には「親子制度」という新人一人ひとりに指導薬剤師が割り付けられ、業務や知識面だけでなく、いろいろな相談が受けられます。更に指導薬剤師(親)に関係するファミリー全体でサポートする雰囲気があります。
特に若手薬剤師に向けては、各部署の業務内容教育をはじめ、各領域の治療薬や疾患に関する教育プログラムも準備されています。
また、各種専門認定薬剤師の取得や学会発表、論文投稿といった取り組みに対しても、先輩薬剤師からの指導を受けながら進めることができます。

会社(法人)の魅力
高度医療を支える質の高い薬剤師業務を展開しています
当院は1376床を有する国内最大の急性期病院で、特定機能病院をはじめ様々な拠点病院に指定されております。また、JCI認証などの外部機関評価を取得しています。
このような高度医療において、薬剤部も様々な部分で関与し薬剤師を展開しています。すべての病棟に薬剤師を配置し薬剤管理指導業務を遂行するだけでなく、救命救急センター、手術室にも専任スタッフが専門的なスキルを持って担当しています。
N S T、疼痛緩和チームといったチーム医療の全てに薬剤師が関わり、薬の専門家としての役割を果たしています。
また、I C Tや安全管理室には薬剤師を専従させ、病院運営にとって重要な課題である感染対策、医療安全にも貢献しています。

概要
事業内容 | 1973(昭和48)年に開院し、全国で最多のベッド数やトップクラスの医療内容を誇る大学病院として、ロボット支援手術を含む最先端医療からリハビリテーション、緩和ケアにわたる多面的な医療を展開しています。 厚生労働省が定める特定機能病院として、「安全で質の高い医療の提供」の実践と、「これを実現するための医療人の教育、研究の推進」を目指しています。 現在、42診療科、1,376病床を有し、外来患者数約2,400名/日、入院患者数約1,300名/日を約3,000名の教職員で「安心で安全な医療」「高度な先進医療」を提供しております。 ◎標榜科(医療法)/26科 内科、精神科、脳神経内科、循環器内科、小児科、外科、整形外科、形成外科、脳神経外科、呼吸器外科、心臓血管外科、血管外科、皮膚科、泌尿器科、産科、婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、放射線科、歯科、矯正歯科、小児歯科、麻酔科、病理診断科、救急科 ◎概要 特定機能病院、災害拠点病院、臨床研修指定病院、エイズ拠点病院、地域がん診療連携拠点病院、肝疾患診療連携拠点病院、地域周産期母子医療センター |
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診療科目 | 42科 |
病床数 | 1,376床 |
本社所在地 | 愛知県豊明市沓掛町田楽ケ窪1番地98 |
創業 | 開院 1973(昭和48)年 |
代表者 | 病院長 今泉 和良 |
事業所 | 藤田医科大学病院:愛知県豊明市沓掛町田楽ヶ窪1番地98 藤田医科大学ばんたね病院:愛知県名古屋市中川区尾頭橋三丁目6番10号 藤田医科大学七栗記念病院:三重県津市大鳥町424番地の1 藤田医科大学岡崎医療センター:愛知県岡崎市針崎町字五反田1番地 |
従業員数 | 7,447名 ※2025年6月時点 |
薬剤師数 (薬学出身者数) |
222名 |
専門・認定薬剤師 | 日本医療薬学会 医療薬学専門薬剤師4名、医療薬学指導薬剤師3名、薬物療法指導薬剤師1名 薬物療法専門薬剤師1名、がん専門薬剤師6名、がん指導薬剤師4名 臨床腫瘍学会 外来がん治療専門薬剤師2名、外来がん治療認定薬剤師2名 日本緩和医療薬学会 緩和薬物療法認定薬剤師1名 日本静脈経腸栄養学会 栄養サポートチーム専門療養士7名 日本糖尿病療養指導士認定機構 糖尿病療養指導士4名 日本病院薬剤師会 認定指導薬剤師1名、精神科専門薬剤師1名 薬剤師研修センター 小児薬物療法認定薬剤師3名、漢方・生薬認定薬剤師1名 薬学教育協議会 認定実務実習指導薬剤師5名 など |
お問い合わせ先 | 学校法人藤田学園 法人本部 人事部 人事課 薬剤部採用担当 TEL:0562-93-2723 E-Mail:jin1@fujita-hu.ac.jp |
交通機関・アクセス | 名鉄名古屋本線 前後駅より名鉄バス15分 地下鉄徳重駅より市バス「藤田医科大学病院」行き20分 |
先輩インタビュー
出身大学 | 名城大学 |
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卒業年 | 2021年 |
◆病院薬剤師を選んだ理由・病院薬剤師の魅力
母が病院薬剤師をしていたこともあり、入学時から病院薬剤師として働きたいと思っていました。病院実習や研究を通して担当してくださった薬剤師が病棟で医師や看護師などの他職種と連携を取り、患者さんに最適な医療を提供するために取り組んでいる姿を拝見し、病院薬剤師になることを決意しました。病院では調剤だけでなく、高カロリー輸液や抗がん剤の調製も行えるため、様々な知識や技術を身に付けることができるのではないかと思いました。また、大学で臨床研究を行っていたこともあり、研究も続けていきたいと考えていました。
◆当院の志望動機
当院は様々な診療科があり、様々な分野の薬剤に触れることができ、幅広い知識が身につくと考えました。また、5年生の病院実習と研究を当院で行い、薬剤師の先生方の働き方や仲の良さを体験できたため、自分が当院で働く姿を想像できました。さらに当院薬剤部には「親子制度」と呼ばれる制度が存在し、新人薬剤師には「親」と呼ばれる先輩の薬剤師がつきます。親の先生は業務のことはもちろん、業務以にも様々なサポートをしていただけます。研究や資格取得のための症例の記載方法や学会への参加もサポートしていただけます。
◆入職してからの仕事の変化・現在の仕事内容
1年目は調剤室、注射室、化学療法室、手術室などの部署をローテーションし、薬剤の基本的な知識を身につけ、2年目の途中から病棟に配属されます。現在私は病棟と調剤室を兼任しており、調剤室では外来患者や入院患者の内服薬を調剤しています。また病棟では精神科担当薬剤師として入院患者の薬剤管理、他職種への情報提供などを行っています。精神科患者への在宅も行っており、2週間に1回薬を届けています。院内の認知症カンファレンスにも参加し、医師、看護師などとせん妄患者や認知症患者への対応について話し合っています。
◆今後の目標
現在私は精神科病棟で業務を行っています。病棟では患者さんからも薬に関する質問を多く受けます。患者さんに安心して薬を使用していただくには、薬剤師が向精神薬を正しく理解し、平易な言葉で説明できる必要があります。今後は向精神薬や精神疾患についてより知識を身に付けるために精神科薬物療法認定薬剤師の取得を目指しています。また調剤室では新人教育にも携わっているため、新人薬剤師が働きやすいように研修の場を整えていきたいと思っています。研究も行っており、学位取得を目指して現在論文を執筆中しています。