法人情報詳細
松阪市民病院
キャリア形成及び教育の考え方
キャリアアップ支援
専門・認定薬剤師を目指すために必要な学会費・研修費等を補助し、キャリアアップを支援します。
会社(法人)の魅力
松阪市民病院は地域医療の中核を担っています。
当院は公立病院かつ災害拠点病院であり、地域医療の中核を担う病院です。また病床数は328床であり、全国トップクラスの呼吸器センターがあるのも特徴です。
呼吸器センター以外にも、循環器センター、消化器・内視鏡センターなど地域における中核的な機能、役割を担っている診療科があります。
薬剤部では、各種専門分野の知識を得るためにがん専門認定薬剤師等の認定習得にも力を入れています。その専門知識を活かして上記のような診療科と連携しチーム医療を行うことで、患者様一人一人に合った最適な治療を目指しています。
概要
事業内容 | 医療業 |
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診療科目 | 内科、皮膚科、泌尿器科、神経内科、循環器内科、眼科、リウマチ科 耳鼻咽喉科、放射線科、外科、麻酔科、整形外科、リハビリテーション科、形成外科 歯科口腔外科、脳神経外科、呼吸器内科、呼吸器外科、消化器内科、消化器外科 病理診断科、救急科 |
病床数 | 328床(一般病床262床、地域包括ケア病床39床、緩和ケア病床20床、感染症2類2床) |
本社所在地 | 〒515-8544 三重県松阪市殿町1550番地 |
設立 | 開設/昭和21年9月 |
代表者 | 病院長 畑地 治 |
従業員数 | 660名 |
薬剤師数 (薬学出身者数) |
15名 |
専門・認定薬剤師 | 外来がん治療認定薬剤師 糖尿病療養指導士 初級呼吸ケア指導士 認定実務実習指導薬剤師 4名 栄養サポート(NST)専門療法士 |
交通機関・アクセス | 松阪駅より徒歩15分 |
先輩インタビュー
出身大学 | 鈴鹿医療科学大学 |
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卒業年 | 2022年 |
◆病院薬剤師を選んだ理由・病院薬剤師の魅力
病院薬剤師は内服薬だけでなく注射薬や抗癌剤などの様々な薬剤の知識を学ぶことができたり、カルテを閲覧して患者さんの症状や治療・術式、薬剤投与後の経過を見ることができるのが魅力だと思います。私は薬局実習の際、処方された薬剤と患者さんとの会話でしか患者さんの状態を知る術がないことに歯痒さを感じました。病院薬剤師として勤め、カルテから病名や症状、先生の処方意図が分かり、検査値から症状の経過や程度を知ることができ、またMRIやCT画像も見ることができるため、より高度な医療知識を身につけることができます。その他に、抗癌剤やワクチンの調製、院内製剤の作成など病院薬剤師ならではの業務も経験することができます。
◆当院の志望動機
就職活動の時期に当院で病院実習を行った友人から勧められ、見学をさせて頂きました。その際、勤務されている先輩薬剤師と話をし、人柄や職場の雰囲気の良さに惹かれて志望しました。異職種の友人たちと職場の話になると、人間関係に対する不満の話や、人間関係の悪化によって実際に離職される方が多かったので、私は職場の雰囲気や良好な人間関係を最も重視し、当院を志望しました。また、見学の際、1年目から病棟業務や抗癌剤の調製ができると聞き、他の病院より早く病院薬剤師として活躍できると思ったため、当院を志望させて頂きました。
◆入職してからの仕事の変化・現在の仕事内容
入職してからは調剤業務はもちろんのこと、注射薬の配薬や持参薬の鑑別などを業務のメインとして行い、並行して薬剤の勉強を行っていました。当院では呼吸器内科が特に有名な病院であるため様々な吸入薬の吸入指導も行っていました。今現在ではこれらの業務に加え、抗癌剤の調製や院内製剤の作成、TDMの実施などを行っています。他に癌サロンや褥瘡委員会にも参加しています。私は現在2年目となり、循環器内科患者さんを中心とする西3階病棟をメインとして持ち、服薬指導や飲み合わせの確認、処方された薬剤が適正使用されているか等を確認しています。
◆今後の目標
今後は病棟業務に力を入れていきたいと思っています。担当する病棟では循環器内科患者さんが多く、抗凝固薬や抗血小板薬などの重要な薬を服用される方が多いです。そのため、何のために服用しているか、服用し続ける重要性について説明し、きちんと服用していただくための工夫などができるようになっていきたいと思っています。また、癌サロンという月1回、癌患者さんやその家族さん、医療者など癌にかかわる人が集まって語り合う会にも参加しているため、癌患者さん達に正しい情報を届けられるように抗癌剤や癌についても勉強していきたいと思っています。