株式会社スギヤマ薬品(ドラッグスギヤマ、スギヤマ調剤薬局)

業種 保険(調剤)薬局ドラッグストア(調剤併設含む)
2024年取材記事
患者さんの生活に寄り添った支援を通じて この人に相談したい」と思われる薬剤師へ。
次世代を担う薬剤師
ドラッグスギヤマ
名城大学薬学部 2024年卒業

充実した研修で
準備万端の状態で店舗へ

 就職活動に当たっては、病院、保険薬局、ドラッグストアとそれぞれに魅力があり、悩みました。そんな時、大学の研究室でネット上での健康に関わる相談内容を調査・分析した際に、病院に行く前の段階で、様々な悩みを持つ人が非常に多いことに改めて気付かされました。そこで未病の段階から関わりたいと思うようになり、ドラッグスギヤマなら医薬品を中心としながら、生活用品の提案も行えるため、患者さんの生活に寄り添った支援ができると感じ、入社を決めました。地元である東海地方を中心に出店していることや、店舗の見学に行った際に、働いている人たちの雰囲気もよく、ここで自分が働く姿がイメージできたことも決め手になりました。
 入社後の研修では、研修センターに設置された模擬薬局で処方箋受付から調剤、服薬指導まで本番さながらに行うことで、一連の流れを身に付けることができました。加えて、OTC医薬品や健康食品、介護や衛生用品など、メーカー担当者による詳しい商品説明もあったため、実際に服薬指導に立った際に、患者さんからの質問にもスムーズに応対することができました。集合研修はロールプレイングやグループワークなども交えて2カ月かけて行われ、その後も手厚いフォローアップ研修があり、同期との絆を深められたこともよかったです。

学びを実践に活かし
疑問を研修で解消する好循環

 私が配属された店舗は、市立病院に近いこともあり、様々な疾患の患者さんが来られます。研修で学んだことを活かし、患者さんの質問に適切に答え、不安を和らげられた時にはやりがいを感じます。一方で、専門用語をできるだけ使わずに、いかにわかりやすく伝えるかや、坐薬や吸入薬を使われる患者さんへの具体的なアドバイス方法など、まだまだ学ぶべきことも多いです。先輩が服薬指導する様子を見て勉強したり、同期に相談してみたり…。周りに何でも気軽に相談できる仲間がいることに加え、「ちょうどそのことで悩んでいた」というタイミングで研修もあり、一歩ずつ着実に成長できていると感じています。
 これからも薬や疾患はもちろん、患者さんの生活に寄り添えるよう幅広い知識を養い、「この人に相談したい」と思われる薬剤師を目指していきたいと思います。

TO MY FUTURE

Myタイムカプセル

5・10年後の私

まずはどんな患者さんにも、薬についてわかりやすく説明できるようになることが目標です。将来的には薬や疾患はもちろん、健康食品、介護・衛生用品など幅広い知識を身に付け、患者さんの生活を多面的にサポートし、「この人に相談したい」「相談してよかった」と思われる薬剤師になりたいと思っています。

ADVICE

学生の皆さんへアドバイス

  • キャリア選択の
    アドバイス

    将来どのように患者さんに関わりたいかをイメージすることが大切です。私の場合は、未病の段階から関わりたいと思い、ドラッグストアを志望しました。見学会や説明会に参加し、企業の方針や雰囲気をリサーチすることも重要です。

  • 社会人と学生の
    違い

    学生時代は自分のために勉強していましたが、社会人になってからは患者さんに服薬指導することを考えて勉強するようになりました。患者さんの命、生活に関わっているという責任感を持って行動することが求められます。

  • 学生時代にしておけば
    よかったこと

    用法用量で注意すべき点や外用薬の使用方法などの説明に役立つよう、薬を実際に使用する場面を想定しながら勉強しておけばよかったと思います。またアルバイトなどを通して違う世代の人と接する機会を持つとよいと思います。

オフタイム

一番の楽しみは好きなアーティストの
コンサートに行くことです。
普段とは違う非日常の空間、
時間を楽しむことで、リフレッシュしています。
普段は飼っている4匹の猫たちにも癒されています。

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