2021年取材記事
幅広い知識をバックグラウンドに 求められる情報を的確に伝えられる薬剤師へ。
次世代を担う薬剤師
神戸薬科大学薬学部 2016年卒業

確かな知識と伝える技術の
習得に全力を注ぐ

 薬局実習の時、患者さま思いで小さな変化も見逃さない指導薬剤師に憧れ、私もそんな薬剤師になりたいと薬局を志望。ユーアイファーマシーは地域密着で薬局内もアットホームな雰囲気であること、ワークライフバランスが取れている様子にも魅力を感じ、入社を決めました。
 調剤報酬点数関係の研修や、先輩薬剤師による疾患別研修等当社独自の研修が毎月開催され、半年後には店舗間研修もあり、1年を通じてしっかりと学ぶことができました。さらに他社との合同新人研修もあり、グループワークで多様な人と交流したり、講師から社会人として持つべき視点を指摘されたり、多くの気付きを得ることができました。
 初めて配属されたのはクリニック前の店舗。類似薬名、規格違い、先発とジェネリック医薬品の違いなどを覚えるのに苦労しましたが、先輩の丁寧な指導のもと、まずは薬局に置いてある薬の把握に全力を注ぎました。3ヵ月を過ぎる頃からは投薬も行うようになり、患者さまにポイントを押さえて簡潔に伝えることの難しさを改めて痛感しました。この頃に先輩に言われて、今でも大切にしている言葉があります。それは「知識がないのに、話上手な薬剤師になってはいけない」というもの。話術でごまかすのではなく、確かな知識をベースとしながら伝える技術もある、そんな薬剤師を目指そうとモチベーションも高まりました。

患者さまの質問や相談に応え
不安を解消できる薬剤師へ

 2年目になると在庫管理も担当。患者さまの処方変化を在庫の動きという、また新たな観点から処方解析できるようになったのは大きな収穫でした。またこの時期、健康サポート薬局の研修も積極的に受けるなど、自己研鑽にも力を入れました。
 さらに3年目からは後輩もでき、質問に応えたり、指導を任されたりする機会も増えました。自分では意識していなかったことを聞かれることも多く、日々刺激を受け、自身の成長にもつながっています。
 これからも常に知識を更新し、蓄えることで、患者さまからのどんな質問や相談にも応えられる薬剤師になっていきたい。そして患者さまの不安を解消し、薬局を出る時は少しでも元気になっていただける、そんな薬剤師を目指していきたいと思います。

TO MY FUTURE

Myタイムカプセル

5・10年後の私

患者さまから信頼され、何かあった時に一番に相談してもらえる、そんな身近な薬剤師を目指しています。まずはどんな質問にも瞬時に対応できるよう知識を蓄え、多くの患者さまから信頼されるかかりつけ薬剤師になりたいと思います。

ADVICE

学生の皆さんへアドバイス

  • キャリア選択の
    アドバイス

    まず自己分析を行い、優先事項を明確にすることが大切です。その上で実務実習や就活セミナー、さらに店舗や職場の見学などを行うとよいと思います。特に見学は、現場の雰囲気やそこで働く人の声も聞くことができ、よい刺激になります。

  • 社会人と学生の
    違い

    学生は家族や先生から居場所や知識を与えてもらっている受け身の状態。それに対して社会人は、自分から与え、貢献できることが、大きな違いです。常に周囲を見て状況判断し、自ら行動していくことが求められます。

  • 学生時代にしておけば
    よかったこと

    勉強は大変だと思いますが、時間を有効に使ってほしいと思います。例えば、趣味に打ち込んだり、アルバイトをしたり、長期で旅行したり…。勉強だけでなく“自分にプラスになること”を一つでも多く増やすとよいと思います。

オフタイム

食べることが大好きで、
気になるお店を普段からストックし、
休日に出かけるのを楽しみにしています。
旅行も好きなので、コロナ禍が収束したら、
また旅行にも出かけたいと思います。

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