株式会社クリエイトエス・ディー(クリエイト薬局)

業種 保険(調剤)薬局ドラッグストア(調剤併設含む)
2024年取材記事
薬剤師としての専門性を磨き 地域に密着してさらなる成長へ。
薬学部 2019 年卒業
私のCAREER
薬局長

調剤や在宅医療など薬剤師としての専門性を発揮できる分野と、OTC医薬品や幅広いヘルスケア分野の双方の知識を高め、“トータルヘルスケア薬剤師”として患者様、お客様に多角的にアプローチ。地域の皆さんの健康をサポートする活動に力を入れています。

6年のCAREER

  • 1年目

    入社
    集中研修でOTCの知識も習得

    まずはOTCの知識を習得したいと、毎月の研修を通じて、医薬品全般に関する知識に加え、社会人としてのビジネスマナーや接遇の基本についてまで幅広く学ぶ。2年目にはより規模の大きい店舗に異動し、お客様ニーズを捉えた店舗づくりにも積極的に取り組む

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    ここがPOINT1

    入社当初は当社理念であり、私が共感した「極めて感じの良い応対」の実践を目標にしていたのですが、同期と共に研修を重ね切磋琢磨する中で、次なる目標も見つかりました。目の前のことに全力を注ぎつつ、いずれはより影響力のあるポジションにつき、会社や地域への貢献度を上げていきたいと志を高く持つようになりました。

  • 3年目

    在宅医療や
    研修サポーター、リクルーターを経験

    面応需タイプの調剤薬局で、多様な処方箋に触れ、個人在宅も担当。またリクルーターとして店舗見学会などの場で学生と話したり、新入社員の全体研修でサポーターを務めたりするなど、さまざまなことを経験

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    ここがPOINT2

    研修サポーター業務やリクルーター業務を担当する中で、人によって感じ方、捉え方が違うことを実感。相手が何に興味を持っているのか、不安を覚えているのかを把握することが大事だと改めて感じ、服薬指導でもより意識するようになりました。

  • 5年目

    ドラッグストア併設の調剤薬局
    薬局長に着任

    薬局長習熟研修を経て、薬局長に着任。面応需を主とした新規開局してまだ2年目の店舗で、薬局長として医薬品管理や売上管理なども行う。また、積極的にOTC医薬品相談カウンターにて対応を行う中で、薬局の認知度アップによる処方箋応需数の倍増を目指す

薬剤師としての職能を活かしつつ
幅広いビジネススキルを習得したい

 進路を考えるにあたって、病院や薬局の実習に加えて、ドラッグストアや製薬企業のインターンシップにも参加するなど、まずはいろいろと見て回ることから始めました。その中で、「薬剤師としての職能を活かしつつ、それ以外のことにも挑戦し、マネジメントなど幅広いビジネススキルを習得できる環境で働きたい」という自身の〝軸〟を見出すことができました。
 なかでもクリエイトエス・ディーは、インターンシップや店舗見学会などを通して、社員同士の関係性のよさや、患者様やお客様に対してとても親身に対応する様子が見て取れ、「この人たちと働きたい」と入社を決めました。

多様な商品知識を身に付け
多角的に患者様にアプローチ

 入社後は、調剤やOTC医薬品に関する研修に加え、社会人としての心構えや現場マネジメントに関わる研修もあり、「OTC医薬品を含めて幅広い知識を習得したい」という私にぴったりの充実した内容で、社会人としての基礎を築くことができました。特に1年目は始めの集中研修に加え、毎月の定期的な研修、店舗では先輩薬剤師がマンツーマンで付いてくれるブラザー&シスター制度に加え、本部のサポート窓口もあり気軽に相談できるなど、支援体制が充実しているのでとても心強かったです。日常業務で曖昧だった知識を研修の場で確認し、研修で学んだことを店舗の接客で早速実践することで知識定着につながり、健康な方から治療が必要な方まで幅広くサポートできることを実感しました。
 なかでも印象に残っているのは、転倒して出血したお客様が来店された時のこと。ご家族と協力しながら手当てをしたのをきっかけに、その後も定期的に来局され介護おむつなどのご相談を受けるようになりました。私が店舗を異動する際には、手づくりの感謝状もいただき、「薬剤師としての職能を活かしつつ、患者様と長く関われるこの仕事を選んでよかった」と心底思えた瞬間でした。
 より規模の大きな店舗に異動してからは併設のドラッグストアに所属している管理栄養士との連携にも挑戦。近隣に整形外科のクリニックがある薬局で、こむら返りの症状がある患者様が多くご来局されていたため「薬以外のサポートができないか」と考え、管理栄養士と協力して発症予防になる食事管理の資料を作成し、患者様に配布をしたり薬局内に掲示を行ったりしました。薬剤師だけでなく、多職種と連携して健康サポートを行うことも多角的アプローチのひとつだと実感しました。

