目標は患者さまから信頼される薬剤師になること。そのためにも、日々開発される新薬などの薬剤の知識を身に付け、それを他職種にもフィードバックして現場で活用していけるようになりたいと思います。また、外来がん治療認定薬剤師の資格取得も目指していこうと考えています。
キャリア選択をする上で自己分析はとても重要です。「自分がどういうことに向いているのか」「将来、どういう薬剤師になりたいのか」を考え、見学会やセミナーに参加して、「それが実現可能な職場か」を確認するとよいと思います。
社会人になると、どの業務でも責任が伴うようになるので、より一層気を引き締めていく必要があります。病院薬剤師の場合は、他職種それぞれのニーズに合った情報提供ができるように知識の幅も広げていくことが求められます。
質問しやすい環境であることは、「働きやすさ」のカギとなります。現場には教科書にないケースも多々あり、そういう時は先輩の意見が頼りです。私自身も、後輩からささいなことでも声をかけられやすい人でありたいと思っています。
休日は職場の同期や、学生時代の友人と
旅行に行き、「非日常」な時間を楽しんでいます。
写真を撮るのも好きで、週末に京都に行って、
景色や花を撮ったりしています。
経過を追って病態を知ることができることや、専門薬剤師にも興味があったことから病院を志望。診療科が揃う総合病院を5~6カ所見学した中で、一番自分が働いている姿をイメージできたことが決め手となり、当院に就職を決めました。 入職後はまず調剤の基本からしっかりと学び、1年目後半には病棟にも行
現在でこそがんサポートチームの主軸メンバーとして、また緩和ケア病棟薬剤師として活動をしていますが、入職当初から化学療法や緩和ケアに興味や知識を持っていたわけではありません。携わるようになったきっかけは、がんサポートチームに薬剤師が交代で参加していて、私の順番が回ってきたというだけのもの
初めて担当した病棟で、医師から「この患者さまの抗がん剤治療を次のレジメンに移行しようと思うけど、その場合、標準レジメンは何になる?」と問われ、衝撃を受けました。それまでレジメンの選択は医師が行い、薬剤師は患者さまに説明をするだけと思っていたのですが、医師と共に治療方針を確認したり、最適
調剤と病棟の業務をバランスよく、かつ幅広く学べる環境があることが、当センターへの入職を決めたポイントでした。 実際、2年目からは引き続き調剤にも携わりながら、病棟業務も担当。病棟に行くようになったことで、実際に患者さんや、投薬する看護師さんを頭に描きながら、調剤するように意識も変化し
私ががん領域に大きな関心を抱くようになったのは、30歳を過ぎた頃に、ある患者さんと出会ったことがきっかけでした。まだ20歳代の未来ある女性が、急性骨髄性白血病と診断され、すぐに造血幹細胞移植を行ったのですが、様々な合併症が生じてしまい、壮絶な状況が続きました。苦しむ姿を前に有効な対策を提供