株式会社アイセイ薬局

業種 保険(調剤)薬局
2021年取材記事
幅広い知識と細やかな気遣いで
「患者さまの日常に入り込んだ医療」の提供へ。
次世代を担う薬剤師
アイセイ薬局
福岡大学薬学部 2020年卒業

コロナ禍に対応した研修体制で
スムーズなスタートが可能に

 実務実習を通して、「患者さまの日常に入り込んだ医療を提供したい」という思いが強くなり、薬局を志望。なかでもアイセイ薬局は健康サポート薬局に力を入れ、また医療モールへの出店も多く、私が理想とする医療が提供できると感じ、入社を決めました。
 入社後は薬事とマナーを中心に、2週間のオンライン研修からスタート。コロナ禍の状況下だったため、対面による集合研修が行われず、少し不安はあったのですが、2つの仮配属店舗での1カ月半の店舗研修でしっかりとフォローしていただき、イレギュラーな環境下でも、スムーズに社会人としてのスタートを切ることができました。特に仮配属の時に、細かに設定された到達目標とその到達時期の目安が記されたOJTシートというものがあったため、自分の中で目標が立てやすかったです。

患者さまに継続して
寄り添うことが
薬剤師の務めだと実感

 消化器内科前の店舗に本配属されてからは、ピッキングから調剤、一包化、監査などの調剤の基本の習得に努めるとともに、在宅医療にも積極的に取り組みました。薬をただお届けするだけでなく、飲み忘れがないよう、患者さま一人ひとりに合った服用方法を検討、提案する中で、継続して寄り添うことが薬剤師の務めだと実感。服用する際に問題点がないか、改善できるところはないかと、常に意識するようになりました。
 2年目からは、積極的に他店舗への応援を志願して、幅広い診療科の処方箋に触れ、知識の幅を広げていきました。さらに最近では、例えば予製の効率化など、他店舗のよいところを自店舗でも展開するなど、店長に相談しながら店舗運営の改善にも取り組んでいます。
 現在勤務する店舗は、患者さまとの結びつきが非常に強い地域密着型の店舗です。そのため、複数の医療機関、診療科の処方箋を持参される方や、処方箋なしでも健康相談に来られる方も多く、併用薬の飲み合わせの確認はもちろん、薬の管理方法や日常的な健康相談まで、生活に寄り添った活動ができています。患者さまやご家族から「本当によく見ているね」「覚えてくれていてありがとう」と声をかけてもらうこともあり、やりがいも格別です。地域の皆さまの健康をトータルにサポートできるよう、これからも自己研鑽に励んでいきたいと思います。

TO MY FUTURE

Myタイムカプセル

5・10年後の私

薬のことだけでなく、栄養指導や運動指導などにも興味があり、今も会社のeラーニング制度を活用して、栄養学や疾患について学びを深めているところです。社内外の研修に積極的に参加して知識を広げ、地域の皆さまの健康をトータルにサポートできる薬剤師を目指しています。

ADVICE

学生の皆さんへアドバイス

  • キャリア選択の
    アドバイス

    何を目標にしているか、仕事をする上で譲れないことは何かなど、まず自分の中での優先事項を把握することが大切です。私の場合は、成長できる場所か、薬剤師以外にもキャリア選択できる可能性があるかなどが優先事項でした。

  • 社会人と学生の
    違い

    学生時代は知識を頭に入れるインプットが主ですが、社会人はそれに加えてアウトプットの重要度が上がります。患者さまや薬局スタッフ、ケアマネージャーや訪問看護師などの他職種の方に正確に伝わるよう、相手の立場になって考えることを意識しています。

  • 学生時代にしておけば
    よかったこと

    調べる手段を増やしておくことです。特に実習中に、添付文書やインタビューフォーム、患者さま向け指導箋などを使って、自分の知りたい情報はどこに載っているかを探す癖をつけておくと、薬剤師になってから活きてくると思います。

オフタイム

就職するまで、ずっと九州に住んでいて、
現在の店舗に配属されて初めて京都に来ました。
休日は京都の観光地を巡って、
パワーをもらっています!
特に勤務先から近いので、
北野天満宮にはよく行っています。

その他の先輩社員を見る

ページトップへ戻る