株式会社スギヤマ薬品(ドラッグスギヤマ、スギヤマ調剤薬局)

業種 保険(調剤)薬局ドラッグストア(調剤併設含む)
2021年取材記事
調剤スキルもOTC対応もレベルアップさせ 患者さまからも後輩からも頼られる薬剤師へ。
次世代を担う薬剤師
名城大学薬学部 2019年卒業

日常的な不安に寄り添いたいと
調剤併設型ドラッグストアを志望

 普段の生活の中で感じる健康への不安に寄り添いたいとの思いから、処方箋だけでなくOTC医薬品や医療用品なども扱っている調剤併設型ドラッグストアを志望。なかでもスギヤマ薬品は新人教育をはじめ、教育研修制度がとても充実していることに惹かれ、入社を決めました。
 入社後はまず研修センターで2カ月間にわたって、社会人としての心構えやマナーから、調剤・投薬・OTC対応についての知識やスキルを徹底的に身につけました。特に投薬については、教育担当が患者さま役を務めるロールプレイング形式で行われ、まず自分の中で伝えるべきポイントと、どういう順番で話せば伝わりやすいかなど、あらかじめ決めてから話すようにトレーニングを積むことができました。おかげで安心して店舗に出ることができ、実際の患者さまにも落ち着いて対応できたと感じています。
 その後も定期的にフォロー研修が行われる中で、同期と店舗で感じたことを共有したり、情報交換したり…。「一緒に頑張る仲間がたくさんいる」ことが、大きな力になりました。

薬剤師として着実に
ステップアップし
今年からは新人指導も担当

 現在私が勤務するのは、当社の中でも最大規模クラスの店舗。処方箋応需枚数も多く、多様な医療機関、診療科のものを扱う中で幅広い知識を養うことができています。1年目はわからないことも多く、特に複雑な処方内容の場合は先輩に一つひとつ教えてもらい、時間がかかっても間違いがないように心掛けました。2年目になると後輩もでき、「できないことをなくしていこう」と奮起。まだ経験していない処方に積極的に手を挙げて取り組むなど、経験値を高めていきました。3年目となる今年は、新人薬剤師の指導役を初めて担当。教えることを通じて、自身の知識の整理や定着にもつながっています。
 調剤だけでなく、OTCの知識は家族や友人など身近な人にも役立つので、とても勉強しがいがありますし、お客さまのお悩みを解決して感謝のお言葉をいただけると「もっと勉強しよう」と意欲が湧いてきます。調剤業務もOTC対応もさらにレベルアップして、胸を張って後輩を指導でき、また後輩から頼られる先輩になりたいと思います。

TO MY FUTURE

Myタイムカプセル

5・10年後の私

調剤室のスタッフや登録販売者と連携して、調剤業務とOTC接客のどちらもスマートに対応できる薬剤師になることが目下の課題です。また、いろいろなタイプの店舗を経験し、さらに知識を広げ、柔軟な対応力を培いたいと思います。

ADVICE

学生の皆さんへアドバイス

  • キャリア選択の
    アドバイス

    自分で選択肢を狭めないよう、広く情報を収集するとよいと思います。そのためにも、情報収集は早く始めるのがおすすめです。積極的に見学もして「その会社で何をやりたいのか」「楽しく仕事するには何が必要か」と考えてみてください。

  • 社会人と学生の
    違い

    社会人には会社やお客さまに貢献する責任があります。大変だと感じることもあるかと思いますが、その分やりがいも大きいです。指示されたことだけをするのではなく、何事にも興味や関心を持って取り組むことが大切だと感じています。

  • 学生時代にしておけば
    よかったこと

    社会人になってから学ぶこともできますが、学生時代の下地があるのとないのとでは、成果が全然違ってきます。特に薬理作用や病態の知識など、将来必ず役に立つので、頑張って勉強してほしいと思います。

オフタイム

家で本を読んだり、
映画を見て過ごすことが多いです。
特にSFやミステリーが好きです。

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