株式会社キリン堂(キリン堂グループ)

業種 保険(調剤)薬局ドラッグストア(調剤併設含む)
2022年取材記事
「未病」の段階から在宅まで、多職種とともにトータルにサポートしたい。
薬学部卒業 2014 年卒業
私のCAREER
薬局長 兼 管理薬剤師

調剤併設ドラッグストア、調剤専門、医療モール型などさまざまなスタイルの店舗があり、「未病」の段階から在宅までトータルにサポートできるのが魅力。「まずはキリン堂の薬剤師に相談してみよう」と言われる存在を目指しています。

8年のCAREER

  • 1年目

    入社
    調剤薬局(ドラッグストア併設)に配属

    約1カ月間の新人研修を経て、醍醐店に配属。調剤の基本を徹底して学ぶ傍ら、OTCの知識を深めるなど、薬局薬剤師としての基礎を築く。また1年目の終わり頃から、先輩に同行し、実際に施設訪問も行う

  • 2年目

    施設往診への
    同行を開始

    施設訪問の主要メンバーとして、医師や看護師の往診にも同行。病院の医師や看護師と、施設側の看護師や介護スタッフとの架け橋として、処方提案なども積極的に行う。また店舗での「健康フェア」を開催し、地域の皆さんの健康意識向上に努める

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    ここがPOINT1

    「健康フェア」の実施に当たっては、事前の情報収集を念入りに行い、「すでによく知られている」「調べればすぐわかる」情報ではなく、驚いてもらえる健康情報の提供に努めました。その甲斐あって会話が弾み、普段の投薬中では聞けなかった内容にも触れることができ、患者さんとの接し方が変わりました。

  • 3年目

    薬局長として
    彦根市立病院前店に異動

    前店舗で一通りの経験を積んだことで、次のステップとして調剤専門店舗の薬局長へ。薬局長兼管理薬剤師として、来患予想に基づいた発注や在庫管理、スタッフが働きやすい職場づくりのほか、近隣薬局との関係づくりなども行い、対外交渉スキルも習得 

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    ここがPOINT2

    薬局長として人員配置や在庫管理、業務改善などの店舗運営に加え、外部と交渉する機会も増え、一人でできることの限界を痛感。チームで目標を共有し、互いに助け合う職場づくりに注力するようになりました。

  • 4年目~

    居宅訪問を開始

    処方箋応需に加えて、個人宅への居宅訪問を開始。薬効を確保しつつ、より服用しやすい処方設計を提案することはもちろん、患者さんやその家族、患者さんと日常的に関わっている介護スタッフが薬を管理しやすくなるよう、細やかなアドバイスを行う

早期に患者さんに関わり
「未病」に寄与したい

 最初は漠然と病院を第一の選択肢として考えていたのですが、実習で生死に直結する病院現場を体験し、意識に変化が生まれました。「もっと早い段階で患者さんに関わり、良い方向に導くことができていれば」という思いが強くなったのです。例えば糖尿病が進行し、車いすを使用している患者さんに対し、「そうなる前に何か打てる手がなかったのか」と考えた時に、より身近に、かつ多角的にアプローチできる存在として、頭に浮かんだのが薬局。それも地域に根付き、地域の皆さんの健康を多角的にサポートできる薬局でした。なかでもキリン堂は近畿圏内に圧倒的に多く、さまざまな店舗スタイルを展開しており、調剤を中心としながら、在宅訪問やセルフメディケーションにも力を入れていることに魅力を感じ、入社を決めました。
 入社後は、調剤業務の基本を徹底して学んだほか、OTCなどセルフメディケーションに関わる幅広い知識も習得、さらに「心理カウンセラー研修」ではプロの心理カウンセラーから直接指導を受け、日常会話から必要な情報を引き出し、的確な健康アドバイスにつなげる方法も学びました。また、全新入社員参加の集合研修ではいろいろな価値観を持つ仲間を得られたことも大きな収穫でした。

調剤に加え、OTC、施設訪問など
薬局薬剤師の基礎を築く

 初めて配属された店舗は、ドラッグストア併設の調剤薬局。キリン堂は併設でも調剤薬局が独立しており、調剤業務に集中できる環境があります。さらに併設店のメリットを活かし、OTCの知識も深めることができました。秋頃からは「在宅訪問も経験したい」という希望が叶い、医師や看護師の施設往診にも同行。介護老人ホームなどを訪問し、薬が正しく飲めているか、問題は出ていないかを確認して指導したり、健康チェックを行い医師の処方設計に役立つ情報提供などを行いました。
 多職種と協働し、患者さんを取り巻く状況を深く知るにつれ、ポリファーマシーなど深刻な実態が見えてくるようになりました。例えば、「胃もたれがする」という訴えがあれば、胃薬を追加するというような単純な対処から、薬効を確保した上で、できるだけ副作用を軽減できるように薬を変更できないか、少しでも飲みやすいように種類や服薬回数を減らすことができないかと考え、医師に処方提案をするようになったのです。
 何もかも初めてのことばかりでしたが、非常に風通しがよく、先輩方に何でも相談できる雰囲気の中で、幅広い業務に携わることができ、薬局薬剤師としての基礎を築くことができました。

