総合メディカル株式会社(そうごう薬局)

業種 保険(調剤)薬局
2016年取材記事
患者さんの人生に寄り添い 一緒に問題を解決していける 薬剤師へ。
専門薬剤師
薬学部卒業 2012 年入社
私のCAREER
専門薬剤師

患者さんが安心して相談できるようにとの思いで、薬局薬剤師として外来がん治療認定薬剤師の資格を取得。 病院の医師・薬剤師との連携をさらに深め一貫した治療サポート体制を構築するとともに、薬局薬剤師の役割を明確化し、 患者応対の標準化に尽力していきたいと考えています。

5年のCAREER

  • 1年目

    北帯山店(熊本県)に配属

    新入社員研修を経て、内科クリニックの処方せんを応需している北帯山店に配属。「ブラザーシスター制度」のもと、内科を中心とした調剤や患者対応を学んだ後、他店舗への応援を通じて様々な病院処方も学ぶ

  • 2年目

    天神中央店に異動
    がんチームに所属

    そうごう薬局天神中央店で専門性を磨きたいという希望が叶って異動。抗がん剤の調剤など、様々な診療科の処方箋に対応しつつ、がんチームに所属してがん患者さんを担当するようになる

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    ここがPOINT1

    大きな不安を抱えるがん患者さんを多く担当するようになり、ただ「向き合う」のではなく、「寄り添って一緒に問題を解決していこう」と思うようになるなど、患者さんに対する姿勢にも変化が生じました。

  • 3年目

    社内マネジメント研修を受講

    薬局運営について学ぶマネジメント研修を受講し、自身や勤務する店舗の課題を抽出し、その改善に向けた活動に挑戦。自分を見つめ直す機会となり、論理的思考力やリーダーシップの強化につながる

  • 4年目

    外来がん治療認定薬剤師の
    資格取得

    日本臨床腫瘍薬学会認定の外来がん治療認定薬剤師の資格を取得。学術大会での発表を行うほか、資格を取得したことで製薬メーカーの機関誌や薬学系雑誌からの取材や執筆依頼も受ける

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    資格取得に向けて、様々ながん種のガイドラインを再度読み込んだことで、患者さんの治療内容やプロセスへの理解が深まり、より的確なヒヤリングやアドバイスができるようになりました。

外来患者さんのサポートや
予防医療への貢献を目指して

 現在、専門薬剤師を多く配置している天神中央店でがんチームの一員として、充実した日々を送っています。しかし最初から就職先として薬局を志望していたわけではなく、私にとって大きな転機となったのが薬局での実務実習でした。学会や勉強会を通じて自己研鑽に励み、患者さんを長期にわたり総合的にサポートしていく薬局薬剤師の姿に触れ、薬局のイメージが一変。さらに入院期間が短縮される傾向にある中で外来患者さんのサポートや、重症化させないための予防医療という観点からも薬局の存在意義を痛感し、患者さんの人生に寄り添い、共に歩んでいきたいと思うようになりました。
 なかでも総合メディカルは、教育体制が充実していることに加え、薬剤師としてだけでなく、教育や採用といった分野に挑戦できる道や、専門薬剤師として薬剤師を極める道など、様々な選択肢があることが魅力でした。しかし何といっても、最終的な入社の決め手になったのは「働いている社員が皆いきいきとしていること」でした。

希望と不安を抱えながら
踏み出した新たな一歩

 1年目は熊本県の北帯山店に配属され、「ブラザーシスター制度※」のもと、先輩薬剤師に指導していただき、調剤や応対スキルを学んでいきました。当店舗は糖尿病治療を中心とした内科クリニックの処方せんを応需しており、まずは内科の処方から始め、夏頃から他店舗への応援を通じて様々な病院の処方へと広げていくという2段階で学ぶことで、薬剤師としての土台を着実に築くことができました。
 現在勤めている天神中央店への異動が決まったのは2年目の秋。患者さんを総合的にサポートするには専門的で高度な知識と、OTCを含めた幅広い知識の両方が必要となるため、いずれは天神中央店で専門性を磨きたいという希望が早くも叶った形でした。「がんばろう」と意欲に燃える反面、「総合病院の処方せんを多く応需しており、しかも専門薬剤師も多いハイレベルな店舗で、2年目の私が通用するだろうか」という不安もありました。
 実際、着任した当初は先輩たちの業務をこなすスピードに圧倒され、また初めて見る処方箋や扱ったことのない医薬品に戸惑うことも。患者さんに聞かれてわからないことはその場ですぐに調べ、後でじっくりと処方を解析するなど、処方意図の理解に努めました。また製薬会社が主催する勉強会にも参加し、知識の幅を広げることにも積極的に取り組みました。
※新入社員が安心して働けるように先輩社員 がよき相談相手となり、業務面から心の面 までサポートする制度です。