調剤、個人在宅や
ポリファーマシー対策にも取り組む

 3年目には、住宅街にある店舗に異動し、総合病院やクリニックなど幅広い医療機関の処方箋を面で応需することで、知識の幅も広がりました。さらに個人在宅業務も経験したことで、患者様がご自宅で服薬する時の状況や生活背景まで、しっかりと考えたアドバイスや工夫を心掛けるようになりました。例えば、患者様の認知機能の低下に伴い紛失しないよう頓服薬をカレンダーに貼り付けるなど、コンプライアンス向上につながるように変更しました。ポリファーマシー対策にも積極的に取り組み、他店舗にも共有、展開したものが地域支援体制加算につながるなど業務の幅を広げることができました。
 店舗外の業務では、新入社員に向けた薬剤師研修に研修サポーターとして参加したり、リクルーターとして学生と接する中で、後進育成における多角的な視点や考え方を学べたこともさらなる成長につながりました。

来局された患者様が
「また来たい」と思う薬局へ

 エリアマネジャーと度々自分のキャリアについてお話できる機会があるので「薬局長になりたい」と、自分からやりたいことを積極的に伝え、準備期間を経て、5年目からは薬局長に着任しました。
 準備期間では、「薬局長習熟チェックリスト」に基づいて医薬品の管理や医療機関への対応、シフト管理などの薬局長に求められるスキルを店舗で学びました。並行して本部での「薬局長研修」を通して薬局運営の指針や考え方についても学ぶなど、しっかりとしたサポートがあり準備ができたことで不安なくスタートを切ることができました。また、スタッフとして働いていた時の店舗の薬局長は、スタッフとのコミュニケーションの取り方や薬局づくりの姿勢を背中で見せてくれる先輩で、「自分もこんな風になりたい」と思わせてくれる方と共に仕事をした経験が現在の業務に生きています。
 薬局長となった今、店舗スタッフにはまず楽しんで働いてもらいたいと考えています。コミュニケーションをよく取り、また相手の意見もしっかりと聞いて自分も含めて一緒に成長していける環境づくりを心掛けています。
 今の目標は、地域の患者様やお客様に「何か相談したいことができたらこの薬局に来よう」と思っていただける薬局にすること。そのために待ち時間は短く、患者様と接する時間はできるだけ長くとってOTC医薬品の知識も活かし健康や生活面でのアドバイスもできる薬局にしていきたいと思っています。

TO MY FUTURE

Myタイムカプセル

5・10年後の私

薬局長になったばかりなので、まずは目の前の仕事に全力投球し、地域の方々に選ばれる薬局づくりを目指しています。そしていずれは調剤エリアマネジャーや本部スタッフなど、様々なキャリアにチャレンジし、より多くの人によい影響を与えられる存在になっていきたいと思っています。

これが成功の分岐点

成功体験を積み重ね 着実に成長

「今週は『ありがとう』を何件もらう!」というような小さな目標を立て、単に調剤業務を行うのではなく、常に目標を意識して取り組むようにしていました。季節や地域ごとに患者様、お客様が求めるニーズに合う商品の提案をしたり、服薬管理にお困りの患者様へお声がけをしたり、その結果、自店舗だけでなくエリア内の他店舗にも共有され、地域全体によい影響をもたらすことができたことが目標達成のモチベーションにつながる分岐点になりました。目標達成の成功体験を繰り返すことで着実に成長につながっていると感じています。

私なりの仕事の心掛け

皆で協力して目標を達成することで 楽しく働き、成果にもつなげたい

「楽しく働く」ことが私のモットーです。私自身、学生の頃は「お金のために働く」という気持ちだったのですが、実際に働く中で、「チームで目標を達成する」ことの喜びを知りました。子どもの頃からスポーツをしていたのですが、皆で協力して目標を達成する喜びはスポーツにも通じるものです。どんなことでもスタッフと協力し、一丸となってゴールを目指すことで、皆が楽しく働くことができ、成果にもつながると考えています。

学生の皆さんへメッセージ

“会社の空気感”が自分に合っているかを 見極めることが大切

私が就職にあたって重視していたのは、“会社の空気感”が自分に合っているかという点です。空気感を知るために、インターンシップや職場見学会などを通して、働いている人に質問をしたり、スタッフが楽しそうにしているかを見ていました。自分がその会社で働くイメージを具体的に持った上で入社したので、入社後にギャップを感じることもありませんでした。

オフタイム

休日は友人や家族などと過ごすことが多く、ゴルフやキャンプ、
温泉、ドライブに行ったり、おいしいものを食べたり、お酒を飲んだりしています。
ゴルフではスコア100を切ること、全国のキャンプ場を制覇することを目標にしています。
同年代の友人と話す中で刺激を受けることも多く、それが仕事の活力にもなっています。

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