DI(医薬品情報)業務や患者さんへの服薬支援業務で得た幅広い疾患や薬に関する学びを薬物療法専門薬剤師という資格取得につなげていきたい。同時に、患者さんへの服薬支援はもちろん、後進指導にもしっかりと自身の知識や経験を還元し、薬物治療の向上に貢献していきたいと思います。
「スーパージェネラリスト」を目指し、薬物療法専門薬剤師の資格取得も含め、薬や疾患に関する幅広い知識を養っていきたい。そして、医療従事者からの問い合わせや患者さんからの相談への対応力、後進への指導力の向上、さらには学会発表、論文作成など臨床研究についての力を高める活動などもしていきたいと考えています。
副作用モニタリングで 患者さんの悩みの深さを実感
抗がん剤・オピオイドの副作用モニタリングを実施する中で、患者さんが多くの不安や悩みを抱えていることを実感。なかには「診療時間は限られているし、主治医には言いにくくて…」という方もいます。患者さんが納得し、安心して薬を服用できるように導くことも薬剤師の仕事と考え、真摯に話を聞き、必要があれば医師や看護師など他職種への橋渡しも行うようにしています。そうすることで、患者さんからの信頼も高まってきたように思います。
「仕事をためない」ために 適切な情報伝達と共有を実践
「仕事をためない」ことがモットー。最初から完璧を求めるのではなく、自分なりに計画の骨格を立てた段階で上司に相談し、アドバイスいただいたことなどを取り入れ、肉付けしていくようにしています。特にDI業務は資料作成の合間に問い合わせ対応をすることもしばしばあり、常にマルチタスクを求められるので、優先順位を考え、上司と進捗状況を確認しながら仕事をするようにしています。
資格を取得して何がしたいのか その先まで考えてほしい
病院や薬局での実務実習を通じて、自分がやりたいことは何なのか、その時はまだ明確ではなく、ぼんやりとでもいいので、感触を掴めるとよいと思います。資格取得を目標とする学生さんも多いのですが、資格取得はあくまでもスタートであって、ゴールではありません。資格を有する薬剤師としてどうありたいのか、その先まで考えてほしいと思います。
職場の仲間とマラソンを始め、チームで5時間耐久リレーマラソンに挑戦。個人でもフルマラソンに3回挑戦して完走しました。
旅行も楽しみの1つ。北海道の大自然を満喫してリフレッシュ!