がんチームの一員として
患者さんに寄り添う薬剤師に

 当時から天神中央店では、がん・糖尿病の2領域に特化し、専門性を追求する体制が整えられていました。前店舗での経験を活かせる糖尿病チームにも魅力を感じたのですが、「『2人に1人はがんになる』と言われている時代で、がんは避けて通れない。それなら、この機会にイチから勉強しよう」と、がんチームに所属することを選択。これまで抗がん剤の調剤や服薬指導もしたことがない私にとって、これは大きな挑戦でした。
 先輩薬剤師の応対や、先輩に教えてもらった本や製薬会社のウェブサイトなどを参考に、勉強する日々が続きました。担当患者さんを持つようになってからは、患者さんのために私ができることをより強く考えるようになり勉強にも一段と熱が入り、術後療養を副作用なく無事に終了させるというミッションに向かって突き進んでいきました。
 そうした中で心掛けたのは、患者さんの立場に立って考えること。小さなことでも気付いたことは患者さんにきちんとフィードバックし、会話のキャッチボールを成立させることで、信頼関係を築くようにしました。「患者さんと向き合う」のではなく、治療という同じ方向を見て「寄り添う」ことが大事だと考えるようになったのも、この時期でした。
 また、3年目にはマネジメント研修ファーストを受講。薬局長を目指す様々な店舗から集まった薬剤師とともに、自己分析に基づく弱点克服や、リーダーシップ強化に取り組みました。私の場合は、専門薬剤師という立場から店舗運営にどう貢献できるかと考え、課題抽出から改善に導くプロセスを立案・実施。優先順位の付け方や論理的思考力、多角的なものの見方を身に付けていくことができました。

薬局薬剤師の役割や
プロセスの明確化へ

 さらに4年目には、患者さんが相談する時に少しでも安心してもらえるようにと、外来がん治療認定薬剤師の資格を取得。薬剤師として成長できることなら労苦を惜しまないという先輩たちの姿勢や、それを後押しする会社の雰囲気もあり、申請に必要となる講習や研修の単位も無理なく履修できました。また、様々ながん種のガイドラインに改めて目を通したことで、患者さんの治療内容やプロセスへの理解が深まり、問診時にもより寄り添った応対ができるようになりました。また病院と共同のミーティングやグループ・ディスカッションなどで「中心的な役割を果たしてほしい」と言われるなど、周囲の人たちから頼ってもらえるようになったと思います。
 また、病院の医師・薬剤師と連携しながら、薬局薬剤師ががん患者さんにできることをもっと明確にし、がん患者さんの応対に慣れていない薬剤師であっても患者応対ができるような〝がん患者応対手順書〟を完成させ、それに基づき新人教育もできる薬剤師になりたいと考えるようになりました。
 患者さんから聞かれることに何でも答えられ、さらに社外に向けて薬局の取り組みを積極的に発信していける薬剤師を目指し、これからも患者さんに寄り添い、自己研鑽に励んでいきたいと思います。

TO MY FUTURE

Myタイムカプセル

5・10年後の私

どんな質問にも答えられ、患者さんが安心して相談できる薬剤師を目指しています。また病院の医師・薬剤師との連携を深めながら、薬局薬剤師ががん患者さんにできることを明確にし、“がん患者応対手順書”を完成させ、それに基づき教育もできる薬剤師になりたいです。

新人時代の失敗

患者さんの命を 預かっているという 意識で仕事をするように

ある患者さんの一包化を作成した際、前回の処方から変わっていたことに気づかず、規格が違う薬剤をお渡ししてしまいました。患者さんが服用する前に取り替えることができたのですが、常に患者さんの命を預かっているという意識で仕事しなければと自戒の念を新たにしました。それからは常に一歩立ち止まって考えるようにしています。

私流自分の磨き方

人との出会いを大切に 良いところを吸収し 成長したい

様々な人との出会いを大切にしています。自分のスタイルを確立することも大切ですが、まずは上司や同僚、後輩、さらには患者さんの中にも自分にはないもの持っている人は多くいます。そうした人たちから、良いところを学んで自分の中に取り入れ、常に成長していきたいと考えています。

(右写真)
カウンター内には「外来がん治療認定薬剤師」認定書を掲示してます

これが成功の分岐点

患者さんと“向き合う”のではなく 同じ目標を見つめ“寄り添う”存在へ

天神中央店に異動し、がんチームに所属したことは私にとって大きな転機となりました。必要とされる知a識の習得だけでなく、患者さんと“向き合う”という対峙姿勢から、同じ目標に向かって“寄り添う”姿勢へと変化するなど、成長の足がかりをつかむことができました。

オフタイム

大学の友人と食事したり、旅行したりしています。近況報告をし合うことでモチベーションにもつながりますし、仕事やプライベートで悩んだ時に支えてくれる友人がいることは大きな力になります。
スポーツも大好きで、休日や仕事帰りに当社の福利厚生を利用して野球を観に行くなど、スポーツ観戦を楽しんでいます。

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