2023年取材記事
患者様のためにできることを増やし、よりよい医療につなげたい。
次世代を担う薬剤師
管理薬剤師
神戸薬科大学薬学部 2017年卒業

多様な研修で実践力を付け
必要とされるかかりつけ薬剤師に

 患者様としっかり向き合える地域密着の薬局で、勤務場所としての立地も魅力的だったことに加え、在宅医療にも力を入れていることから入社を決めました。
 入社後は新人研修だけでなく、1年間領域別の他店舗研修があり、散剤や軟膏の調剤スキルや診療科に合わせた監査時の注意点、服薬指導などを学ぶことができました。配属は医療モール型薬局で、多くの診療科の処方箋を扱っており、幅広い知識を身に付け、薬剤師としての基盤を確実に築くことができました。
 4年目からは、かかりつけ薬剤師としても活動し、今まで以上に一人ひとりの患者様とコミュニケーションを取り、小さな変化も見逃さないようにしています。また社内外の勉強会にも積極的に参加し、常に情報を更新、患者様に反映できるように心掛けています。積み重ねた知識と経験を活かし、「患者様にとっての選択肢」を増やしていくことが、薬剤師のやりがいだと思っています。

患者様との信頼関係を深め、
より良い在宅医療を提供

 5年目には在宅医療にも従事。「困ったことがあれば薬剤師に相談しよう」と頼ってもらえる関係を築くことを意識することで早期に情報をキャッチし、医師やケアマネジャーなど他職種と相談したり、処方提案をしたりと、よりよい医療につなげていくことができます。
 また、管理薬剤師の業務も担うようになり、患者様第一は変わりませんが、薬局全体の活性化や会社の方針なども考えるようになりました。「すべては患者様のために」という思いを皆が共通して持っているので、チームワークもよく、本部なども含めた人間関係もよいことは大きな魅力だと感じています。「患者様のための最適な行動」を追求し、地域のかかりつけ薬局の役目をしっかり果たしていきたいと思います。

TO MY FUTURE

Myタイムカプセル

5・10年後の私

地域の方々にかかりつけの薬局、かかりつけの薬剤師として利用してもらえるよう、一人ひとりの患者様に心を込めた対応をしていきたいと思います。また、管理薬剤師としての責任を果たし、薬局をまとめ上げ、何でも相談できる「頼れる存在」になりたいです。

ADVICE

学生の皆さんへアドバイス

  • キャリア選択の
    アドバイス

    薬剤師はたくさんの進路の選択肢があり、実習先の病院や薬局以外もそれぞれ特徴や違いがあります。見学会・説明会にもどんどん参加し積極的に就職活動を行い、本当にしたい仕事や自分に合った会社を見つけてください。

  • 社会人と学生の
    違い

    社会人は学生と違って責任が伴います。また、労働に対して対価をいただくことになります。薬剤師として、自分に何ができるかを常に考え行動し、いただく対価に対してそれに見合う労働で還元しないといけないと思います。

  • 自分に合う
    進路選択をするには

    仕事はこれからの人生の大きな柱になっていくので、どんな進路選択をするかは、「どんな人生を送りどのように生きたいのか」を考え選択することだと思います。人生一度きりなので、よく考えて自分自身が満足できる選択をしてください。

オフタイム

家族の猫2匹とゆっくり家で過ごすことが
一番の癒しです。
旅行や遠出はできませんが
毎日最高に幸せで、
仕事のモチベーションになっています。

先輩からメッセージ

患者様、スタッフからの信頼も厚い!

常に患者様のことを第一に考え、丁寧な対応をしている姿に感心しています。薬剤師としての知識や技術が充実しているだけではなく、その場に応じた的確な判断をしてくれるので、周囲からの信頼も厚いです。

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