ゴダイ株式会社

業種 保険(調剤)薬局ドラッグストア(調剤併設含む)
2025年取材記事
スタッフの先にいる患者様を想い 若手薬剤師の成長を間近で支える。
次世代を担う薬剤師
統括エリアマネージャー
神戸薬科大学薬学部 2018年卒業

多岐にわたる業務を担い
店長としての経験が大きな財産に

 薬剤師として患者様と長期的に関われる環境を求め、薬局を選びました。ゴダイは調剤だけでなく、OTCや介護部門もあり、今後の社会ニーズに対応できる可能性を感じて入社を決意しました。
 1年目は青山店に配属。門前医療機関の集中率が30%程度と比較的低く、幅広い処方箋に触れることができました。OTC併設店であったため、商品の案内や相談対応も担い、多角的な経験を積むことができました。当初は保険調剤に関する知識の不足を痛感しましたが、社内研修や伝達講習会で知識を深め、実践的な学びを得ることができました。また、困った時に支え合える風土があり、世代を超えて切磋琢磨できる仲間の存在が、当社の強みだと感じました。
 3年目には東山店の立ち上げに店長として携わりました。こちらは門前医療機関がなく、集中率8~10%という、全店でもトップの門前を持たない面対応薬局。小規模の店舗だったため、店舗運営に関わるさまざまな業務を自ら担当しました。処方箋の対応に加え、受付やOTC相談など、複数の業務が同時に発生する場面も多く、優先順位を見極めながら効率的に進める力が求められました。この経験により、業務全体を俯瞰して判断・行動する力が身につき、現在のマネジメントにも大きく活かされています。

責任者として人材育成を推進
組織全体の未来に貢献

 4年目にはエリア長に昇格し、シフト作成や店舗の数値管理、社員のモチベーション把握と改善など、業務の中心が「対患者様」から「対スタッフ」へと変化しました。常に意識しているのは、「スタッフの先には必ず患者様がいる」ということ。人間関係の構築とスタッフの意欲を引き出すことが、店舗全体の運営に大きく影響すると実感しています。
 現在は統括エリアマネージャーとして、各エリアの業績管理や、全社の戦略・方針に基づいた調剤部全体の戦略策定と実行、予算編成などを行っています。中でもやりがいを感じているのは、若手薬剤師の成長を間近で見守り、必要に応じて背中を押せることです。「未来の地域医療を担う人材を育てている」という実感が、仕事への原動力になっています。

TO MY FUTURE

Myタイムカプセル

5・10年後の私

若手社員が力を発揮できる環境づくりに注力したいと考えています。そのために、必要に応じて現場に足を運び、スタッフと同じ目線で業務に携わることを大切にしています。一人ひとりの悩みや働き方に寄り添い、日々の対話の中から将来像や価値観を引き出すことで、信頼関係を築き、社員の成長、ひいては会社全体の発展につなげていきたいです。

ADVICE

学生の皆さんへアドバイス

  • キャリア選択の
    アドバイス

    自分が何をしたいのか、どんな経験ができるのか、また、患者様や国がどんな薬剤師を求めているか。もちろん給料面も含め、全てが重要な要素です。どれか一つに注目しすぎて、選択肢を狭めてしまわないようにしてください。

  • こういう人と
    働きたい!

    薬剤師は根気や忍耐力が求められる場面も多くあります。時には、自分の時間を調整して、患者様のために献身的な対応が求められることもあります。そんな場合にも患者様のことを第一に考え、ホスピタリティを持って動くことのできる方と一緒に働きたいです。

  • 自分に合う
    進路選択をするには

    進路選択には「自分が何をしたいか」だけでなく、「どんな環境で力を発揮できるか」を知ることが大切です。情報収集と行動を重ねて、自分自身が納得できる選択をしてください。

オフタイム

毎年、好きなアーティストのライブに
行くことが、仕事の原動力です。
薬剤師国家試験前にもライブに行って
気合を入れました!

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