株式会社トーカイ薬局

業種 保険(調剤)薬局
2024年取材記事
薬だけでなく、食事やバイタル変化にも着目。在宅患者さまのQOL向上に貢献したい。
次世代を担う薬剤師
トーカイ薬局
名城大学薬学部 2023年卒業

在宅医療の豊富な実績と
地域の健康を考える姿勢に共感

 患者さま一人ひとりの経過を長期にわたって見守り、薬だけでなく生活習慣の改善による健康づくりを提案したいと考えていました。加えて在宅医療に携わりたいという強い思いがあり、トーカイ薬局は東海地区トップクラスの在宅医療の実績があることが魅力でした。処方箋がなくても気軽に立ち寄れる「健康ステーション」というコンセプトにも共感し、入社を決めました。
 入社後の新入社員研修では、社会人としての基本的なマナーから無菌調剤の方法まで丁寧に教えていただき、不安が解消しました。こども薬剤師体験や健康相談などのイベントにも参加させてもらい、幅広い年齢層の疑問や健康ニーズを知ることができたのもよかったです。

患者さまに寄り添い
不安解消につながる指導へ

 店舗に配属されてからは日常業務に加えて、在宅業務や健康イベント、さらに新卒採用のお手伝いまで、1年目から様々なことに携わることができています。個人在宅を担当したばかりの頃は、必要となる情報の聞き取りに気を取られるあまり、淡々とした服薬指導になってしまい、患者さまにしっかりと寄り添うことができなかったと悔いが残りました。先輩に教えてもらった参考書籍や、「訪問前に今回の課題や目標は何なのかを考え、要点を整理しておくといいよ」とのアドバイスを活かし、生活習慣に合わせた服薬方法の提案などを心掛けるようにしました。そうすることで、少しずつ患者さまとの信頼関係を築けるようになっていったと感じています。
 患者さまの気持ちに寄り添い、少しの違和感や疑問も残らないようにしたいと思い、最後に聞きたいことはないかを必ず確認するようにしています。患者さまが、服薬を続けることでバイタルが安定したり、生活習慣の改善によって症状が軽減したと喜ばれているのを見ると、自分も嬉しくなり、やりがいを感じます。
 薬だけでなく、食事や運動など健康に関する幅広い知識を持つことで、症状の改善はもちろん、疾病の予防を含めた在宅患者さまのQOLの向上に貢献できるよう、今後も知識の習得に努めていきたいと思います。

TO MY FUTURE

Myタイムカプセル

5・10年後の私

個人在宅の患者さまは、長期にわたり治療経過を見ることができるので、服薬指導だけでなく、食事やバイタルの変化など細かにチェックし、薬剤の変更や選定を迅速かつ適正に判断し、提案できる薬剤師になりたいと考えています。

ADVICE

学生の皆さんへアドバイス

  • キャリア選択の
    アドバイス

    私は、業種別に自分にとってのメリットとデメリットを書き出し、目指す将来像と合致する部分の多い業種の会社説明会や店舗見学に参加しました。店舗で働く現場スタッフの意見はとても参考になりました。

  • 社会人と学生の
    違い

    学生時代は自分の成長のためだけに勉強してきましたが、社会人になると「会社への貢献」という視点を持つことも大切になります。どうすれば貢献できるかと考えることで、より責任感を持って取り組むようになりました。

  • 学生時代にしておけば
    よかったこと

    私は学生時代に飲食店でアルバイトしていた経験が、薬剤師として必要となるコミュニケーションに役立ったと感じています。なので、できる限り幅広い世代や価値観の人と関われるような機会を持つとよいと思います。

オフタイム

休日の楽しみは旅行です。
様々な景色を見たり、その土地ならではの
美味しい食べ物を味わったりして、
リフレッシュしています。

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