クラフト株式会社(さくら薬局グループ)

業種 保険(調剤)薬局
2018年取材記事
信頼関係の構築こそ薬局運営全てのベースとなる。
近畿第一グループ
薬学部卒業 2001 年入社
私のCAREER
グループ長

都道府県単位で店舗を運用統括する「グループ長」に就任。現在は、京都府・奈良県・滋賀県・福井県エリアを担当。本社(薬局事業部)のマネジメント業務にも携わり、会社全体の方向性や方針を検討し決定していく重要な役割を担っています。

18年のCAREER

  • 1~3年目

    さくら薬局京都伏見店に配属
    3年目に山科駅前店へ

    京都伏見店は西日本最大の24時間365日営業店舗。多くの処方を学べスタッフ間の関係性もよいと聞き、配属を希望。この店舗で調剤業務の基礎をしっかり培い、京都山科店に移る

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    ここがPOINT1

    多様な処方に接し自分を鍛えたいと考え京都伏見店を志望。忙しい店舗でしたが調剤業務の基礎を徹底的に学べました。次のステップとして、全業務を経験できる規模の小さい店舗への異動を希望。店舗全体を見る力を養えました。

  • 4年目

    管理薬剤師として
    京都西七条店に異動

    薬剤師4~5人の店舗の管理薬剤師に。管理業務の基礎は前店で教わっており、責任者として自分なりに頑張っていたが、スタッフをまとめ上げることに苦慮。上司の助言で新たな視点を得る

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    ここがPOINT2

    自分本位の考え方をしており、相手の状況や気持ちを考える配慮が不足していました。上司に問題点を諭され自分を見直せたこと、このおかげで今があると思います。良い経験ができたと思っています。

  • 6年目

    エリアマネージャー(課長代理)
    愛知県・三重県エリアを担当

    愛知県・三重県を統括するエリアマネージャーに着任。担当エリア全体の店舗の売上管理、人材の管理と育成、医療機関との交渉などマネジメント業務に携わり薬局長をサポート。各店舗のスタッフと共に様々な戦略を実行に移す

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    ここがPOINT3

    相手の立場で考え、スタッフの意見を尊重することで、信頼関係も築けました。また、店舗運営は様々な部署やスタッフに支えられているとわかり、会社の中の自分の業務、役割を俯瞰的に見られるようになりました。

  • 10年目

    エリアリーダー(課長)
    5府県を担当

    エリアマネージャーを統括するリーダーにステップアップ。本社マネジメント業務に軸足を移すとともに、5府県のエリアマネージャーをサポート。M&Aによる新店立ち上げにも多数携わり成果を上げる

  • 14~18年目

    「グループ長」
    薬局の未来を担う人材の発掘支援

    京都府・奈良県・滋賀県・福井県のグループ長に就任。エリアマネージャーや現場の声を汲み取り、さくら薬局が目指す薬局づくりを進める。14年目より、未来を託す若い力を求め採用活動に関するサポートにも取り組む

相手を知り、
私自身を知ってもらう

 今年5月に、京都府・奈良県・滋賀県・福井県のグループ長に就任しました。各エリアの店舗を担当するエリアマネージャーを統括する立場にあり、4府県31店舗の運営・管理業務をサポートしています。また、本社業務に携わり、私を含め9人のグループ長と共に、様々な方向から薬局事業の方針や方向性を検討し、地域社会・患者さまから支持される薬局づくりを進めています。
 経営的視点から、人事や運営面など取り組むべきことは多々ありますが、エリアマネージャーや店舗スタッフと意見を交し、試行錯誤を重ね、結果が出せた時は大きな手応えを感じます。例えば、M&Aにより新たにグループ入りした店舗は、運営を軌道に乗せ、スタッフとの関係性を築くまで苦労はあります。細やかなサポートを行い「さくら薬局になってよかった」という声をもらえた瞬間などは嬉しいですね。
 信頼関係をどう築いていくか、これは業務の基本となります。エリアマネージャー、スタッフ、本部の上司、またお取引先に、私自身を知ってもらう努力、相手を知る努力を重ねること。これが大前提であり、全てはここから始まると考えています。私がどんな考えを持っているか、今目指すところはどこか、何のために叱咤激励するか。それを理解してくれる方々と一緒に仕事をして、共に喜べるのは実に楽しいです。仕事に対するモチベーションUPになっています。
 また、グループ長は、地域の医療関係者、取引企業、本社の上層部など、社内外を含め多くの方と接する機会があり、様々な価値観や考え方を知ることができます。自分の思考の幅も広がり、得た視点を新たな施策にも活かせ、やりがいを感じています。

