神戸市役所

業種・職種 官公庁
2019年取材記事
市民の暮らし・健康に欠かせない
衛生的な環境の維持・向上に貢献。
6年制卒 先輩薬剤師
神戸市保健福祉局 保健所医務薬務課 衛生監視員
近畿大学 薬学部卒業 2014年入庁

重要でかつ困難な仕事
だからこそやりがいがある

 大学で公衆衛生学を学ぶうち、人々の健康的な暮らしにおいて、衛生環境の維持がいかに重要でかつ困難であるかを知り、公衆衛生関係の仕事に従事したいと考えるようになりました。そして、薬学と衛生分野の両方の知識が活かせる衛生監視員を目指したのです。神戸市を選んだ理由は、衛生監視員の採用枠に薬学・獣医・水産・生命科学・畜産などがあり、幅広い知識を持つ人たちと仕事ができることに惹かれたからです。
 最初の配属先は中央卸売市場内の食品衛生検査所で、市場で扱われる食品の安全性や衛生状態の検査・監視を担当。基準に満たない食品が市内に流通するのを未然に防ぎます。
 問題があった場合は、事業者の方へ改善をするよう指導を行います。最初は法律を説明するのが精一杯で、良好な関係が築けず話を聞いてもらえないことも。法律を説明しても納得してもらえなければ継続的な改善は望めません。先輩は本題に入る前の導入や説明を相手に合わせて変えながら、本題は毅然と説明。相手も納得して指導を受け入れるのを見て、基準は一律でも指導方法は相手に合わせて変える、現場での対応力の重要性を痛感しました。

幅広い分野の知識が求められ
常に新鮮な刺激が行政の仕事の魅力

 5年目からは、薬局やドラッグストアなど医薬品を販売する施設の許認可や監視を行う薬事監視員に。事業者が新しく営業を始める際や許可の更新の際には施設を訪れ、法律に則った基準で管理・運営されているかをチェックします。さらに医療機器を販売する店舗や毒物劇物の取扱事業者への立入調査も行っています。
 指導の際は、なぜそうすることが必要なのか、目的や理由の丁寧な説明を心掛けています。理解した上で法律を遵守して実行していただくことが、衛生環境の維持向上につながり、ひいては安全な市民生活を実現できるのだと思います。
 入庁から5年、私は食品から薬事などの仕事を経験してきましたが、行政の仕事は、さらに多岐にわたる分野の知識を習得し、数年毎に新しい仕事への挑戦が求められます。言い換えれば常に新鮮な刺激を受けながら仕事を続けられるのが魅力。そして、衛生環境の維持向上で市民の暮らしや健康を守るという使命感が、大きなやりがいに繋がっています。

TO MY FUTURE

Myタイムカプセル

5・10年後の私

現在は薬事を担当していますが、食品衛生・環境衛生など公衆衛生に関わる行政の仕事を一通りは経験したいと思っています。そのために日頃から関心の幅を広げ、様々な分野の基礎知識を学んでおく必要があると思います。幅広い知識を持ちつつ、特定の分野では誰にも負けないスペシャリストになりたいと考えています。

ADVICE

学生の皆さんへアドバイス

  • 社会人と学生の
    違い

    学生は、決まったカリキュラムがあり、その範囲内で学習することが多いですが、社会人は、自分の意思で学習の範囲が決まります。自ら学びにいく姿勢を持つことが重要になってくると思います。

  • 学生時代にしておけば
    よかったこと

    どの職種、職場においてもコミュニケーションは重要です。学生時代にアルバイトやサークルを通じて、できるだけ人と交流する機会をつくり、コミュニケーションスキルを高めておくと、社会人になってから役に立つと思います。

  • キャリア選択の
    アドバイス

    薬剤師には様々な職種や就職先があります。まずは自分が何をやりたいかを明確にした上で、多くの先輩に会って仕事についての話を聞き、自分に合った道を探すと良いと思います。

オフタイム

ドライブ旅行が好きなので、
休日は車で旅をしています。
夜空を観に行ったりすることも。

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