様々なキャリア~目標とする働き方~

一宮市立市民病院

業種・職種 病院
2019年取材記事
安心・安全な医療の提供を目指し 院内ルール整備や病院の枠を超えた連携を推進。
私のCAREER 薬剤局 主査
キャリアの軌跡と今後

明確なビジョンのもと 業務に邁進し、成長できる

 大学院で臨床薬学を専攻していたため、半年間にわたって一宮市立市民病院で実習をする機会がありました。その際に、薬剤局が掲げるビジョンやこれから進むべき方向性を皆が共有し、個々の薬剤師が己のすべきことに打ち込む姿が印象的でした。上司の人柄や風通しのよい職場環境にも惹かれ、入職を決めました。  まず1年目は、調剤、注射調剤、抗がん剤調製、院内製剤など、薬剤局のセントラル業務を基本から徹底して学ぶことからスタート。1年目後半には、先輩について各病棟での研修も始まり、患者さんに服薬指導をすることで、調剤業務の理解がさらに深まりました。  当院の特徴の一つとして、各病棟での薬剤業務をチーム制で実施。1チーム当たり4~8病棟を9~12名の薬剤師を配置して、持参薬の確認から服薬指導はもちろん、病棟での注射薬の調製、病棟薬品の管理、医師・看護師など医療スタッフへの情報提供、多職種で構成されるチームでの検討会などを行っています。  私の場合、2年目から5年目にかけて、神経内科、循環器科、小児科、整形外科、眼科での病棟業務を担当。若手薬剤師とベテラン薬剤師とがチームとして情報を共有し、ともに業務に当たる中で、ジェネラリストとしての経験値を高めていきました。

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2019年取材記事
手術室での薬剤師業務の確立により、 より安全・良質な医療の提供を目指したい。
私のCAREER 薬剤局 科長補佐
資格取得

手術室での薬剤師業務の 確立を目指して

 周術期管理チーム薬剤師の資格制度ができたのは、2016年と新しいものですが、当院ではそれより5年遡る、2011年から手術室に薬剤師を配置し、薬品管理や術後疼痛コントロールに使用するPCAポンプ薬剤調製などを開始していました。  当時、私は中堅と言われる年代に差し掛かったこともあり、薬剤局の業務拡張に率先して取り組んでいこうという思いが強く、また大学院で有機化学における新規化合物の合成研究を行っていた経験も生かせると、手術室における薬剤師業務の立ち上げを担当することになりました。手術室は言うなれば究極のチーム医療現場です。一人の患者さんのために、多職種が連携し、それぞれの役割を完璧に果たすことが求められます。互いの仕事を見ながら、必要に応じて確認したり、相談したりしながら、より安全な医療の提供に力を注ぐ中で、一体感も自ずと高まります。  最初は半日勤務から始まったのですが、2014年からは1日へと常駐時間が拡大したことに伴い、医師からの要望の高かった術中に使用する麻酔薬調製や、麻薬の返納処理も行うよりになりました。まさに“なくてはならない存在”として他職種からの信頼も高まり、手術室での薬剤師業務の確立につなげることができたと自負しています。

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