臨床現場で研究をしたいとの思いで就職先を選択。現在は薬剤部長として臨床研究の基盤づくりや、 自身で考え実践できる問題解決能力を備えた薬剤師の育成に取り組んでいます。
薬務主任として医薬品管理や医薬品情報の収集などに携わる。病院経営に大きく影響する医薬品選定、購入についての知見も得ることができ、現在薬剤部長を務める上での大きな財産となった
もともと臨床研究が盛んな京都医療センターにあって、薬剤師の研究を活性化させるべく、有害事象をはじめとする症例の統計分析などを積極的に推進
薬剤部長として医療の環境変化に則した適切なマネジメントと病院経営の両方向から薬剤部門の方向性を示し、人材育成や臨床での医療貢献に取り組む
自分で考えて実践する問題解決型の薬剤師を育成し、活気のある職場にしていきたい。そしてさらに薬剤師外来や入退院支援センター、薬薬連携、在宅支援で薬剤師の職能を存分に発揮していきたいと考えています。
ICTに参画し 感染管理や抗菌薬への理解が深まった
抗菌薬の使用量調査からはじまり、ICTが発足するとその初期メンバーとして活動することで、感染管理や抗菌薬についてより深く理解することができました。今現在も、ICT活動で培った知識を活かして、多職種と連携し、後進の指導に当たっています。
国立循環器病研究センターでの病院実習で、病院薬剤師が多職種と連携しながらテキパキと働く姿が格好良く見え、自分もチーム医療の一員として適切な薬物療法に貢献したいと思いました。国立病院機構グループにはさまざまなタイプの病院があり、異動によって多くの経験を積むことができることに魅力を感じ、入
感染制御に関わったきっかけは、2005年当時に勤務していた福井県のあわら病院に感染対策チームが設立され、その担当となったことでした。独学で学びつつ、内科医と密に接し、また病院長の指導も仰ぎながら、試行錯誤を重ねていきました。その中で気付いたのは、抗菌薬が以前からの慣習で漫然と使用されている
調剤併設のドラッグストアでの勤務を経て、2003年に厚生労働省実務研修薬剤師制度に応募し、国立大阪病院(現大阪医療センター)で研修を受けることに。HIV感染症の近畿における拠点施設に指定されている同病院で、初めてHIV感染症について本格的に学ぶ機会を得ました。研修後は、病院薬剤師として感染症
大学卒業後、分析系の研究所で3年間にわたって勤務した後、「薬剤師の基本に立ち返って、もう一度勉強したい」と思うようになり、国立病院機構グループの病院なら基本を幅広く、かつ深く学べると考え、大阪南医療センターに入職しました。 ちょうど臨床研究の活性化がグループ方針であったこともあり、CRC