株式会社アピスファーマシー(アピス薬局)

業種 保険(調剤)薬局
2020年取材記事
潜在ニーズをも把握できる「唯一無二のかかりつけ薬剤師」を目指して。
薬学部 2008 年卒業
私のCAREER
研修企画運営室 室長

製薬会社のMR、個人薬局を経てアピスファーマシーに入社。ブロック長のほか、学校薬剤師、 海外研修、新規事業のプロジェクトリーダーなど様々な経験を重ね、 現在は研修企画運営室の室長として、新人からエリア長クラスの研修まで幅広く携わっています。

13年のCAREER

  • 1年目

    MRとして活躍後
    保険薬局で勤務

    製薬会社でMRとして4年間勤務し、新製品の営業所売上No.1、支店長賞受賞など実績を重ねた後、患者さまに直接、服薬指導や薬学的アドバイスをしたいと保険薬局に転職し、4年にわたって勤務。薬剤師としての土台を築き、管理薬剤師も経験

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    ここがPOINT1

    製薬会社勤務時代、私のメンターだった先輩が様々なアドバイスをしてくれ、少しでもその先輩に近づきたい一心で、「先を見て、今すべきことを考える」習慣が身に付きました。難局では、「その先輩ならどう対応されるか」と想像することで、自ら考え解決できる問題量が圧倒的に増えました。

  • 9年目

    ブロック長補佐
    兼 アピス薬局 岡本店 薬局長

    アピスファーマシーに入社し、ブロック長補佐の傍ら、複数クリニック前の岡本店の薬局長を務める。9年目からは学校薬剤師に就任し、環境衛生に関わる検査測定や養護教諭の支援を行う。また初めての学会発表も経験

  • 11年目

    ブロック長
    海外研修を経験

    阪神ブロックのブロック長として3店舗を統括、11年目からは大阪3ブロックのブロック長として5店舗を統括。さらに10年目には日本保険薬局協会主催の海外研修に参加し、大いに刺激を受ける

  • 12年目

    研修企画運営室 室長
    (日赤前店の薬局長兼任)

    先進医療に関わる知識を強化したいと希望して日赤前店の薬局長に。アピスファーマシー40周年記念事業として、新規事業の公募・発表を行うアピスアカデミーのプロジェクトリーダーを務める。11月からは研修企画運営室の室長に就任

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    ここがPOINT2

    研修の受講者から「明日からのモチベーションになった」などの言葉をもらうと、大きなやりがいを感じます。準備などの苦労はありますが、人が成長する機会に携われることの喜びは、それにも増して大きいものです。

多職種と出会える
MRからキャリアをスタート

 社会人としての確固たる土台を築きたいと、多様な職種の人と出会えるMRを志望し、製薬会社に就職しました。4年間にわたってMRとして活動する中で、徐々に実力を付け、新製品の営業所売上ナンバーワンとして支店長賞を受賞するなど、実績も上げることができました。また、尊敬する担当医師と理想の医療についてお話をしていた際に、「〇〇君も、薬剤師になって医療の現場での活躍を目指したらどうだ」と大変嬉しいお言葉をいただくことも。私自身、患者さまと直接やり取りしたいという気持ちが次第に高まり、薬剤師への転進を決意し、保険薬局に転職しました。
 国家試験を受けてからしばらくブランクがあり、またMR時代に特定分野の薬や疾患に関する知識は習得していたものの、それだけではカバーしきれず、最初はかなり苦労しました。一方で、患者さまのニーズを引き出したり、医師など関連施設と交渉したりするのは、MR時代に培ったコミュニケーション能力が大いに役立ちました。患者さまに顔を覚えてもらい、“薬剤師さん”ではなく、“〇〇さん”“〇〇先生”と名前で呼んでもらえるようになると、「自分が求められている」と感じ、やりがいも増していきました。

大きな活躍の場を求めて
転職を決意

 8年目には、薬剤師としてさらなるスキルアップをしたいとの思いから、より幅広い仕事を経験できる場所を求め、転職を考えるようになりました。ちょうど結婚するタイミングだったこともあり、転職先選びに当たっては4~5社を慎重に比較検討。アピスファーマシーは、将来性や経営ビジョンに魅力を感じたことや、大阪を中心に多様な店舗を展開しており多彩なキャリアパスがあること、それに何と言っても店舗見学で感じた患者さまとの距離の近さが決め手となり入社しました。
 入社して感じたのは、監査でのチェックすべき項目や業務の流れが非常に明確に規定され、厳密に実施されていること。今まで我流で行ってきた部分もあったため、改めて仕事の進め方を見直す機会となりました。また、薬局長を務める中で店舗運営の責任者として尊重し、いろいろと任せてくれるところも当社のよいところだと感じました。店舗スタッフに対しては、会社の指針をしっかりと伝えた上で、店舗として何をしていくべきかを話し合い、皆で進めていくようにしています。同時にブロック長補佐として、ブロック長と共に統括店舗を巡回し、他の薬局長やスタッフの話を聞いたり、現場支援をしたりする中で、運営スタイルもさまざまであることも学びました。
 また、地域薬剤師会とのつながりを大切にしてきた結果、学校薬剤師になるチャンスを得て、研修を受けてプールの水質や給食室の衛生状況など、実地検査に基づいて改善を提言したり、養護教諭に薬学的見地からアドバイスをしたり、貴重な経験をすることができました。

