気軽に立ち寄ってもらえる立地や
集客力を活かした健康イベントも魅力
患者さまと一番身近に接することができる場所で働きたいという思いがあり、就職先を探す中で出会ったのがイオン薬局でした。
インターンシップに参加した際に、買い物ついでに相談に来られるという環境や、ショッピングモールならではの集客力を活かした健康イベントの開催にも魅力を感じ、入社を決めました。
入社後に改めて感じたのは、教育研修がとても充実しているということ。当社独自のものだけでなく、複数企業が合同で行うハピコム総合研修もあり、導入研修のみならず、認定薬剤師の取得、薬剤師年次研修など様々なプログラムが用意されています。
初めての店舗は、7~8年目の中堅薬剤師の指導役に加えて、年の近い2年目の先輩薬剤師との2人体制で細やかに相談にのってくれ、とても心強かったです。面応需の店舗だったこともあり、多様な医療機関・診療科の処方箋を扱う中で薬剤師としての基盤を築くことができたと思っています。次に配属された小野店は、地域とのつながりが強く、高齢の患者さまも多い店舗のため、ゆっくりとした口調で相手の言葉を復唱して共感を示すなど、不安を払しょくして笑顔で帰ってもらえるよう心掛けました。また、近隣医療機関・施設を訪問し、土日祝も薬を受け取れるメリットを説明し、近隣薬局マップや情報提供のフォーマットを作成してお渡ししたり…。患者さまはもちろん、医療機関の医師やスタッフとも真摯に対応する中で徐々に信頼も高まり、処方箋枚数も伸びていきました。
薬局外にも広がる
活躍の場
3年目には認定薬剤師に加え、アンチドーピング活動に共感し、スポーツファーマシストの資格を取得。スポーツファーマシストの研修会に参加したり、アスリートからの質問に答えるなど、活躍の場も広がりました。
健康イベントも精力的に開催し、なかでも店舗導入のモバイル端末を活用した取り組みは、好事例として他店にも展開されました。また、その取り組みを学術大会で発表し入賞できた時に、大きな手応えを感じることができました。
さらにイベントに参加していた自治会役員から依頼を受け、地域住民に向けて「薬の飲み合わせ」や「栄養指導」をテーマとした講演会の実施にもつながりました。2年間にわたって毎月、健康イベントを継続して実施してきたことが評価され、「優秀社員賞」も受賞しました。
かかりつけ薬剤師としての責任を胸に
さらなる自身のアップデートへ
現在はかかりつけ薬剤師として約30名を担当し、健康相談や未病相談にも取り組んでいます。患者さまから名前で呼ばれることも増え、頼りにされていると嬉しさを覚えるとともに、一層の責任感を持って、自己研鑽に励もうと決意を新たにしています。
今年からは老年薬学会や在宅薬学会にも参加するなど、他者の取り組みに関する情報収集も本格化。よいものは積極的に取り入れて、自分自身をアップデートしていきたいと考えています。またスポーツファーマシストとして競技者からの相談対応、国体に参加しての情報提供など、薬局内での基本業務を軸としながら、薬局外の活動にも積極的に携わっていきたいと思います。