2020年取材記事
地域の患者様のために、資格取得など自分を向上させる様々なことに挑戦。
次世代を担う薬剤師
兵庫医療大学薬学部 2016年卒業

身近な、信頼される薬剤師に
感謝のお言葉は仕事の励みにも

 幼少期にとても親切な薬剤師さんに出会い、健康を身近でサポートできる薬剤師になりたいと思うようになりました。ユーアイファーマシーを選んだのは、患者様を第一に考えた投薬、コミュニケーションを大切にした接遇、在宅医療への意識・意欲の高さなど、魅力に感じることが多かったからです。
 投薬を任されるようになった当初は、患者様への接し方などに悩み、また自分の知識不足で躓くこともありましたが、先輩に相談して色々な助言をいただきました。有り難かったのは「まわりの人の投薬を観察して、言い回しなどを真似るのもいいかも」という言葉。実践してみると患者様から聞き出せることが増え、より生活に寄り添った情報提供ができるようになりました。今もとても感謝しています。
 現在は、先輩の管理薬剤師の補助業務を精一杯こなしつつ、お一人おひとりのご要望を聞き、どうすれば患者様によりわかりやすいものになるかを都度考え投薬を行っています。患者様に最適な投薬や服薬法を一緒に考え、「相談してよかった」「ありがとう」などのお言葉をいただけた時は嬉しく、なによりの励みとなっています。

興味を持った分野の資格を取得
薬剤師として成長し続けたい

 また、患者様の待合での様子や変化、一緒に働くスタッフの皆さんが困っていないかなどにも目を配るよう心がけています。調剤室の動線をスムーズにするため薬の配置を変える提案なども実施。インシデントを未然に防ぐ工夫、薬局内の雰囲気をよくする取り組みは、地域の皆様に選ばれる薬局づくりに欠かせないと思うので率先して行っていきたいです。
 地域での健康サポート薬局、かかりつけ薬剤師としてなど、薬剤師の社会的立場がより対人へとシフトしていく中で、その役割をきちんと果たすには、専門的知識やコミュニケーション能力の向上は必須です。知識習得に努めることはもちろんですが、薬剤師として興味を持った分野の資格取得に積極的に挑戦したいと思っています。スポーツ好きということもあり、今年はスポーツ選手を薬の面でサポートするスポーツファーマシストの資格を取得。認定指導薬剤師や漢方薬生薬認定薬剤師等の取得も視野に入れて、信頼される薬剤師となる努力を重ねていきたいです。

TO MY FUTURE

Myタイムカプセル

5・10年後の私

かかりつけを増やしていけるように、幅広い知識を身に付けていきたいです。向上心を常に持ち、患者様から質問されたこと、日常業務での疑問点なども深掘りして知識をストックしていく、そんな日々刺激を得られる仕事を続けたいと思います。患者様からも、一緒に働くスタッフからも信頼される薬剤師になるのが目標です。

ADVICE

学生の皆さんへアドバイス

  • 社会人と学生の
    違い

    一番の違いは責任感だと思います。薬物治療を行う上で、患者様と最後に接するのは薬剤師であり、発言や行動など一つのケアレスミスでも患者様が不利益を被りかねないため、医療従事者としての自覚と強い責任感が必要だと思います。

  • 学生時代にしておけば
    よかったこと

    学生は時間的な余裕があるので、アルバイトをしてコミュニケーション能力を上げたり、いろんな所へ旅行に行き刺激を受けるのもよいのではと思います。自分のための時間を可能な限りとって、有意義な学生生活を送ってください。

  • キャリア選択の
    アドバイス

    実務実習やOBOG訪問、就活セミナー、インターンシップ等、多様な職種の話を聞ける場や機会を積極的に活用。自分がやりたい興味あることを発見し、情報を集め、将来のビジョンをイメージできる職場を選ぶことが大切だと思います。

オフタイム

休日は趣味のスポーツ観戦を楽しみ、
年に1回は旅行に行き、
しっかりとリフレッシュをしています。
週1回行っている地域の方々との
バスケットも楽しみの一つです。

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