株式会社育星会(カイセイ薬局)

業種 保険(調剤)薬局
2022年取材記事
十人十色の患者さまの情報を医師へ繋ぐ
コミュニケーション力の高い薬剤師へ。
次世代を担う薬剤師
カイセイ薬局
姫路獨協大学薬学部 2019年卒業

患者さまと密に関わりたいと
保険薬局に転職

 大学卒業後、大学病院に就職しました。多職種と連携し、患者さまにとって最良の薬物治療を提供する病棟薬剤師に憧れたからです。多くの知識は得られましたが、調剤室での勤務が中心で、患者さまに接する機会の少なさにもどかしさを感じ、今後のキャリアビジョンも考えて転職を決意しました。
 実務実習時に興味を持った在宅業務にもチャレンジしたいと思い、大阪を中心に関西に根差した店舗展開、社員同士のつながりを大事にする社風、患者さまと関わる距離感が自分に合いそうだと感じ、カイセイ薬局に決めました。
 研修はとても手厚く、社内の風通しのよさを体感したのもこの時。入ったばかりの私を本社や他店舗の方が「○○店の○○くん?」と知っていてくれたことには驚きました。会社全体で、私の入社を歓迎してくれて、カイセイ薬局の仲間として認めてもらえた感じがして嬉しかったですね。服薬トレースのヒアリングの仕方や記入方法の研修は具体的で、現在の業務でも活きています。入社後ほどなくして希望していた在宅業務も経験させていただき、たくさんの患者さまに接することで多くのことを学びました。

十人十色の患者さまと向き合い、
服薬指導に必要な情報を
聞き出す力を養う

 患者さまは十人十色。お話し上手な方、無口な方、お急ぎの方など、最初の挨拶時に判断し、その方に合った話し方や説明の仕方に変えるのですが、その判断が難しく、先輩の対応を見て学び、分からないことは質問して、患者さまから必要な情報を引き出す力を養っていきました。
 入社から1年が経つ頃には、在宅・外来を合わせると担当患者さまは60人を超えました。薬が変更されたら飲み方を確認する、服薬コンプライアンスが不安な方には定期的に電話フォローするなど患者さま一人ひとりに寄り添った対応を常に心掛けています。大変なこともありますが、「○○さんがいてよかった」など感謝の言葉をいただくと、これからも頑張ろうと思えます。
 薬局長不在時にオペレーションを任されるなど店舗でも頼られることが増えてきました。いずれは薬局長として、医師や訪問看護師、ケアマネージャーといった他職種から信頼される薬局、患者さまに愛される薬局を、スタッフ全員で力を合わせてつくっていきたいです。

TO MY FUTURE

Myタイムカプセル

5・10年後の私

無口な患者さまからも必要な情報を的確に引き出し、多剤併用によるポリファーマシーや残薬などの問題にもいち早く気付けるようになりたいです。いずれは薬局長になり、地域住民や近隣の病院などに信頼される薬局を作りたいと考えています。

ADVICE

学生の皆さんへアドバイス

  • キャリア選択の
    アドバイス

    説明会や見学会などになるべくたくさん参加して、店舗の雰囲気、処方箋枚数、キャリアプランの選択肢など様々な角度から比較して「ここなら!」と思うところを見つけてください。私の場合、見学会で見た社員さんの楽しそうに働いている表情も決め手になりました。

  • 社会人と学生の
    違い

    一番の違いは、「責任が伴う」ことだと思います。学生の間は、親や先生など周りの大人に守られていましたが、社会人になると自分で判断して行動することが求められます。常に責任感のある行動・言動を意識することが肝心です。

  • 社会人への
    心構え

    臨床現場では予想外のことが起きるので、最初はどう対応してよいのかわからず、慌てることがあるかもしれません。しかし、学んできたこと、身に付いた知識は裏切らないので、自信を持って頑張ってほしいです。

オフタイム

休みの日はドライブでリフレッシュ。
水族館が好きなので、
水族館に行くことが多いです。
家でゆっくりと過ごす時間も
大切にしています。

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