様々なことにチャレンジできる環境の中で、リクルーターや糖尿病アドヒアランス向上プロジェクト、医療カレッジのがんチームなど、若手のうちから様々な経験を積んできました。そのおかげで着実にステップアップし、自分にしかできない仕事に出会うことができたと感じています。
目標は自分の店舗があるエリア、ひいてはスギ薬局全体がよりがん患者さんを手厚くサポートできるようにすることです。そのために、学会や研修会で得た知識を社内の勉強会や、コンテンツ配信などを通してエリアの薬剤師に還元しています。今後さらに活動の輪を広げて、多くの薬剤師が自信を持ってがん患者さんをサポートしていけるようにしたいと思っています。
不安を抱える患者さんの力になりたい という思いが勉強の原動力に
1年目の時にがん患者さんと出会ったことが、大きな分岐になりました。処方箋と一緒に持ってこられた病院が作成した情報提供書には、レジメンや副作用状況が書いてありました。初めてのことも多く、わからないことは先輩はもちろん、DI室に聞きながら勉強して、患者さんのサポートに努めました。異動する時に、患者さんから「あなたがいてくれてよかった、治療が不安だったから」と言われ、患者さんは私が思う以上に治療に不安を抱えているのだと実感。がんの勉強を一生懸命にして、少しでも患者さんの不安を減らせるようサポートしていきたいと思うようになりました。
継続するには 頑張るだけでなく、 休養やリフレッシュも大切
仕事に取り組むうえで大切なことは「継続する」ということだと考えています。知識や経験は薬剤師にとって非常に重要なので、何より長く働いていける環境を、会社はもちろんですが、自分でもつくっていくことが大事だと思います。自身のメンタルや体力を常に気遣い、頑張るだけでなく、時には休んだり、リフレッシュしたり、メリハリをつけるようにすると、継続的に勉強ができ、結果にもつながると思っています。
様々な人と交流し コミュニケーション力を身に付けてほしい
アルバイトやサークル活動、友達との交流を通してコミュニケーション力を身に付けるとよいと思います。知識ももちろん大切ですが、コミュニケーション力がないと患者さんとの信頼関係を築けず、専門性の発揮につながりません。限られた時間の中で、患者さんに心を開いて不安や悩みを相談してもらえるようにすることは、現代の薬剤師に求められる重要な能力だと思います。
休日の趣味はガーデニング。
紫陽花やバラを夫と一緒に育てています。
植物の様子や世話について一緒に考え、
試行錯誤した末に、きれいな花を咲かせて
玄関を彩ってくれるとやりがいを感じます。
新婚旅行でイタリアに行き、とても楽しかったので、
再訪したいと思い、イタリア語を勉強中です!