エイズや新型インフルエンザ、新型コロナウイルス感染症対策、食品や生活衛生、さらに災害派遣など多様な業務を通じて、見識を深めてきました。すべての業務は県民の健康につながっているというやりがいを感じ、成長し続けられるのが、愛知県庁で働く薬剤師の魅力だと感じています。
今後、指導的な立場になることを見据えて、現在担当している業務についての見識をさらに深めるとともに、まだ経験したことのない業務についても積極的に挑戦していきたいと思います。そして培ってきた経験や知識を活かし、どこに異動しても力を発揮し、また部下や同僚の良き相談相手となれるような人材になることを目指しています。
被災地で実感した
食品や生活衛生の重要性
入庁4年目の時に、東日本大震災で被災した岩手県に1週間派遣され、被災地で食中毒や感染症拡大を防ぐことを目的とした活動を行いました。災害時の食品や生活衛生の重要性を痛感し、DHEAT(災害時健康危機管理チーム)の養成研修を志願して受講することに。広島豪雨災害の発生時には愛知県から派遣されるチームのメンバーとして活動するなど、活躍の場を広げることができました。
他人の業務にも
興味を持って関わることで
仕事がよりスムーズに
他の人がしている業務にも進んで興味を持ち、関わるようにしています。それによって得られたノウハウや知識がいつか自分の業務にも活きてきたり、円滑に連携することができたり、すべてのことは無駄ではないと感じています。
いろいろなことに興味・関心を持ち
交流を図ることで視野を広げてほしい
いろいろなことに興味・関心を持ち、視野を広げていくことを、学生のうちから意識するようにするとよいと思います。特に他学部の人とも交流し、世の中にはいろいろな仕事や考え方があることを知ることは、自分の本当にやりたい仕事、働きたい職場を見つけるヒントにもなります。また、行政の薬剤師は業務の幅が広いことに加えて、獣医師や保健師など、実に多くの人たちと関わる機会があるため、自分の世界を広げたいと思う人にはよい職場だと思います。
大学時代から始めたゴルフを現在も続けており、コースをラウンドしています。最近は、仕事終わりに同僚とナイターゴルフを楽しむことも多く、日々のモチベーションになっています。
休日には、サッカー好きの長男とJリーグの試合をスタジアムで観戦。地元のFC岐阜の応援をしています!