店舗での調剤業務や在宅業務に加え、健康相談会などを通じて未病にも取り組み、さらに名古屋大学病院店への異動をきっかけに、がん患者様への関わり方を今まで以上に追求。外来がん治療認定薬剤師の資格を取得したことで、活躍の場も広がっています。
目下の目標は、患者様をいかにお待たせしない体制をつくるかということです。お薬の郵送やオンライン服薬指導など、さまざまな観点から取り組んでいきたいと考えています。
また将来的には、店舗のマネジメントや、教育・育成でも力を発揮できる存在を目指しています。そして大学病院の敷地内薬局のあり方を私らしく体現していければと思います。
「悪性新生物が国民病」と言われる実態に触れ
がん患者様への取り組みを強化
名古屋大学病院店への異動前に名古屋大学医学部附属病院で5カ月にわたる研修を受けたのがターニングポイントになりました。それまで薬局に来られるのは、生活習慣病の患者様が多く、がん患者様は少ないイメージでしたが、悪性新生物は国民病と言われるほど多いということを改めて痛感。薬剤師としてがん患者様にも責任を持って携わっていきたいと考え、より勉強にも熱が入るようになりました。
解決の糸口をつかむには
まず自分事ととらえることが大切
「仕事に対してすべて自分事としてとらえ、役割を理解し、全力を尽くすこと」をモットーにしています。その結果、周囲の人たちから「突破力がずば抜けている」と言っていただけることもあり、自分の特性を活かして働けていると考えています。当社の教育カリキュラムには、自身の特性や強みを把握し、それを伸ばしていくための理論などを学ぶものもあり、非常に役立っています。
どういう業態が合っているか
多面的に自己評価することが大切
人によって合っている働き方は違います。そのため、しっかりと自己分析を行うことが重要だと思います。いろいろな本を見たり、周囲の人に聞いたり、多面的に自己評価をして、どういう業態が自分に合っているのかすり合わせていくことをおすすめします。
休日は本やマンガを読んだり、アニメや動画を見たりして過ごすことが多いですね。あとは子どもと一緒に近くの公園でキャッチボールをしたり、ゲームをしたり…。コロナが収束すれば、また家族でカラオケに行ったりもしたいと思っています。