様々なキャリア~目標とする働き方~

大阪府

業種 官公庁
2018年取材記事
府民の健康と幸せを、支えている。 だから行政の仕事はやりがいに満ちている。
私のCAREER 環境衛生監視員 総括主査
キャリアの軌跡と今後

人々の健康に貢献できる 薬剤師の可能性を知って

 大学院在学中に大阪府庁のインターンシップに参加し、環境衛生監視員の仕事に随行しました。公衆浴場や旅館、理・美容院など多岐にわたる事業者に対し、法令に定められた衛生基準を満たしているか監視や指導を行う業務です。そこで地域の健康を守るという薬剤師の役割を知り、自分も府民の健康を支える公務員になりたいと思いました。  入庁後にまず配属されたのは、環境衛生課の「水道・生活排水グループ」。建物を建築する際に、地下水を掘削して自家用水道を設ける場合があります。その申請にあたって事業者からの相談を受けたり、水道施設や水質基準が法令に適合するよう指導するのが役割でした。建築図面を読み解くなど薬剤師の範疇にとどまらない知識が必要とされ、参考書を片手に、とにかく多くの現場を見ることで経験を重ねていきました。水質の違いによって処理方法が違いますし、建物の規模に応じたタンクの容量も違い、個々のケースごとにきめ細やかな対応が必要となります。中には承認まで時間がかかるケースもあり、完成を急ぐ事業者に対しては「なぜ、このプロセスを踏まねばならないか」を法令等の根拠も用いて、その必要性を根気よく説明しました。人と人とが関わる仕事は、誠実で緻密なコミュニケーションがカギだと実感しました。

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2017年取材記事
他部署や関連機関と折衝を重ね 医療に関する府民の困り事を全力サポート。
私のCAREER 薬事監視員 総括主査
キャリアの軌跡と今後

仕事内容もキャリア設計も 男女問わず活躍できる環境

 就職活動を始めた当初は、企業で臨床研究などの仕事に就くことを考えていました。「男女差のない職場環境なので、長く勤めるのなら良いのでは」と、公務員の道もあると教えてくれたのは研究室の恩師です。恩師が女性だからこその助言ですが、行政機関は薬だけでなく食品や環境など学校で学んだ知識を活かせるステージが多いことも、恩師が公務員を勧めてくださった理由だと思います。  入庁後、女性職員の増加とともに、産休や育休、時短勤務を利用して復帰後もかわらず活躍している職員が増え、働きやすい環境とやりがいのある職場であることを実感しています。また薬務課はほとんどが薬剤師で、意思の疎通も図りやすいですね。

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2019年取材記事
「縁の下の力持ち」として食の安全を守る監視員 何も起こらない毎日に喜びを感じています。
私のCAREER 6年目
6年制卒 先輩薬剤師

薬剤師の専門性を活かし 食の安全を守る

 5年生の時に参加した学内セミナーで大阪府の話を聞き、公務員という進路があることを知りました。病院か薬局に就職すると漠然と思っていたのですが、薬剤師の資格を生かして幅広い分野で業務に取り組めることに魅力を感じ、行政を目指すようになりました。  入庁後は食品衛生監視員として、富田林保健所で飲食店などの許認可業務や、府民からの食品に関する相談や苦情の対応などを担当しました。また、近隣の学校や障がい者就労支援施設などから、食品衛生に関する講習会を依頼されることも。高校生には文化祭の出店で食中毒を防ぐポイントを、ご高齢の方には日常生活での安全な食品管理法など、聞き手の年齢や生活スタイルに合わせて、わかりやすく伝えることに注力しました。大学で学んだ衛生薬学や微生物に関する知識が、たくさんの方の食の安全につながる喜びを実感できる機会でした。

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2017年取材記事
病気にならないための「予防」で 府民の健康を守りたい。
私のCAREER 8年目
6年制卒 先輩薬剤師

環境衛生に携わる仕事で 多くの府民の健康を守りたい

 病院や薬局での実務実習を受ける中で感じたのは、病気になられた患者さんのケアも大切だが、病気にならないための予防も重要だということです。そんな考えの中、大阪府のインターンシップに参加。「生活衛生の向上をもって、府民の方々の病気や怪我の予防を図る」という環境衛生監視員の業務内容を知った時に、まさにこんな仕事がしたかったんだと思い、大阪府の採用試験を受けました。  入庁後の職種については本人の希望と面談などで決められるのですが、私は希望がかない環境衛生監視員として、1年目に和泉保健所に、4年目からは本庁に勤務しています。  保健所では、地域の理・美容所やクリーニング店、旅館、映画館、公衆浴場といった環境衛生施設が、法令に則って営業を行っているかの監視指導を行っていました。法律でこう決まっているからと杓子定規に指導するのではなく、なぜ、そうすることが必要なのか目的や理由をしっかり説明し、理解していただくことが大切だと思っていますし、複数の課題を抱えた営業者さんには、科学的見地から公衆衛生上、優先させるべきことから改善を促すこともありました。そうして納得して実行していただくことが、継続的な衛生環境の改善につながると思っています。

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