学んできた知識をフル活用し
健康づくりに貢献

 2年目からは訪問施設数も増え、新たな病院医師・看護師ともチームを組むことになりました。最初は処方箋を渡されるだけで、薬の相談を受けることは少なかったので、まずは患者さんを直接見ている介護スタッフに寄り添うことが大切と考え、積極的に会話して薬に関する悩みを吸い上げ、改善を提案しました。チームの一員として少しずつ信頼を得られるようになってきました。
 施設訪問や外来の服薬指導を通じて、専門的なことをわかりやすく伝えることの重要さを改めて痛感。相手の話すペースに合わせたり、相手が理解できたかを確認したり、「心理カウンセラー研修」で学んだことを実践で活かし、コミュニケーションスキルの向上に努めてきました。
 また当社では、「健康フェア」という相談会を多く開催しています。骨密度や脳年齢、体脂肪などを測定し、運動、食生活の改善や早期受診につなげるためのものです。服薬指導にとどまらず、運動や栄養など幅広い知識が必要になります。知識を広げるよい機会になり、また地域の皆さんの健康づくりに役立つことができ、モチベーションも上がりました。

患者さんに寄り添い
医師に情報提供できる存在へ

 3年目には薬局長兼管理薬剤師として調剤専門店舗である彦根市立病院前店に着任。これまでは、自分が先頭を切って業務を改善していくスタイルだったのですが、店舗をまとめる立場になって、一人でできることには限界があると実感。周囲と歩調を合わせ、チーム一丸となって物事を進めることで、患者さんにとっても働く社員にとってもより大きな成果を出すことができることを身をもって知りました。
 また、4年目からは個々の患者さんからの声に応え居宅訪問も開始。看護師や介護スタッフと連携しながら、きちんと薬を飲んでもらえるように、管理しやすい方法を考えたり、介護スタッフからの悩みを薬学的に解決できる方法を探ったり…。アドヒアランス向上に寄与できるよう、さまざまな角度からアプローチしています。
 「まずはキリン堂の薬剤師に相談してみよう」という患者さんにとって身近で、かつ医師が必要とする患者情報をしっかりと提供し、補完できる存在になっていきたいと思います。

TO MY FUTURE

Myタイムカプセル

5・10年後の私

処方箋がなくても気軽に相談でき、地域に貢献する薬剤師を目指しています。そしてそういう仲間や後輩を増やしていけるような、影響力を持つ人になっていければと思います。

新人時代の失敗

継続的な研修や同期と悩みを共有することで成長できた

健康に関心がない人にどうしたら聞いてもらえるのかと悩み、また「説明がくどい」と患者さんから言われたこともあり、服薬指導するのが不安になった時期がありました。「心理カウンセラー研修」で相手のペースに合わせて傾聴する姿勢を学んだことや、たくさんの同期と悩みを共有する中で、頑張ろうという気持ちになれました。

私流自分の磨き方

喜んだり、驚いたりしてもらえる情報を常日頃から収集

「すでに知っていること」「調べればわかること」では、喜んだり、驚いたりしてもらえません。例えばカルシウム摂取を促す場合にも、「牛乳が嫌いな人の場合」など、マニュアルにはない情報に関しては、自分自身の引き出しを増やせるよう、常日頃からアンテナを高く張り、情報収集を行うようにしています。

これが成功の分岐点

施設と病院の架け橋として
積極的に改善策を提案

施設を訪問する際には、施設側の看護師や介護スタッフと積極的にコミュニケーションをとり、患者さんを取り巻く状況の把握に努め、病院側の医師や看護師に改善提案をするようにしていました。両者の架け橋として認められ、「この薬剤師さんなら信頼できると思った」と当時の施設看護師に言われたことは、とてもうれしかったです。

オフタイム

普段はジムで汗を流してリフレッシュしたり、時にはプールで10km完泳に挑戦したりしています。
会社の同期や後輩、大学時代の友人と居酒屋などで長時間話し込むのも好きで、いつも「そういう考え方もあるのか」といろいろと刺激をもらっています。
また、社内の同期や先輩・後輩とラーメン巡りをするのも大好きです!

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