株式会社リニカル

業種 CRO・SMO
2020年取材記事
臨床研究モニターとして経験を積み
プロジェクト全体を統轄できる人材へ。
6年制卒 先輩薬剤師
育薬事業部 臨床研究モニター
長崎大学 医歯薬学総合研究科 2016年修了

製薬企業のパートナーとして
医療の向上に貢献したい

 大学で得た知識を生かし、医療施設の方々とコミュニケーションを取りながら、医薬品開発に携わりたいと、製薬業界を中心に就職活動を展開。特に重視したのは「これまで社会から受けた恩恵を還元すること」「成長できる環境があること」の二つでした。リニカルは、がん領域や中枢神経領域に力を入れており、患者さんへの貢献度が高く、かつ創薬支援、臨床開発、育薬の3事業からなり、製薬企業をトータルにサポートするパートナーとして、医療の向上に貢献できると感じました。研修制度も充実しており、またオフィスを見学した際に、社員同士が活発にディスカッションしている様子を見て、「ここなら切磋琢磨しながら成長していける」と確信できたことも、入社の決め手になりました。
 入社後はまず6カ月に及ぶ研修からスタートするのですが、その内容も座学のみならず、20回もの同行研修、プレゼンテーション研修と非常に実践的で、仕上げにはモニター任命試験もあります。先輩や同期に医師役をしてもらって、実戦さながらのロールプレイングで練習を積み、必要となる知識はもちろん、臨機応変な対応力の習得にも励みました。

成長意欲を後押しし
応援してくれる環境が魅力

 これまで臨床研究モニターとして、あるがんに関する薬剤のA剤とB剤を比較する臨床研究や、呼吸器疾患におけるバイオ製剤とノンバイオ製剤を比較する臨床研究などに携わってきました。医師やCRC(治験コーディネーター)などとコミュニケーションを密にとりながら、さまざまな課題を解決。「陣内さんのおかげで、スムーズに進めることができています」と施設の方から言われるとモチベーションもアップし、活力も湧きます。
 また当社では「チームで成長していく」という考えが隅々まで浸透しており、モニター同士がしっかりと情報共有し、必要に応じて勉強会を開催するなどしています。新人育成もチームのメンバー全員がお互いにフォローし、育てていく体制があります。キャリアアップの相談も上司にしやすく、私の場合、国内学会だけでなく、4年目には国際学会にも参加させてもらい、とても勉強になりました。
 今後も常にアンテナを高く張り、情報収集や発信に力を入れ、さらに視野を広げて、いずれはプロジェクト全体を統轄するプロジェクトマネージャーへと成長していきたいと思います。

TO MY FUTURE

Myタイムカプセル

5・10年後の私

臨床研究はモニタリング・データマネジメント・統計解析など多数の部門が連携して担当しています。これらすべての部門を統括するプロジェクトマネージャーとして、臨床現場や依頼者様の意向を汲み取り、臨床研究をスムーズかつ最適に進められる存在になりたいと思います。

ADVICE

学生の皆さんへアドバイス

  • 社会人と学生の
    違い

    学生時代はミスをしても基本的に個人の責任ですみますが、社会人になると会社の信用問題につながるため、責任重大です。一方で、自分の努力はチーム、会社への貢献となり、さらには社会を含むステークホルダーへと波及するため、やりがいも大きいです。

  • 学生時代にしておけば
    よかったこと

    被験者の登録状況や研究費用など、進捗管理はExcelで行うことが多いため、MOS(マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト)資格を取得しておけばよかったと思います。また自分がやりたいことを模索するのに、複数のアルバイトをしてみるとよいと思います。

  • キャリア選択の
    アドバイス

    実際に働いている人の声を聞くのが一番参考になると思います。社員、職員の雰囲気や表情からも、社風など組織全体のイメージをつかむきっかけになると思うので、ぜひ説明会やインターンシップなどに積極的に参加してみてください。

オフタイム

ラーメンの食べ歩きが趣味で、
休日はラーメン屋さんめぐりを
して過ごすことが多いです。
また家族と会話する時間が、
仕事の原動力になっています。

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