三重工場の医薬品製造管理者として、GMPを遵守し適切に製造管理及び品質管理が行われるよう確認し、 品質維持・向上に努めるほか、行政対応など、外部機関との交渉にも当たっています。 不備を指摘された場合は、製造現場と協力して迅速な改善に導くのも私の役割です。
品質管理業務や行政対応など、これまでの経験を生かし、将来的には総括製造販売責任者として自社の製造所に加え、製造委託を行っている協力会社様への監査業務なども行っていきたいと思います。そのためにも、それぞれの製造所のよいところ、改善すべきところを見極める力、またそれらの背景にある法的根拠に関する知識を身に付けられるよう、精進していきます。
「すぐできることはすぐにやる」 ことでよりスムーズに仕事を進行
「すぐできることはすぐにやる」を心掛けています。新人の頃は、どの業務にどれだけ時間を要するかが把握できず、時間配分ができず、他の人の業務に差し支えてしまうこともありました。そうならないためには、優先順位をつけて仕事をすることはもちろん、簡単にできることはすぐ行うことで、難しい仕事、手間のかかる仕事に時間を費やすことができるようになると考えています。
新たな知識習得に より貪欲に取り組む
3年目に医薬品製造管理者を担当するようになったのが、大きな転換点だったと思います。それまで品質管理における試験業務で関連するものに加え、医薬品製造に関わる法的資料にも目を通すようになり、薬学生として勉強してきた内容では補えない領域が多くあることを改めて認識。知識習得に臨む姿勢も、より真剣なものへと変化しました。
早め早めの情報収集と行動で スキルアップを
インターンシップなどで情報を集め、関連する資格取得にチャレンジするなど、早め早めに行動するとよいと思います。例えば、製薬企業で働く場合は予算等も考慮した業務を行わなければならないため、金融・財務関係の知識があると役に立ちますし、製薬工場で働く場合は工学的な知識なども取得していると役に立ちます。
学生時代から剣道をしており、社会人になってからも毎週水曜日のノー残業デーや休日を中心に、週3回ほど稽古に励み、試合や昇段など、プライベートでも目標を持った生活を送っています。
夏休みなど長期休暇では、国内各地の温泉めぐりやご当地グルメを楽しんでいます。