1年目からケモ(がん化学療法)チームのメンバーとして、レジメン管理や新システム導入に携わるほか、 血液内科や循環器科、呼吸器科など多様な診療科の病棟薬剤業務を担当。外来がん治療認定薬剤師の資格を取得し、 外来化学療法室での患者さまへの指導の充実や薬薬連携の強化にも取り組んでいます。
1年目からケモチームの一員としてがん化学療法業務と並行して病棟薬剤業務を担当し、循環器疾患、糖尿病など、さまざまな疾患を持つ患者さまに関わる中で、がんに対する知識に加え、多様な疾患についても理解し、総合的に評価し、提案できる力を磨いてきました。これをさらに突き詰めて、より患者さま一人ひとりの事情や生活スタイルに寄り添った生活指導やアドバイスができるよう、総合的な力を高めていきたいと思います。
よりよい薬物療法のために
日々の「振り返り」を大切に
「振り返ること」を大切にしています。当院では、面談などを通じて半年に1回の振り返りがあるのですが、それだけでなく、日々、1日の終わりにその日の薬剤指導の内容などを思い返して、「本当にそれでよかったのか」「ほかにもっとよい方法や伝え方がなかったか」など、自分自身で評価するようにしています。気になったことがあれば調べたり、先輩や医師に聞いて確認したりして、次回の指導に活かすように取り組んでいます。
外来がん治療認定薬剤師の資格取得が
新たなチャレンジステージを開くカギに
資格取得はゴールではなく、次のチャレンジステージに進むためのカギだと感じています。私の場合、外来がん治療認定薬剤師の資格を取得したことで、外来化学療法室に常駐するなど、新たな経験を積む道が開けました。医師の診察前など限られた時間内で情報を引き出し、的確なアドバイスをすることの難しさを痛感し、より一層、自己研鑽に励むなど、さらなる成長につながっています。
いろいろな職種、施設を見て
自分に合うものを選んでほしい
最初からあまり絞り込まず、視野を広げていろいろな職種を見ることをおすすめします。薬局や病院もそれぞれ特徴があるので、1つを見て「こういうものだ」と思わず、複数を見て、比較検討するとよいと思います。取得したい資格がある場合は、その資格を持っている人がいるかどうかも判断材料になります。ただ、資格取得を目指すにしても、まずはゼネラリストとして幅広い土台を築くことが重要だと感じています。
長期休暇を取って、海外に行くのが一番の楽しみ。ハワイでイルカと泳いだり、フロリダのディズニーワールドに行ったり、ベトナムやタイで美味しいものを食べたり、現地でしかできない体験を楽しんでいます。
音楽も好きで、フェスやライブに行くことも。最近はインターネットでドラマや映画を見ることも増えています。