総合メディカル株式会社(そうごう薬局)

業種 保険(調剤)薬局
2022年取材記事
がん治療がスムーズに進むよう 専門知識を活かしながら 生活や心情にも寄り添える薬剤師へ。
そうごう薬局 専門薬剤師(がん分野)
薬学部 2017 年卒業
私のCAREER
外来がん治療専門薬剤師

がん患者さんを生活面も含めたトータルサポートができる薬剤師になりたいと、外来がん治療認定薬剤師の資格を取得。来局時だけでなく、電話でのフォローなども行い、医療機関との連携を深めることで、よりスムーズな治療に貢献したいと取り組んでいます。

6年のCAREER

  • 1年目

    入社
    医療モール内店舗に配属

    約3週間の集合研修を経て、内科・小児科・整形外科クリニックが入居する医療モール内の店舗に配属され、調剤の基本を徹底して学ぶとともに、在宅業務も経験するなど、薬剤師としての基盤を築く

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    担当していた在宅の患者さんに店舗異動のご挨拶をした時に、「すごく良くしてもらったから、お別れするのが寂しい」と言ってもらいました。頑張ってきて良かったと思うと同時に、今以上に患者さんに頼りにされる薬剤師になろうとモチベーションが高まりました。

  • 3年目

    外来がん治療認定薬剤師育成
    プログラムに参加

    外来がん治療認定薬剤師育成プログラムに応募して参加。総合メディカルの旗艦店である天神中央店に異動し、知識や経験豊かな先輩とともに働き、指導を受けながら、多くのがん患者さんに携わり、サポート事例を蓄積

  • 5年目

    外来がん治療認定薬剤師の
    資格を取得

    サポート事例の提出と筆記試験を経て、外来がん治療認定薬剤師の資格を取得

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    資格取得を目標に掲げて取り組むことで、基盤となる知識を固め、さらにガイドラインや論文などを読むことでより介入の精度を高めることにつながりました。資格試験対策のための勉強会など、サポート体制が万全だったことも短期間で取得できた大きな要因となりました。

  • 6年目

    さらに上位資格である
    外来がん治療専門薬剤師の資格を取得

    地域の基幹病院前の店舗で外来がん治療専門薬剤師として勤務。がん患者さんを積極的に担当し、治療期間中の電話フォローなどもきめ細かに実施。ヒアリング内容をもとに医療機関への情報提供や処方提案なども行い、密な連携を担う

外来がん治療認定薬剤師の資格を
活かして活躍できることが魅力

 病院実習でがん患者さんに携わる機会があり、指導薬剤師ががんに詳しかったこともあって、がん領域に興味を持つようになりました。入院期間中だけでなく、外来の患者さんに対して、生活面も含めたトータルサポートをしていきたいとの思いから、薬局を志望。総合メディカルには外来がん治療認定薬剤師の資格を有し、活躍をしている先輩も多く在籍していることに加えて、会社の顔である採用部門の方々の人柄や働きやすい社風にも惹かれ、入社を決めました。
 入社後は、約3週間の集合研修からスタート。社会人として必要となるビジネスマナーから、薬剤師に特化した専門研修まで、多岐にわたる内容でした。グループごとに症例検討をしたり、特定テーマについて調べて発表したり…。座学以外に、自ら調べたり、意見を交わしたりするグループワークも多く、同期同士のつながりも深めることができました。

薬剤師としての基礎を固め
着実な成長を刻む

 最初に配属されたのは、内科や小児科、整形外科など複数の医療機関が入る医療モール型の店舗。患者さんの数が多く、小児科もあることから散剤や水剤の調剤の機会も多く、基礎を固めることができました。最初は、「患者さんからの質問に答えられなかったらどうしよう」と不安でいっぱいだったのですが、質問をきっかけに調べ、次に聞かれた時はしっかりと対応できたことから、「質問から学ぶことこそ知識習得の早道」と、より意欲的に取り組むようになりました。
 サポート体制も万全で、店舗配属後も定期的に研修があり、調剤スキルなどを都度確認して知識を確かなものにしたり、同期と悩みを共有したり、励まし合ったり…。ほかにも先輩がマンツーマンでサポートしてくれるブラザー・シスター制度やOJT制度があり、わからないことがあればすぐに聞ける環境だったのも心強かったです。
 1年が経つ頃には業務にも慣れ、それまでは自分のことだけに精いっぱいだったのですが、少しずつ薬局全体を見る余裕も生まれ、優先順位を付けたり、手が空いた時は積極的にサポートに回ったりできるようになりました。

