総合病院門前の店舗で経験を積み、薬局長を経て、「地域連携担当」として本部へ異動。在宅医療をはじめとする地域とのつながりをより強固にする活動をメインに、本部側から店舗を支え、地域の人たちから困ったときに頼ってもらえる「地域医療のインフラ」にすることを目指しています。
30代を迎え、ライフスタイルが変化しても、自分のやりたいことは継続し、特に在宅医療にはどんな形であれずっと関わっていきたいと思っています。在宅医療の需要は今後も高まり、薬剤師に期待される役割はさらに広がっていくと考えています。まだ誰もやっていないことに最前線で挑戦するような薬剤師でありたいと思っています。
在宅医療に携わった経験を活かして地域と交流し 何かあれば思い出してもらえる存在に
地域連携担当という業務はまだ歴史も浅く、初めての取り組みも多いため試行錯誤の連続です。医療機関などへ何度も足を運び、「何かあったときに思い出してもらえる存在」を目指して訪問を続けていると、徐々に医師やケアマネジャーなど他職種からの相談が増えてきました。薬局にできることを知ってもらう上で、豊富な在宅医療に携わった経験があるからこそ、現場の実情やご家族のお気持ちを踏まえた説得力のある提案ができると感じています。
できるだけ多くの人に会い お困り事を聞き出す
情報収集のため、できるだけ多くの人に会い、質問することを心掛けていて、地域のイベントや交流会にも積極的に参加しています。特に「地域のお困り事」を尋ね、薬局・薬剤師としてできることを考え、解決策を探ります。社内の地域連携担当はもちろん、他社の薬剤師などとも交流し、地域医療の発展のために協力し合っています。
漠然とでもいいので やりたいこと・興味のあることを書き出す
やりたいことが明確に決まっていなくても大丈夫。まずは漠然とでも興味があることを書き出してみてください。頭で考えるだけだと消えていきますが、書き出すと考えが整理され、疑問点も明確になります。その上で先輩交流会や店舗・職場見学などに参加すると、先輩社員の話の受け止め方も変わり、自身の将来像もよりしっかりと考えられると思います。
自宅では猫とゆっくり過ごします。サイベリアンという品種で、
犬のように人懐っこく、おしゃべりが大好きで、
お手やおかわりもしてくれて、とても癒やされます。
社会人2年目に始めたいろいろな趣味のうち、
唯一、茶道は今も続けています。
茶室で季節を感じながら稽古に集中する時間は、
煩悩を手放して心身ともにリフレッシュできる
大切なひとときです。