2022年取材記事
いつか自分が立ち上げた店舗で薬局長となり 採用活動で関わった仲間たちと一緒に働きたい。
関西支店
薬学部 2007 年卒業
私のCAREER
営業課主任

充実した研修体制のもとで、着実な一歩を踏み出したいとアイングループに入社。多くの仲間や先輩に恵まれ、管理薬剤師や薬局長、さらには新卒採用、新店舗開発など、多様な経験を積むことができています。

14年のCAREER

  • 1年目

    入社
    さまざまなタイプの店舗を経験

    新人社員研修の後、総合病院前の店舗に配属され、調剤や服薬指導の基本を徹底して学ぶ。2年目からは近隣店舗への応援を通じて、透析処方、精神科処方、在宅対応など幅広い対応力を養う

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    ここがPOINT1

    さまざまな店舗を経験する中で、多様な処方箋に触れることはもちろん、服薬指導力の向上にもつながりました。地域医療から高度医療まで幅広い店舗形態があるアイングループだからこそ、若いうちからいろんな処方箋に触れ、経験を増やすことができたと感じています。

  • 6年目

    薬局長

    6年目から薬局長となり、複数店舗を歴任。小規模店舗、医療モール内店舗、総合病院前店舗など、さまざまな店舗を経験し、スキルアップを図る。施設在宅の立ち上げにも携わり、社外対応力、交渉力なども高める

  • 9年目

    リクルート部 リクルート課

    リクルート課で新卒採用を担当。大学の研究室や就職支援課などに向けた説明や、就活生向けイベントの企画、開催などを通して、学生と真摯に向き合う

  • 12年目

    関西支店営業課

    新店舗開発や既存店のフォローなどを担当。医療機関に加え、地権者や行政など、多様な人と関わるようになり、医療業界の全体的な動向から、アイングループの運営方針、店舗状況まで幅広い情報をもとに説明、提案などを行う

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    ここがPOINT2

    リクルート課や営業課を通して、社外の人と触れ合い、アイングループについての説明をする中で、改めて「大手であり続けることの努力」に気がつきました。店舗スタッフ一人ひとりの頑張り、それを見逃さず評価する上司がいるからこそ、大手であり続けられると、一緒に働く仲間への尊敬の気持ちが強まりました。

店舗も先輩のタイプもさまざま
学べることが多いのが魅力

 多くの患者さまと接することができ、キャリアパスも多彩な環境が自分に合っていると思い、薬局薬剤師を志望。なかでもアイングループへの入社の決め手になったのは、研修制度が充実していること、有給休暇も取得しやすくプライベートとの両立がしやすい環境があることでした。
 新入社員研修は、本社がある北海道札幌市に同期全員が集合して行われる中で、知識を再確認できたことはもちろん、同期とのつながりを深めることができたのは大きな収穫でした。大手の魅力はいくつもあると思うのですが、入社後、多くの同期に恵まれ、さまざまなキャリアの先輩がいる中でロールモデルを見つけやすい点が大きなメリットと感じました。

さまざまな店舗を経験し
知識や対応力の幅を広げる

 初めて配属された店舗は総合病院前で、多様な処方箋に触れることができました。入社してすぐは「薬の情報をすべて伝えなければ」という気持ちが強く、一方的な服薬指導となってしまい、患者さまから情報を引き出したり、不安に寄り添ったりすることが、うまくできていませんでした。先輩のわかりやすい言葉を使った的確な説明の仕方や、抑揚の付け方などを聞き、少しずつブラッシュアップ。 2年目からは近隣店舗の応援に行く機会もあり、学びの幅をさらに広げることができました。例えば透析をメインにしたクリニック前の店舗など、これまであまり触れることのなかった医薬品の服薬指導に携わったり、他店舗でうまくいっている仕組みを自店舗にも取り入れたり…。多くのことを吸収し、成長につなげることができました。
 5年目には管理薬剤師として、小規模店舗で勤務することに。業務を互いにカバーしあうことが必須となる小規模店だからこそ、薬剤師はもちろん、それ以外のスタッフの業務も含めてすべての店舗業務を把握し、チームで動くことの大切さを学ぶことができました。

