様々なキャリア~目標とする働き方~
武田薬品工業株式会社
インデックス
「チーム・タケダ」として総力を挙げ 一歩先行く提案を目指す。
一人でも多くの患者さんに 貢献したいと入社
医療の質的向上に貢献したいと、薬学部を卒業後、さらに研究を深めるべく大学院に進学しました。「一人でも多くの患者さんに対し、薬の面からサポートしていくにはどうすればいいか」と考える中で着目したのが、業界トップクラスの日本発グローバル製薬企業である武田薬品工業でした。これからの医療を牽引するまさにリーディングカンパニーであることや、時代の流れにマッチしたグローバル戦略を推進していることに魅力を感じ、入社を決意したのです。 社会人生活のスタートは、充実した導入研修から。4〜5カ月にわたって、基本的な医療の知識から製品知識まで、朝から勉強漬けの毎日が続きました。同期たちと一緒に研修所で濃密な時間を過ごし、時には週末にバーベキューをしたり、お互いの夢を語りあったりしたことは、今となってはいい思い出です。研修後も定期的に集まったり、相談したいことなど個人的に連絡を取り合ったりと、同期ネットワークに助けられることも多かったですね。
リーディングカンパニーとしての 誇りを胸に「医薬品のスペシャリスト」を目指したい。
薬剤師資格を活かし 研修内容の理解も深まる
製薬会社のMRを志望したのは、「医師と一緒に処方を考えることができる医薬品のスペシャリストになりたい」という思いに加え、「大学病院や基幹病院などの大規模な病院から実地医家まで、幅広い医師と関われる」ことに魅力を感じたから。なかでも、武田薬品は日本で業界トップクラスの日本発グローバル製薬企業。そんなリーディングカンパニーで働くということにも魅力を感じ、入社を決めました。 入社後は半年間にわたる充実した新人研修からスタート。業界の現状や動向、自社医薬品に関することはもちろん、医療制度など、MRとして活動する際に必要とされる知識を基礎から学びます。薬剤師資格保有者は、疾患や医薬品の作用機序など大学時代に学んでいる事で、他学部出身者に比べると基礎知識があるので、比較的余裕を持って取り組めました。実際、薬剤師資格保有者は免除される研修もあり、その空いた時間には、病院や救急救命の実地研修など、プラスアルファの研修も受けられました。
リーディングカンパニーのMRとして、 プライドと使命感を持って 仕事に臨んでいます。
日本のトップカンパニー、 だからこそ目標となる社員が たくさんいるはず!
入社のきっかけは入社前に参加したインターンシップでした。そこで「この会社なら」と感じるものがありました。また入社したい!という想いが膨らんだのは日本の業界No.1であることも大きかったです。入社すれば社内に自分の目標となる人が、当然たくさんいるはずだと。MRとして成長する最高の環境ではないかと考えました。 この10年を振りかえり、実際に仕事への取り組み方や視点を変える機会が幾度もありました。MRとして働き始め、ようやく自立できようかという頃、入社からずっと親切に指導してくれていた上司から突き放されました。医師へのアプローチ方法に迷ったため上司に相談してもまずは自分で考えろ、と。自分の担当地域の医療をどう良くしていきたいのか、という意志、気持ちをベースに、〝オーナーシップ〟を持って仕事に臨む。それがタケダのMRだというメッセージでした。言葉で教えられてはいても実質的な理解がなかったと、自問する中で気づけました。自分が何のためにMRになったのか、どう成長していきたいのか、スタート時点ではっきり示していただけたことに感謝しています。 仕事の手応えを感じ順調に目標を達成していた7年目、所長からの「突き抜けなさい」の進言も私の分岐点になりましたね。営業所内でもトップの実績にいつしか満足し足を止めている自分がいました。目標を達成することに満足してしまっては、本質的な意味で患者さんの貢献につながっていない、もっともっと自分は地域に貢献できる、しなければいけないという認識が強くなりました。実際に行動に移し、現状の課題を掘り下げ、発想や取り組み方を変えることで、先生方や医療関係者ともさらに信頼関係を築けるようになりました。見える世界は本当に変わりましたね。小さなことに捕らわれることがなくなり、「地域の患者さんのためにどれだけの仕事ができるか」、MRとして在るべき大きな視点で物事を考えられるようになり、目指すべき道も見えました。成長を促す機会を与えていただけ、今があるのだと思います。
MRは、多くの方に影響を与えられる 薬物治療のパートナーとして やりがいのある仕事だと感じています。
MRは薬学の知識を 生かせる職種
医療関係者の薬物治療のパートナーとして医療に貢献したいという思いからMRを志望しました。入社して今年で10年目になりますが、一番やりがいを感じる瞬間は、やはり医療に貢献できた時だと思います。 最初のMR導入教育では、医薬品や疾患、法規の勉強だけでなく、プレゼンの練習やロールプレイング、病院での看護体験など、座学だけではなく実務に即した研修が行われ非常に勉強になりました。薬学部で学んだことが特に活きると感じたのは、実際に配属され、医療関係者と接するようになってからだと思います。研修では自社製品のことを特に掘り下げて学びますが、医師は様々な疾患をみているので、自社医薬品が有する効能以外の疾患に関することを聞かれることが多々ありますし、患者さんが自社医薬品の有する効能以外の疾患を併発していることも珍しくありません。そのような時、薬学部で学んだ幅広い知識やその深さが大いに役立っています。 今の学生さんは私の大学時代(当時薬学部は4年制課程のみ)よりも実習期間が長く、病院や薬局の知識を就職前に吸収できる機会があり、非常に良いことだと思っています。実際の医療現場を知っているということはそれだけでもアドバンテージですし、その知識は、MRとして入社した後も様々な場面で絶対に活きてくるはずです。