先進医療を担う大学病院前から地域密着のクリニック前まで多様な店舗を経験し、さらに大学病院での研修や、外来がん治療認定薬剤師の資格取得などにもチャレンジしてきました。今後も自己研鑽に励むとともに、現在は暫定認定となっている外来がん治療専門薬剤師の資格取得を目指していきます。
がん治療は新しい治療法や薬剤が日々出ており、現在も10年前とは比較できないほど進歩しています。今後もさらに進歩していく中で、患者さまのQOL向上につながるよう、一つひとつ着実に知識を増やしていきたいと考えています。また、外来がん治療認定薬剤師の資格を活かして、後進指導に力を入れ、患者さまが適切な治療を受けるためのサポート体制をチームとして高めていきたいと思います。
患者さまとの信頼関係の構築が
薬物療法の質的向上のカギ
病院研修で治療の内実に触れたことに加え、外来がん治療認定薬剤師の資格を取得したことで、患者さまにより信頼していただけるようになり、心を開き、いろいろとお話ししていただけるようになりました。コミュニケーションの充実は、より多くの情報収集につながり、ひいては薬物療法の質的向上に貢献できる、とても重要なことだと実感しました。
疑問はできるだけ即解決、
“To Do リスト”は 優先順位を付けて
私が新人時代から今に至るまで日々、心掛けているのは、わからないことや不明点をそのままにしないということです。何かひっかかることがあれば、すぐにメモをして、時間が空いた時に調べるようにしています。また、“To Do リスト”も、今日やること、明日やること、いついつまでにやること、というように優先順位や期限を定めて作成することで、もれがないようにしています。
薬剤師としての将来ビジョンを胸に
計画的な学びを
調剤薬局では、コミュニケーション能力が非常に重要になってくるため、可能であれば学生時代に接客に関連することを経験しておくとよいと思います。また、国家試験に合格し、薬剤師の免許を取得することはゴールではなく、むしろスタートです。その後、どのような薬剤師になりたいか、何を学んでいきたいかなど、その先のビジョンを持って学ぶようにしてほしいと思います。
有給休暇を利用して、同僚と海外旅行に行ったり、アーティストのライブやミュージカルの舞台、サッカーを見にいったり、みんなでBBQをして盛り上がったりして、リフレッシュしています。新型コロナウイルスの影響で、みんなと集まることができない今は、自分でおつまみをつくって、音楽をかけながら、家呑みを楽しんでいます。