力を合わせれば成果は出せる!
結婚と同時に管理薬剤師に
「社員一人ひとりを大切にしてくれる会社」という説明会での印象は、ファルコ薬局を選ぶきっかけにもなりました。調剤過誤防止システムなど最新のインシデント対策が採られ心強いですし、リフレッシュ休暇など福利厚生も魅力に感じました。最初の配属先三条店では、薬剤師としての基礎を十分固められたと思います。患者さまに対する言葉の選び方から、医師の処方意図の分析に至るまで、先輩方から行き届いた指導を受け着実にスキルを積み上げられました。
管理薬剤師にという話をいただいたのは6年目。結婚と同時期で、新しい二つのことを両立できるか不安もありました。しかし、期待に応えられるよう自分なりに頑張ってみようと決心しました。管理薬剤師が担う業務は多々ありますが、私がなにより重視したのはチームワークです。掲げた目標に対してもスタッフと意見交換を何度も行いました。一つ目はジェネリック率の向上。「このようにお声がけしましょう」と皆で考えた案を具体的に実行し35%アップを達成。もう一つは業務の効率化。無駄な動きを省いていくことで、発注業務等の時間も3分の1に削減できました。「協力すれば結果は出る!」この成功体験は大きな自信になりました。分からないことがあればいつでも本社に相談できる環境があり、また業務上の色々な知識も得られ、私に機会を与えてくれた会社に感謝しています。
スタッフの満足度を上げ、
患者さまの信頼に応えていく
今春から救急病院前の一文橋店へ。新たな店舗での目標は、チームワークで生産性を上げることはもちろんですが、それを各人の有給休暇消化につなげること。効率、効率とそればかり言っても楽しくありませんから。「皆で有給休暇を取り、しっかり休もう!」とモチベーションを上げ、取り組みを実行しています。実現すればスタッフの満足度は上がり、それは患者さまの満足度アップにもつながっていくはずです。
まず、局内業務を適切に割り振り生産性を向上します。例えば事務の方にお願いできるところは協力を仰ぎます。また、どの曜日、時間帯なら今より少ない人数でも対応可能か、患者さまの来店数の緩急を見定め勤務シフトを工夫。スタッフ個々の有給休暇を組み込んだ新しい体制を7月にスタートさせました。
一文橋店の責任者として、私が今後大切にしていきたいのは患者さまの信頼です。地元密着の薬局として、例えば薬の提供の仕方についても、梱包や区分けを一人ひとりのご希望にそった体裁とするなど、患者さまのご要望に細かく応え信頼をいただいてきた店舗ですので、業務効率化を進めながらも、接遇・サービス面はこれまで以上に大事にしていきたいと考えています。
検体測定室認定薬剤師など
様々な形で地域医療に貢献
地域医療の担い手として薬剤師に求められることはさらに増えると思います。施設在宅ではドクターの往診に同行していますが、「この数値を下げるにはどの薬が良いか」「何mgから始めるか」など様々な相談が投げかけられます。薬剤師の責任を十分果たせるよう知識をさらに深めていきたいと思います。
また、地域の皆さまの健康を支える役割を果たしていきたいですね。予防医学、セルフメディケーションに力を入れる当社では、薬局で血液検査を行える「検体測定室」を開設しており、基準をしっかりとクリアする必要のある社内認定資格を私も取得しています。生活習慣病等の早期発見につながりますので、次回の「健康フェア」には検体測定室認定スタッフとして参加したいと思っています。
薬剤師として常に向上心を持ち、目の前の課題に最善を尽くし、周りの叱咤激励も成長の糧にできる。そんな自分であり続けたいです。