株式会社グッドプランニング

業種 保険(調剤)薬局
2025年取材記事
一人の人間として患者さんと向き合い、信頼される関係を築いていきます。
次世代を担う薬剤師
薬局長
神戸薬科大学薬学部 2019年卒業

患者さんに寄り添い
「人」として信頼される薬剤師に

 「患者さんの人生に、長く関わり続けたい」。そう思っていた私に、友人が紹介してくれたのがグッドプランニングでした。「患者さんを第一に考える熱意ある会社」と聞き、会社説明会に参加。そこで出会った「+αの優しさを提供する”おせっかいなくらい患者さんに寄り添う”」という行動指針と、先輩方の熱いエピソードに心を動かされ、入社を決めました。
 2週間の新入社員研修では、「生命に向きあい、人生を応援し合う」という理念を通じて、薬剤師である前に一人の人間として患者さんと向き合う姿勢を学びました。しかし最初の頃は、薬の説明をすることに必死で、一方的な伝え方になっていました。やる気が空回りしていた頃、訪問看護に同行するプロジェクトに参加。ある看護師さんの「伝えたいことがあるなら、まずは相手の話を聞いてから」という言葉に、ハッとしました。それからは、表情や言葉の端々に注意を払い、相手の不安に寄り添うことを意識するように。「あなたに話を聞いてもらえて安心したわ。ありがとう。」と患者さんに言っていただいたとき、この仕事の本質に触れた気がして、心が温かくなりました。

周りの支えに感謝しながら
一歩ずつリーダーの道へ

 1年目、2年目は自らやりたいことを提案し、先輩方に支えられながら挑戦を重ねました。3年目からは後輩育成のトレーナーに。当社には、トレーナーや薬局長だけに任せきりにせず、店舗全体で人を育てるという文化が根づいており、ベテランスタッフの支えもあって安心して役割を果たすことができました。
 4年目には薬局長を打診され、「まだ自分には早いのでは」と戸惑いましたが、エリアマネージャーや仲間たちの後押しで決意。スタッフに助けられることが多い毎日でしたが、少しずつ店舗をまとめる手応えを感じながら、ともに成長していくことができました。
 6年目には半年間の育児休暇を取得。男性の長期育休申請に不安もありましたが、職場の皆さんが温かく送り出してくれました。復帰後は新店舗の薬局長として、月4,000枚以上の処方箋に向き合う日々のなか、地域の”健康ステーション”としての機能も重視しています。健康フェアや子ども薬剤師体験、フレイルチェック、栄養相談などを企画し、地域に愛される薬局づくりを目指しています。

TO MY FUTURE

Myタイムカプセル

5・10年後の私

「薬をもらいに行く」のではなく、「話しに行こう」と思っていただけるような、かかりつけ薬剤師として多くの患者さんから頼られる身近な存在になるのが目標です。また、認定実務実習指導薬剤師の資格を取得し、学生実習にも積極的に関わっていきたいと考えています。自分が指導した学生が将来同じ会社に入り、共に働く日が来ることを想像すると、ワクワクします。

ADVICE

学生の皆さんへアドバイス

  • キャリア選択の
    アドバイス

    薬剤師としての業務は数年で慣れますが、そこからが本当のスタート。スタートラインに立ったとき、自分がやりたいことを実現できる環境かどうかを見極めることが大切です。まずは自分自身と向き合い、自己分析をすることが重要です。

  • 学生時代にしておけば
    よかったこと

    学生時代は、自分のために使える時間がたっぷりあります。旅行やアルバイト、遊びなどさまざまな経験を通じて視野を広げてください。就職後も時間は取れますが、今しかできないことに思いきり取り組んでほしいと思います。

  • こういう人と
    働きたい!

    当社は薬の提供にとどまらず、地域に信頼される健康ステーションとして、常に新しい取り組みに挑戦しています。変化を前向きに楽しめる方、患者さんの言葉を傾聴し、信頼関係を築くことに尽力できる方と、ぜひ一緒に働きたいです。

オフタイム

出身が海に囲まれた
和歌山県ということもあって、釣りが趣味です。
魚がかかるのをぼーっと待つ時間が好きです。

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