外来がん治療認定薬剤師
育成プログラムに参加

 3年目からは、この年に創設された外来がん治療認定薬剤師育成プログラムに参加するために、当社の旗艦店ともいうべきそうごう薬局 天神中央店に異動。「このチャンスを逃したくない」と自ら立候補したもので、1期生として認められてうれしかったです。
 知識豊富な先輩が揃うそうごう薬局 天神中央店で、自分の未熟さを改めて痛感しながらも、より多くのがん患者さんの問題点を発見して、その改善に貢献できるよう、必死に勉強しました。また、患者さんと接する機会が増える中で、治療だけでなく、生活面や経済面など、多くの不安を抱えていることを改めて感じました。胸の内の不安を吐き出して、少しでもすっきりとした気持ちになってもらいたい、そんな思いから、まずは患者さんの話をじっくりと聞くことから始めました。「きちんと話を聞いてくれる人」と認識してもらうことで、些細な変化も話してくれるようになり、問題点の発見、処方提案による改善につながることも増えていきました。
 外来がん治療認定薬剤師の資格を持つ先輩が毎週、勉強会を開催してくれ、患者さんにヒアリングすべきポイントや病院への情報提供の仕方などを丁寧に指導してくれたことも大きな力になりました。例えば、医師に情報提供する際には、患者さんからヒアリングした内容だけでなく、処方提案とともにそのエビデンスの提示も大事だと教わり、ガイドラインや論文なども今まで以上に読むようになりました。おかげで文献検索力の向上にもつながり、知識も経験値も大幅にアップすることができました。
 5年目には外来がん治療認定薬剤師の資格を無事に取得。最短ともいえる期間で取得できたのは、万全のサポート体制があったからだと感じています。

がん患者さんをサポートする
仲間づくりにも注力したい

 現在は、地域の基幹病院前の店舗で専門薬剤師として店舗業務に取り組み、特にがん患者さんは積極的に担当するようにしています。また、医療機関や他の近隣薬局と連携しながら、専門的でより高度な薬学管理や調剤に対応できる専門医療機関連携薬局の認定取得に向けた取り組みにも力を入れています。来局時だけでなく、治療期間中の患者さんの自宅に電話をして体調や服薬状況、副作用発現状況など細かに確認。必要な情報を医療機関に提供したり、処方提案をしたりすることを当社では以前から行っていますが、専門医療機関連携薬局の認定要件にも、医療機関への情報提供の数などもあるため、これまでの取り組みが活きていると感じています。
 今後は、若手薬剤師に向けた勉強会なども開催し、日進月歩で進化しているがん治療に携わることの奥深さや面白さを知ってもらい、がん患者さんを支える仲間を増やすことにも力を入れたいと考えています。さらに社内に限らず、地域の薬剤師会などを通じて、がん領域に興味を持つ薬剤師が手を携えて活動できるような場をつくっていくことにも今後、チャレンジしていきたいと意欲を燃やしています。

TO MY FUTURE

Myタイムカプセル

5・10年後の私

外来がん治療専門薬剤師として知識、技能を活かし、がん患者さんをよりトータルサポートができる専門医療機関連携薬局を増やすための活動や、社内の資格取得希望者への支援を行っていきたいと考えています。さらに将来的には、セミナーの講師など、日本臨床腫瘍薬学会に携わる仕事もしたいと考えています。

私なりの仕事の心掛け

薬のことだけでなく、 生活面や心情面にも配慮

薬局全体を見て、今自分は何をすべきか、優先順位を考えて行動するように意識しています。また服薬指導では、患者さんと真摯に向き合い、治療がスムーズに進むよう、生活面や心情にも配慮するなど、寄り添う姿勢を大切にしています。

これが成功の分岐点

外来がん治療認定薬剤師育成プログラムの 開始をチャンスととらえて応募、取得につながった

がんの治療は日進月歩の世界で、日々新しいことを吸収でき、学び続けられる楽しさがあります。また薬物療法の比率も高く、薬剤師として介入できる余地も大きいと感じていました。そのため、外来がん治療認定薬剤師育成プログラムが開始されたと聞いた時には、「詳しく学ぶチャンスだ」と迷わず応募。万全のサポート体制のもと、多くのことを学び、経験も積むことができました。資格を取得したことで、自信を持って患者さんに向き合うことができ、また患者さんにもより安心感を持ってもらうことができていると感じています。

学生の皆さんへメッセージ

長く働き続けるには ワークライフバランスの視点も重要

私自身、学生時代はずっと飲食店でアルバイトをしていたのですが、アルバイトを通じてさまざまな人と関わることで得られる経験は、実際に社会に出てからも役に立つことが多かったです。また就職先を決める際には、仕事で得られるやりがいと、プライベートな時間の確保と、そのバランスを考えることも重要です。私の場合は、一人暮らしをしたかったので、家賃手当など福利厚生面も重視して選択しました。

オフタイム

薬局の仲間と一緒に食事して、仕事だけでなく、
プライベートの話もしてコミュニケーションを深めています。
コロナ禍になってからは、休日を家で過ごすことも多くなり、
映画やドラマを見る時間が増えました。
最近は韓国ドラマにはまっています。

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