唯一無二の薬剤師を目指す
きっかけとなった海外研修

 入社3年目にはブロック長となり、3店舗を統括することからスタート。何かトラブルが生じた際には、前任者の対処を頭に思い描きながら、自分なりの方法を模索するようにしていました。準備期間として2年間ブロック長補佐をする中で、一定の判断基準ができていたのはすごく役に立ちました。
 さらに、日本保険薬局協会主催の海外研修に参加したことも、私にとって大きな契機となりました。米国の薬局薬剤師に対して「AI進出は怖くないか」と質問したところ、「AIの活躍はラッキーだ。そのおかげで患者さまと接する時間が増えるのだから」という答えが返ってきたのです。薬局長をしていた頃、かかりつけ薬剤師の同意取得に精力的に励んでいた私にとって、これは大きな収穫でした。「かかりつけ薬剤師になってほしい」と私に言ってくれた患者さまのためにも、知識とスキルを磨き続け、潜在ニーズをも把握できる唯一無二の薬剤師にならなければと強く思いました。

知識や技術にとどまらず
マインドの醸成を重視

 入社3年目の終わりに、自身がこれまで経験してきた業務を「棚卸し」してみた時、総合病院前の店舗経験がないことに改めて気付き、希望して日赤前店に薬局長として異動することに。併せて、5店舗を統括する大阪のブロック長に就任しました。初めて扱う薬もあり、また重篤な症状の患者さまと接する機会も増え、非常に勉強になりました。また、40周年記念事業の一環である新規事業プロジェクト「アピスアカデミー」のリーダーを経験し、様々なアイデアに触れ、より一層、引き出しを増やすことができたと実感しています。
 現在は研修企画運営室の室長として、新人や若手の研修はもちろん、管理薬剤師やエリア長など階層別研修にも携わる日々で、自分自身にとっても非常に勉強になっています。「モノからヒトへ」の流れが加速する中、これからの薬剤師は広範かつ専門的な「知識」と「伝える力」の双方が求められます。単なる知識の習得にとどまらない、患者さまに向き合うマインドの醸成に力を入れていきたいと考えています。

TO MY FUTURE

Myタイムカプセル

5・10年後の私

私が目指すのは、「潜在ニーズを把握できるかかりつけ薬剤師」です。昨今、薬局内でも多くの作業のオートメーション化が進み、AIが活躍しています。AIをも武器として使いこなした上で、“人にしかできないこと”を追求し、知識とスキルにより一層の磨きをかけていきたい。また、そうしたマインドの人を1人でも多く育てていきたいと考えています。

これが成功の分岐点

多様な人との出会いが 成長の道を開くカギ

判断を迷ったときは、MR時代に出会った尊敬すべき先輩の姿を思い浮かべ、「あの人だったらどう対応するだろう」と考え、自分なりの結論を出すようにしていました。多様な考え方やスタイルを学び、多くの「参考事例」を蓄積することは成長に欠かせません。アピスファーマシーに入社し、より多くの人と出会うチャンスを得られたことで、さらなる成長の道が開けたと感じています。

私なりの仕事の心掛け

あらゆるシーンで 「付加価値」を高めたい

「付加価値」をキーワードに、薬剤などの説明にとどまらず、患者さまの小さな変化にもいち早く気付き、時には「頑張っていますね」などの言葉掛けもするなど、薬局に行くことをプラスに捉えてもらえるように心掛けています。さらには医師へのフィードバック、MRとの面談時などでも、相手の質問に「+α」を付けて回答するよう、常に意識しています。

学生の皆さんへメッセージ

幅広い職種、世代の人と交流し 視野を広げよう

もし学生時代に戻れるなら、様々な職種のアルバイトを経験したいです。現在、異業種の企業がコラボしてビジネスを展開することが増えており、広い視野を持つことが大切になってきています。同世代だけでなく、人生の先輩方と話をする中で、自分が目指したいものも見えてくると思います。

オフタイム

大学時代にしていたバドミントンを10年ぶりに再開。小学校の体育館で幅広い世代の方と楽しく汗を流しています。
MR時代の担当医師の勧めでワイン教室に通い始めたのをきっかけに、その奥深さの虜に。毎年行く海外旅行でも、土地のワインを飲むことが楽しみの一つです。

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