クオール株式会社

業種 保険(調剤)薬局
2023年取材記事
時代に合った地域医療の体制づくりに貢献し 地域の方々から選ばれる薬局を増やしたい。
次世代を担う薬剤師
中部第一事業部 管理薬剤師
名城大学薬学部 2018年卒業

「6年育成プログラム」など
充実した教育研修制度が魅力

 薬局のマネジメントに興味があり、「複数店舗を統括し、地域の方々から選ばれる薬局を増やしていきたい」という思いを持って、就職活動をしていました。なかでもクオールは教育研修制度が充実しており、生涯にわたって成長し続けられる環境があると感じ、入社を決めました。
 実際、入社してみると新人研修だけでなく、がんに関わる研修や処方提案の研修など多岐にわたる「6年育成プログラム」のほか、管理薬剤師や薬局長向け研修など充実した教育研修制度があり、安心して働ける環境が整っていると感じています。また、新入社員には年の近い指導スタッフがマンツーマンで付き、わからないことがあればすぐに教えてもらえます。働き始めてすぐの頃は不安もあると同時に、一番”のびしろ”のある時期でもあるだけに、頼れる人が近くにいることは成長スピードにも大きく影響すると思います。
 私の場合、最初の配属が総合病院前で、1日の処方箋応需数が200枚を超えるような大型店だったのですが、指導スタッフの細やかなサポートのもと、多くの症例に触れたことで、薬剤師としての基礎を築くことができました。

コミュニケーションを大切に
よりよい薬局づくりを推進

 4年目からは精神科病院前の店舗に異動。処方内容だけを見て服薬指導をするのではなく、患者さまの背景や、抱える問題まで掘り下げて考え、コミュニケーションを取るように心掛けるようになりました。
 さらに5年目からは管理薬剤師となり、薬局運営という広い視野でとらえ、取り組みをするようになりました。例えば、薬を適切に患者さまの元に届けられるような過誤対策や、要件にあった薬歴の作成ができているかという視点で、問題があれば改善をするようにしています。また、自分一人では改善を持続できないため、スタッフと日頃からコミュニケーションを密に取り、よりよい薬局にしていくためにはどうすればよいかを一緒に考え、知恵を出し合うようにしています。
 今後も、地域医療により貢献できる薬局をスタッフ一丸となって目指し、そしてゆくゆくはエリアマネージャーとして、地域の方々に選ばれる薬局を一つでも増やしていくことが目標です。

TO MY FUTURE

Myタイムカプセル

5・10年後の私

まずは薬局長を目指して、店舗やスタッフのマネジメントを学んでいきたいと思います。在宅業務など薬局外での仕事にも重点が置かれるなど、対人業務がより重視される中で、日本の医療を支える医療従事者としてしっかりと地域貢献できる薬局を多くつくっていきたいと考えています。

ADVICE

学生の皆さんへアドバイス

  • キャリア選択の
    アドバイス

    まずは自分を知ることが大切だと思います。将来何をしたいのかを決めた上で、それを叶えられる道を選択すること。そして何より自分が楽しんで仕事ができるキャリアを選ぶことが一番大切だと思います。

  • 社会人と学生の
    違い

    学生時代は講義などで学んで終わりというのがほとんどだと思いますが、社会人になると勉強したことを即実践できます。勉強した内容と同じ処方箋を目にすることも多く、すぐに知識を活かせることが楽しいです。

  • 学生時代にしておけば
    よかったこと

    薬以外にも、例えばお金や経営に関する知識など、幅広く勉強しておけばよかったなと感じています。キャリアアップしていくと、薬の知識だけでは不十分になってくるので、早いうちから勉強しておくと見える世界も変わってくると思います。

オフタイム

カメラが好きで、休日はいろいろなところに
撮影に出かけています。
コロナによる規制も緩和されてきているので、
これからは少し遠くまで撮影に行きたいと思っています。

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