「何が大事であるか」を
気づけた、上司の助言

 今こうして日々楽しく仕事に取り組めるのは、ある出来事があってのことと思っています。入社4年目に管理薬剤師となり奮闘していた頃。私だけが日々努力し、頑張っていると思っていました。当然、周りのスタッフともあまり上手くコミュニケーションが取れず、期待する成果も得られず行き詰まっていました。後にも先にも一番苦労した時期でしたね。
 そんな時に上司から助言があり、自分自身を見直し、たくさんの気づきを得たことが、以後の私の軸となっています。上司に言いたいことを全て伝えた時、「信頼関係の大切さをわかっていない」「責任者であっても、スタッフや周りの人に対しての言葉の使い方がなっていない」など、厳しくも人間味のある様々な助言をいただけました。当時を振り返ると、薬剤師として自信があり、自分が思う以上に態度に出ていたようです。スタッフへの指摘や指導も「早く一人前になってもらいたい、自分と同じレベルにまで成長してほしい」思いからでしたが、スタッフだけに全てを押しつけ求め過ぎていました。
 〝思い〟はあっても、指示や依頼の仕方など〝手段〟が間違っていました。説明したと私が思っていても、自分本位の説明であって、相手に理解してもらえるどころか、伝わることすらできていなかったのです。受け手の立場になって考え行動すること、スタッフへの信頼の在り方など、業務を行う上で大切なこと、自分に必要なことが見えました。
 上司から「現状をよくしたいという思いがそんなにあるなら、さらに責任のあるエリアマネージャーをやってみたらどうか」との提案もいただき、チャレンジすべく、翌年にエリアマネージャーに就任。エリアの店舗を取りまとめる立場になり、改めて上司からの一言一言の意味が理解できました。言動や人への接し方も改め、共に働く仲間を信頼し施策に取り組むうちに、スタッフが本音で話や相談をしてくれるようにもなりました。
 また、店舗運営や自分の仕事は、多くの部署や周囲の方々に支えられてできていたことに気づけました。新店の立ち上げなどもその一つです。周囲の医療機関への営業活動、店舗内のルール決めなど、たくさんの下地があって開局に至ることをそれまでは見えていませんでした。
 上司が私に助言してくれたように、これからは様々なことに悩む後輩たちに、私も適切かつ人間味のあるサポートを行っていきたいと思います。

医療業界、さくら薬局を担う
学生の皆さんに思いを伝える

 グループ長の職務の一環として、5年前から薬局事業部の採用推進グループで薬剤師の採用活動に関わっています。学生との面談や面接等を通して、さくら薬局という企業の目指すところ、特徴や魅力を今後の医療業界を担う皆さんにしっかり理解してもらえるよう努めています。
 また、薬剤師という仕事は、専門力はもちろんですが、患者さま、共に働く仲間に対しても、相手の気持ちを尊重できる人間力が必要なこと、それがなければ知識も活かされないという私の考えを折々の機会に伝えています。

スタッフと共に
さらなる企業成長を目指す

 今後の目標は、さくら薬局を業界No.1の調剤薬局チェーンに成長させることです。患者さまと薬局の距離を縮め、暮らしや人生に寄り添い、地域の「健康寿命」をのばすさくら薬局へ。地域医療に貢献する薬局としての機能を高める施策を、組織をまとめる責任ある立場から考え実践していきたいと思います。
 目標の実現には、スタッフ一人ひとりが地域のニーズを察知し、患者さまのために何ができるかを考え、自発的な行動を起こすことが重要と考えています。人それぞれに考えが違うのは当然のこと。様々な視点や意見があるから企業は成長できるのであり、それらを尊重し、店づくりに反映させ、成長への布石を打っていくのが私の役目だと考えています。

TO MY FUTURE

Myタイムカプセル

5・10年後の私

10年後、さくら薬局を業界No.1の調剤薬局チェーンに成長させ、スタッフ全員がさくら薬局で働いていることを誇れる会社にしたいと思います。地域社会に必要とされ信頼される薬局づくりに取り組むとともに、スタッフの頑張り、一人ひとりの自発的な行動や挑戦を支援できる環境や体制を充実させていきたいと考えています。

これが成功の分岐点

自分本位の考え方を反省し 言動・行動を改める

初めて管理薬剤師を任された時、「頑張っているのは自分だけ。周りの理解しようとする意識が足りない」と考えていました。自分本位の考え方、勝手な思い込みを指摘してくれたのが当時の上司。一言一言が心に響きました。これを機に言動を改め、良き人間関係を築けるようになりました。

私なりの仕事の心掛け

常に相手の立場に立ち、厳しくも楽しく仕事をする

相手の立場に立って考えることで、より意思疎通が図れます。思いが通じ合えれば楽しく仕事ができます。また、必要と判断した時に厳しく接することも、個人の成長には必要。やさしさだけでは成長できませんから。上司の役割だと考えています。

就職活動のポイント

目標が実現でき、方向が変わった時も応える体制のある企業を

なりたい自分に近づく環境がその会社にあるか、キャリア支援体制や教育体制をしっかり確かめてください。また、入社した後に、目指したい方向が変わった時も対応できる多様なフィールド・体制のある会社を選ぶこと。入社後のモチベーションの維持につながると思います。

オフタイム

3人の子どもたちと遊ぶことが、私の一番のリフレッシュタイムです。近場で定期的にランニングなども楽しんでいます。
この夏、三重エリアの薬局長の50歳のお祝い会に駆けつけました。家族ぐるみの付き合いを続けています。

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