サンプラザ薬局グループ(株式会社サンプラザ加地)

業種 保険(調剤)薬局
2022年取材記事
社内の委員会やプロジェクトチームに所属し、より多くの患者さまのアドヒアランス向上に尽力。
次世代を担う薬剤師
サンプラザ薬局 管理薬剤師
立命館大学薬学部 2019年卒業

店舗間の距離が近く、
全店が一丸となって
地域に根差した医療を提供

 在宅医療やセルフメディケーションなど地域に根差した活動を行う薬局が、患者さまに一番身近な存在なのではと考え、薬局薬剤師を目指しました。実務実習の際にサンプラザ薬局の指導薬剤師の先生が、薬局近くで多くの方から「先生いつもありがとう!また相談に行きます」と声を掛けられ頼られている姿に憧れ入社を決意しました。
 新人研修では薬剤師業務や業界についての座学と、研修配属店舗での3ヶ月の実務研修で基本を学びました。正式配属後はまずは調剤・投薬を担当。当社は大阪北部に集中して展開しており、店舗間の距離が非常に近いため、全店舗・会社が一丸となってこの地域に根差した医療の提供に取り組んでいることを実感しました。

お薬カレンダーの活用や飲み方の工夫など
より良い服薬を患者さまと共に考える

 2年目に入り、本格的に在宅業務も担当。担当の患者さまが亡くなられた時は、薬剤師としてもっとできることがあったのではと落ち込みましたが、ご家族から「お薬の管理をありがとう。自宅で最期を迎えられて幸せだったと思う。」と感謝の言葉をいただきました。この経験を通して、患者さま・ご家族に寄り添い続けQOLを高められる薬剤師になりたいと一層強く思うようになりました。残薬の多い患者さまには主治医に減薬や用法の変更提案を行ったり、お薬カレンダーの活用や飲み方の工夫をしたり。様々な手段を患者さまと一緒になって考えて実行し、その結果、服薬状況の改善につながった時はとてもやりがいを感じます。
 現在は管理薬剤師としての店舗の管理業務に加え、会社の薬剤業務支援委員会に所属し、誤薬を減らす取り組みや薬剤師の業務を円滑に行うための支援業務にも注力しています。さらにポリファーマシー対策チームに参加し、各薬局の減薬に対する取り組みをサポートしています。私が担当する患者さまはもちろん、当社の薬局を利用いただくすべての患者さまのアドヒアランス向上につながるよう、仕組みづくりにも尽力しています。

TO MY FUTURE

Myタイムカプセル

5・10年後の私

薬局の近くを歩いていると「○○先生!」と挨拶される、患者さまに信頼される薬剤師になりたいです。日々業務に励み、地域に根差した薬局づくりを目指しています。

ADVICE

学生の皆さんへアドバイス

  • キャリア選択の
    アドバイス

    メーカー・病院・薬局などのインターンシップや見学会に参加したり、働いている人の話を聞くなどして、なりたい薬剤師像やそこで何がしたいのかイメージして書き出すと、目指す方向性が見えてきます。迷ったときはそのメモを見直しましょう。

  • 学生時代にしておけば
    よかったこと

    最近は薬局にも海外の方が来られますが、薬局英会話の本を見ながらの単語や指差しのたどたどしい説明になってしまいます。吸収力のある学生時代にもっと英会話の勉強をしておけばよかったと思います。

  • こういう人と
    働きたい!

    今後の調剤薬局は局内だけでなく、局外にも目を向けることが必要です。在宅業務や多職種との連携、患者さまのアフターフォローなどに、チャレンジ精神で共に頑張っていける方と働きたいです。

オフタイム

夢のマイホームを建てるために、
妻と間取りを考えたり、
ショールームに見学に行くなど、
家づくりに夢中です!

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