様々なキャリア~目標とする働き方~

独立行政法人地域医療機能推進機構 中京病院

業種 病院
2024年取材記事
がん患者さんに寄り添うとともに 臨床研究などを通じて 新たなエビデンス構築にも挑みたい。
私のCAREER 主任/がん専門薬剤師
キャリアの軌跡と今後

病棟業務を早期から確立 雰囲気のよさも決め手に

 私が入職した2012年から病棟業務実施加算が新設されるなど、薬剤師の病棟常駐が進展する中、カルテを通じて医師の治療方針をはじめ他職種の考え方を共有しながら、治療に積極的に介入していきたいと考え、病院への入職を希望。なかでも中京病院は1998年から全病棟に薬剤師を配置するなど病棟業務を早期から実施し、1病棟1薬剤師担当制をとるなど他職種との関わりも強いことが魅力でした。実際に見学した際に、職員が笑顔で対応してくれるなど雰囲気もよかったことも入職の決め手になりました。  1年目は調剤室・注射室などの中央業務をローテーションして幅広く学び、薬剤師としての基盤を築いていきました。年の近い先輩がプリセプターとして付いてくれ、業務はもちろん、細かな院内ルールなどについても丁寧に指導してくれたのが心強かったです。

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2024年取材記事
しっかりと幅広い知識の土台をつくった上で 高い専門性の獲得にも挑んでいきたい。
私のCAREER 3年目
次世代を担う薬剤師

1病棟1薬剤師担当制で 患者さんや他職種と密に関われる

 病院での実務実習で、多職種と連携しながら専門性を発揮して活躍する薬剤師の姿を見て、病院で働きたいと思うようになりました。なかでも中京病院は、1病棟1薬剤師担当制で、患者さんや他職種スタッフと密に関われることや、第3次救急医療機関で幅広い症例を見られることに魅力を感じ、入職を決めました。  入職後はまず多職種合同での研修からスタート。体験を通して他職種スタッフが普段している仕事や、薬剤師とは違う視点や考え方についても知ることができ、その後の業務でもとても役立ちました。  合同研修後は、調剤室・注射室で調剤の基本を徹底して学び、院内製剤や抗がん剤の調製なども行いました。適用外の使い方もあり、疑義照会すべきかを先輩薬剤師に確認しながら、教科書では学べない臨床で使える〝生きた知識〟を身に付けていきました。

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