まずは しっかりとした 土台を築くことが 大事
薬のスペシャリストである薬剤師は、まずはジェネラリストであるべきです。広く学び、しっかりとした土台を築いた上で、極めていきたい専門領域を見つけるとよいと思います。また他職種と協働したり、患者さんと接するには、コミュニケーション能力も必要です。人との出会いを大切に、多様な人との交流を深めてほしいと思います。
日本糖尿病療養指導士認定試験の資格取得には次の条件を満たす必要があります。(1)看護師、管理栄養士、薬剤師、臨床検査技師、理学療法士のいずれかの資格を有していること。(2)条件(※1~3)を全て満たしている医療施設において、過去10年以内に2年以上継続して勤務し糖尿病患者の療養指導業務に従事した方で、かつこの間に通算1,000時間以上、糖尿病患者の療養指導を行ったこと。(※1)当該施設に勤務する“常勤または非常勤の日本糖尿病学会専門医”または“日本糖尿病学会の会員で糖尿病の診療と療養指導に従事している常勤の医師”が、糖尿病療養指導にあたり受験者を指導していること。(※2)外来で糖尿病患者の診療が恒常的に行われていること。(※3)糖尿病の患者教育、食事指導が恒常的に行われていること。(3)受験者が(2)の「糖尿病療養指導業務に従事した期間」に当該施設で携わった糖尿病療養指導の自験例が10例以上あること。(4)日本糖尿病療養指導士認定機構が開催する講習(eラーニング)の受講を修了していること。などの条件があります。合格後は5年ごとの更新が必要です。