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ウエルシア薬局株式会社

業種 ドラッグストア(調剤併設含む)
2025年取材記事
挑戦を歓迎してくれる環境。学びが現場で自然と活きる研修を！
6年制卒　先輩薬剤師
薬剤師登販教育部 御茶ノ水人財センター
昭和薬科大学薬学部 2020年卒業

様々な提案で健康を支援
「人材育成」にも手応え

　薬剤師自らが対話を通してお客様に最適な商品や健康提案ができる点に惹かれ調剤併設ドラッグストアを志望。その中でも、健康啓発の場「ウエルカフェ」など地域に密着した積極的な取り組みを進める企業姿勢に共感し、入社を決めました。
　入社後は調剤業務の基礎からフォローアップまで徹底的に学び、数年間で様々な規模の店舗を経験。在宅訪問等にも関わり薬剤師としての視野が大きく広がりました。患者様一人ひとりに向き合う日々の業務の中で、自分の働きかけ等が患者様の安心やご満足につながり、「ありがとう」と言っていただけることにやりがいを感じました。また、他店舗応援も経験することで地域ニーズの違いが分かり、柔軟かつ実践的な対応力も磨けたと思います。
　５年目には管理薬剤師となり、店舗運営はもちろんスタッフの育成に注力。また「服用薬剤調整支援料」の講師として、他店薬剤師への情報提供や実務共有を指導する機会も得ました。人を育てることに手応えを感じる中、高まったのが「教育に関わる仕事がしたい」。上司に自分の思いを伝えたところ、教育に関わるキャリアを今後どのように積んでいくかなど丁寧な助言をいただけました。臆することなく相談ができ、挑戦を歓迎してくれる。この社風があればこそ自分の成長にも前向きになれたように思います。

自分の現場経験を活かして
社員が一歩踏み出せる研修を

　６年目には希望が叶い、薬剤師登販教育部に異動後は基礎年次を対象とした研修の講師を担当しています。研修に携わり改めてその手厚さを実感したのですが、教育コンテンツも豊富で深く学び続けられる体制が整えられています。研修で得た知識を、各々が現場でどう活かせるか。受講者に「現場で実践につながるきっかけを与える」のが教育部の役割です。伝える側の”伝える力”が大切だという考えから、常に相手の立場に立った言葉を選ぶことを意識したり、研修後のフィードバック、社内の教育コンテンツ等を活用しながら勉強を重ねています。
　受講者が現場で自信を持って行動できるようになるなど、研修を通した成長を身近で感じられるのがこの仕事の醍醐味です。店舗での勤務経験の中で気づいたリアルな課題にも寄り添い、将来的には研修内容や制度を自ら企画・立案し、行動が変わるきっかけを生み出せるような存在になりたいと思います。

TO MY FUTURE

Myタイムカプセル

5・10年後の私

「伝え方の質を高める」のが短期的な目標。受講者の行動や意識が変わるきっかけにもなる研修を、将来的に自ら企画し提案したいです。そして受講者を通して、患者様やお客様が安心、健康で幸せな生活を送れるようになることを目指しています。

ADVICE

学生の皆さんへアドバイス

  • キャリア選択の
    アドバイス

    日々の業務で「強く関心を持ったこと」に注目するのがおすすめです。次に進みたい方向が自然と見えてくると思います。私自身、管理薬剤師の業務に携わる中で、人材育成に手応えを感じ現在の部署に進みました。

  • 社会人（薬剤師）への
    心構え

    「お金をもらって価値を提供する」のが社会人で、責任と成果が求められます。学ぶ姿勢は変わらず大切ですが、「誰かの役に立つために学び続ける」という視点が、学生時代との一番の違いだと感じています。

  • 自分に合う
    進路選択をするには

    「どんな分野に興味があるか。ワクワクするか」を軸に、優先順位をつけ業界を絞ってください。気になる分野は情報を集め具体的に考えること。納得した選択であれば、入社後に課題があっても乗り越えやすいと思います。

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