施設在宅の立ち上げや
リクルート活動など
さまざまなことを経験

 6年目からは薬局長としていくつかの店舗を歴任する中で、施設在宅の立ち上げも経験。特に看護師が常駐しない施設だったため、薬を間違いなく服用してもらうためにはどうすればいいか、施設長や介護職員と話し合いを重ねる中で、慎重に仕組みをつくっていきました。また、薬局長になって痛感したのは、人に教えることは自分の成長につながるということ。そのため、積極的に新入社員を受け入れ、自分だけでなく、若手薬剤師に育成を任せるなどして、お互いに成長できるような取り組みに力を入れました。
 さらに9年目からはリクルート課に異動となり、新卒採用を担当。大学の研究室や就職課を訪問して情報提供をしたり、就活生向けのイベントを企画、開催したり…。白衣からスーツに変わりはしましたが、これまでの経験を中心に率直に話すようにしました。
 新卒入社は人生で一度きりのとても重要な節目なだけに、悔いのない就職活動をしてほしい。そんな思いから、できる限り相手の意図を汲み、その人の立場に立ったアドバイスを心がけるようにしました。また、私自身の経験から、長く働くことを考えて、会社の方針や考え方にも目を向けること、困難に直面した時も「ここでなら仲間と一緒に頑張っていける」と思えるかという視点も大切だということをお伝えしていました。

多くの人と関わり
地域から求められる店舗を
つくりあげる

 現在は、営業として新店舗開発や開店後のフォローなどを主に担当しています。例えば院内処方から院外処方に移行するタイミングで薬局出店に向けて準備をしたり、クリニックモールの開設に向けて医療機関や地権者と打ち合わせをしたり…。自分が新規出店に関わった店舗に行った際、スタッフが楽しそうに働いている姿を見ると、この店舗をつくってよかったなと嬉しく思います。
 リクルートや営業の仕事を通じて、社外の人と出会う機会が増えたことで、知識や会話の引き出しも広がったと感じています。今後、どの部署で働くことになっても、こうした幅広い知識や対応力は役立つと思います。また、私がリクルート課にいた頃に関わった学生さんたちの多くが、アイングループに入社して頑張っているので、いずれは自分が立ち上げた店舗で一緒に働きたいと考えています。

TO MY FUTURE

Myタイムカプセル

5・10年後の私

自分が立ち上げた店舗で薬局長をすることが夢です。加えて、自分が採用に関わった人たちと一緒に働くことができたら、どんな店舗にできるだろうと、いろいろ想像しています。
リクルート課と営業課を経験したからこそできることなので、いつかきっと実現させたいと思います。

これが成功の分岐点

「自分を信じてくれる人」を信じて チャレンジしてきたことが大きな力に

管理薬剤師、薬局長になった時、またリクルート課、営業課に異動した時、いずれも多少の不安を感じることはありましたが、「声をかけてくれたということは、私なら大丈夫と思ってくれているからだ」と、思い切って飛び込み、全力で取り組んできた結果、知識も経験も人脈も広げることができました。新たなことへの挑戦に不安を感じる人も多いと思いますが、「自分を信じてくれる人」を信じて、与えられたポジションで力を尽くすことで、自分の可能性や活躍の場を広げることができるのだと思います。

私なりの仕事の心掛け

まず相手の話を聞き 互いに納得できる結論を導き出す

相手の言うことを頭から否定せず、まずはしっかりと話を聞くこと。聞いた上で、自分としてどう思うのか、会社としてどうしていきたいと考えているのかなどをきちんと説明し、お互いが納得できる結論を探していくようにしています。

学生の皆さんへメッセージ

まずは勉強を頑張ること 他学部の人との交流も大切

学生時代は、何よりまず勉強することが大事です。第一に卒業、第二に国家試験合格です。そのうえで、薬学部以外の学部の人と出会えるチャンスがあるなら、積極的に関わってみるとよいと思います。
自分とは違う考え方を持つ友人を増やすことで、社会人となってから必要となるコミュニケーション力を培っていくことができると思います。

オフタイム

アイングループには、連続休暇制度があり、毎年9連休を取得できます。海外旅行が好きなので、コロナ前は9連休を活用して、ドイツやスペイン、カンボジアなどさまざまな場所に行きました。初めてみる街並みや大自然はとても癒しになり、気持ちもリフレッシュできます。次はイタリアにも行ってみたいと思っています。

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